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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
真冬〔受〕は入院している祖父の代わりとなって執事としてクラウス〔攻〕にお使えしてますが、まだ慣れない事もあって失敗も多いけどクラウス様の為に頑張って尾使えするぞーっていう健気頑張るタイプで可愛いです。
この真冬が実は吸血鬼にとってはたまらない「フェロモンブラッド」と呼ばれる特殊な血の持ち主で、それは特に20歳の時に威力を発するので、クラウスは実は他の吸血鬼から彼を保護してもいます。
しかしクラウス自身が真冬のフェロモンブラッドの威力に負けてしまい、無意識に彼の寝室へと行って真冬を抱いてしまう。
真冬に手を出すまいと友人の力を借りて、それでも真冬の所へ行こうとしちゃうクラウスが深刻なんだけどちょっと可愛い。
吸血鬼モノではあるんだけど、ご主人様と健気に仕える若い執事って面も大きくて真冬のクラウス様大好きっぷりもCJさんの挿絵も相まって可愛かったです。
ただ話はもちょっと整理出来た様な気もするなあ、ヴァンパイヤ同士の関係もちょっとすっきり出来たと思う。
まあこの作品は「ヴァンパイアの花嫁」のスピンオフだそうなので、そちらと合わせて読むと印象も変わるのかもしれません