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mitsuryousha
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
1900年代初頭の英国らしき国、
社交界を賑わせる美貌の作家シェヴィーには、
悲劇的な生い立ちと、不義の息子があった。
のちに彼には、息子と実弟に犯される運命が待っていて…。
なんとまあ、ショッキングな展開!
昨今の規制が叫ばれるBL業界では、
ちょっと見られないようなハードな近親ネタです。
まるで「風と木の詩」のオーギュストよろしく、
息子と関係を持ってしまうわけですが…。
この不条理物語、どうせならオーギュストと同じくらい、
葛藤してほしかったな…。
ただ流され、身を委ねるのでは、あまりにもったいない。
名香氏のイラストも綺麗でシニカル!
長い時間の中で、シェヴィーだけが年を取らない。
絵が少女漫画めいているだけに、
不気味ですらあります。
ミルクティー猫
>>匿名さん
ごめんなさい、本当に言葉足らずでしたね。
おおまかなストーリーはこうです。
シェヴィーの(10歳のときの)不義の息子アランは、
「弟エリックには手を出さない」という条件で、
シェヴィーを凌辱します。
(お互いに、父子という関係を知りながら!)
それからはサディスティックな貴族ヘンリー卿もまじえて、
夜ごと繰り広げられる、饗宴の日々…。
ある日、エリックはアランに騙され、女性と間違えて、
実兄シェヴィーを抱いてしまいます。
事実に慄いたエリックは、ついに兄の元を去ります。
4年後、兄への恋心を自覚したエリックは戻って来て、
それからは3人で隠微な饗宴が始まるのでした。
悪魔的なアランが、とても禍々しい!
絵に描いたような背徳的な(不条理な?)お話です。
正直、近親モノの限界に挑戦しているような気もしますが…。
これがまた、良くも悪くも、絵に合ってるんですねぇ。