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koyoi kumo no ue no kitchen de
攻がね、天の邪鬼でヘタレなんです。見た目は全然ヘタレてなくて、むしろデキル男! そのギャップがね~~、とっても可愛い。
そして、受も毒舌なんだけど、本当は優しい子なのよ~~~。
視点が、交互に変わるので読者は受攻どちらの感情も読み取れて、どうなっていくのかドキドキしながら読みます。
昼間、お互いが誰だか認識している時は、剣呑な態度の二人。しかし、夜の逢瀬では攻は受を誰だか認識しておらず、素直にそのヘタレっぷりをさらします。
いや~~~、萌えた。
少女漫画的なときめきがあるし、攻も受けもいい男だし、たまりませんでした。ギャップ萌えってのも、いいものですね~~。
【カップリング】超セレブ青年実業家×美貌のギャルソン
挿絵は、紺野けい子先生が描かれていて
ひと目ぼれして購入しましたv
隠れ家的なカフェでマネージャー兼ギャルソンをしている
新は、店内で酔っ払いのトラブルに遭ったところを
超セレブ青年実業家に眞宮助けてもらう。
お互い好印象だったのにもかかわらず
新は、オトコ殺しの異名を持つ笑顔とは裏腹に超毒舌w
眞宮は、好きな子の前では天邪鬼に振舞ってしまう難儀な性格w
ひょんなことから、匿名で眞宮に手作り弁当を届ける依頼を受ける。
毎日、毎日、品を変え、趣向を凝らし眞宮に弁当を届ける新。
匿名で眞宮を餌付けし後で正体をバラして冷やかすつもりが
どんどん眞宮に惹かれていくのっ!
眞宮は、顔の見えない弁当の作り手に、天邪鬼は出さすに
当の本人とは知らずに美貌のギャルソンへの気持ちを愚痴ったりw
そして眞宮をだましている新は、どんどん自己嫌悪に・・・
だーっ!たまりませんっ!!
だってこの人ら、真っ暗にしたキッチンの隅っこで
お手手にぎにぎしながら
筆談してるんですよw
新は、匿名だし声も出さないし
眞宮は、それだから天邪鬼を出さずに素直になれるわけです。
かっこいいセレブ社長も、美貌のギャルソンも
いっぱい鎧つけて生活してて、それが少しずつはがれていくんですよv
すんごいおもしろかったー。
リッチでおしゃれで、かわいい大人の恋のお話。
と、終始悶えながら読みました。
ひちわゆかさんは「昼となく夜となく」だけ読んだことがあって、
ちょっと不思議でシリアスな話を描く方なのかな?と思ってたのですが。
あれとはまた全然印象の違う、ほのぼのとした丁寧なラブコメです。
楽しくて幸せな話が読みたいなーっていう方にとってもオススメ。
攻・受とも、外見と中身に大いにギャップがあるタイプ。
どんなギャップかは読みながらじわじわ明かされていくのが楽しいので、
ぜひ読んで確かめてみてください。
特に眞宮さんの中身は色々と共感もできて、読んでて思わず顔が緩んでしまう。
新もいちいち予想外の発想・発言をしてくれて、思わず噴き出す場面も。
そんな色んな意味でねじれている二人ですが、
彼らをよく理解している脇役が程よくサポートしてるのがまたいい。
クセモノの多岐川さん、いい味出してるカフェスタッフ、気持ちの良い女友達。四代目。
蛇足なキャラはなく、それぞれが地味にさりげなく役目を果たしてます。
文章も非常に読みやすく感情移入しやすく、冒頭から無理なくお話に入り込めて、
すっごく好みでした。どうして今まで読まなかったんだろう!
設定が多少無茶でも、その設定の中で
リアリティのある心理描写を丁寧にしてらっしゃるので、違和感無く読めます。
誤解や思い込みモノって、
「その思い込みは卑屈すぎないか?無理がないか?」とか
「はいはいそれで誤解が解けてハッピーエンドなんでしょ」みたいなのが多いですが、
このお話の誤解はなんとも可愛らしく、ちょっとコミカル。でも無理がない。
Nを多岐川さんのイイヒトだと推測する辺りとか、笑っちゃうけどあり得そうなのがいい。
読んでる間はニヤニヤはらはら、読後感は気持ちよくほっこり。
不器用な大人達のラブコメ、文句なしにかわいかった。
*****
ちなみに新装版の書き下ろしは、
付き合って三ヶ月目のちょっとしたすれ違いエピソード+その前段階の裏話がちょこっと。
ページ数は多くないですが、二段組みで意外とボリュームあります。
日常のささやかなお話ですが、読み終わってしみじみと幸せな気分になりました。
アドバイスはしても答えは与えない多岐川さんとか、
タケルに関するのオチの付け方とか、ツボをおさえてるなあ、と地味に感動。
そして相変わらず、出てくるゴハンがめちゃくちゃ美味しそうです。
転げるほどにおもしろかった!
ビブロス時代に発行されたものの新装版だが、読んだのがずいぶん前のせいか、話の展開はわかっていたが新作を読んだみたいに楽しめた。
カフェの雇われマネージャーである受は、オトコ殺しの笑顔の持ち主。文中には、カスタード入りのシュークリームと思ったら芥子入りだった、という比喩が使われているくらいの毒舌ぶり。
一方の攻も好きな相手に対してだけは天の邪鬼な発言が飛び出して嫌われてきた男前。
まさに割れ鍋に綴じ蓋といったカンジだ。
互いに性格に一癖あるせいか、ちっとも2人がくっつかない(笑)
そこに助け船にはいってくれるのが、攻の教育係で今はご意見番として側にいる多岐川老人。
彼が間にはいって画策する場面は、視点が攻と受両方を行き来するせいか、読んでいる側が悪戯を仕掛けているようなワクワク感があった。
暗やみで2人が心を通じ合わせるシーンは、そんなことありえねーと思わなくもなかったが、勢いでぐいぐい読めた。
書き下ろしは2話(たぶん?)
2段書きで、字も小さく読み応えはグー(笑)
つきあい始めた後の2人で、毒舌家ゆえに嫌われたかもとハラハラする受がかわいかった。
男前天の邪鬼ヘタレ社長×オトコ殺し毒舌家カフェマネージャー。意地っ張り同士の恋です。外見だけならお互いに一目惚れなのに、侮辱し、毒舌で応酬し、さらに蟻地獄。が、正体を隠して食事を用意するうちにその素直さにだんだん惹かれてしまう。でも攻のほうは相手が同一人物と気付いてないんだよ~。暗闇の中で、手の平に書いた文字だけで会話をする。しっとりとした二人きりの空間。逢瀬を重ねるうちに、顔も見えない相手を好きになる。ラブロマンス! 溜息が出るような素敵な話でした。いや、最初に読んだときはそれほど思わなかったのだけど、自分が好きになった相手に好きになってもらえるというのは奇跡のような確率なんだな、と。あと、ひちわさんのお話は食べ物がおいしそうなのです。食欲と性欲は比例するとは言いませんが、喜んで食べている姿は健康的ですね。ごちそうさまでした。
まるで映画のよう。登場するいろいろなシーンが目に浮かびます。
舞台は小さなカフェ「ルフージュ」。
店長の新が、店の2階テラスより眺める煙突みたいな高層ビル。
その高層ビルの最上階、実業家である眞宮の部屋の夜景。
暗がりでの目測誤ってのキス。冬の公園のベンチ。届けられるランチのかご …
魅惑のスマイルで惑わせるも、毒舌でバッサリ斬り込む新。美人でモテるのに、身持ちが堅く、毒舌ゆえに最後まで恋が続かないのがコンプレックス。
かたや、好みの相手にかぎって、心と逆の態度をとってしまう天の邪鬼の眞宮。青年実業家という派手な肩書きとはうらはらに、高所恐怖症、ワインよりは芋焼酎、オペラよりは落語という庶民派。
そんな彼らですが、一生懸命に仕事ばかりしてきたら、気がついたら、あら、ひとりぼっち。
この先の恋愛にも期待出来ず、冷蔵庫のプリンを食べた食べないでケンカする相手もできないまま、このままひとりなんじゃないか?
そんなふうに、どこか恋愛を諦めちゃっていたようなふたりが、恋に落ちて、さぁ大変。もう、どうしていいものやら、右往左往。
社会的にはランク上位なはずなのに、じつはどこか”残念”な彼ら。そんな大人が、口喧嘩をしながら大人げない恋愛をする…それが最大の萌えポイント!
ふたりのポンポンとやり合う会話もこぎみよく、その一方、暗闇での逢瀬では、スローでじっくりしたやりとり。
そこで、相手が新とは知らない眞宮は、素直な気持ちをポロリと口にし、新も正直な気持ちで答えていくわけです。その対比がいい演出となっています。
仕事への姿勢や、周りに対しての接し方、ほどよい生活感。そういった落ち着いた描写があるのも、30代が登場のBLならでは。キラッキラのセレブリティは、もういらないんですわ。
欲しかったのは、この『ちょっとの現実味とロマンチック』のさじ加減。
名脇役の多岐川さんも、大活躍(この多岐川さんは、BL三大爺やのひとりに決定!)。その人生の大先輩からのこの言葉、このお話はこの台詞につきますね。
「恋に落ちるときというものは、あらがいがたく真っ逆様に落ちていくものです。」
底無しの穴に落ちた彼らのジタバタを、ぜひお楽しみあれ。
かなり久々に読み返しましたが
展開も結末も知っているのにドキドキしました!!
社長でどこにも隙が無いようで皮肉屋の眞宮と
辛子入りシュークリームと揶揄される毒舌家、
カフェのマネージャー新(あらた)のラブストーリーです。
お互い一目惚れみたいなものなのに、
ちょっとした行き違いや勘違いでどんどん溝が深まってしまう
すれ違いラブの典型といえばそうなんですが
とにかくキャラの特徴がいとしくなっちゃいます!
眞宮は、完璧に見えて実は高い所が苦手だし、
ちっとも豪勢なビルの最上階に住みたいわけではない、
甘いものも実は好きなのに体裁を取り繕ったり…。
新は、営業スマイルが天下一品で
ノンケすら落としてしまいそうな威力がありますが
中身はサバサバしていて言いにくい事もズバッと言ってのけ、
そのせいで過去の恋愛もダメになってしまった男なのですw
でも情に厚く、眞宮の秘書・多岐川の話にうっかりノッてしまい
忙しいのに眞宮のランチを作る事を了承してしまうのです。
素性は明かさず。
最初は、新がいけすかない眞宮をぎゃふんと言わせたい気持ちもあったのに
意外な面を知っていくにつれ、そうとは別の感情が…。
この、顔を合わせればお互い良い気なんてしないのに、
近づいてくる心の距離が愛しいわけなんです!!
誰がご飯を作ってくれているのかどうしても知りたい眞宮が
自分の部屋の暗いキッチンで会う事を望み、
詳しいことは何一つわからないのに惹かれるのを止められない。
顔を合わせないからか、胃袋を掴まれたからか、
正体を隠したままの“N”の前では素直に悩み事も打ち明けてしまう眞宮が
可愛かったなぁ…。
そういう素を知っていて、カフェではそれとない態度の新が小憎たらしいw
いくら明かりが無いからと言って、
キスまでしたらわかっちゃうんじゃないか!?というツッコミは置いといてw
眞宮も新も、身近な人達に愛されている様子が微笑ましかったですし
なんといっても、印象が悪い二人が想い合うのが大好き!!
どちらもゲイなので、そんなに難しいことじゃないかもですが
新がまさかのバ……なのが驚きでした!!w
もしこれからお読みになる方がいらっしゃいましたら
全力で新装版をおススメ致します!!
書き下ろしのSSも楽しくて、最後まで満足させてもらえるはず!
はぁ…いい年した大人が恋愛でもだもだするのがとても愛おしい!!
神寄りの萌×2です!!
高評価だけあって面白かったです。
受けは美人でモテモテだけど未経験のウブな青年。これはよくわかった。
一方、攻めは御曹司だけど寂しくて人付き合いが下手、でもHのテクニックは○で助成の扱いもお手の物。この攻めのキャラが今一納得できなかった。
ストーリーは、初対面ではうまくいかずお互い意地ばかりはっているのですが、主に老執事の暗躍で、受けが身を隠してお昼を毎日健気に作ってあげるとか、明かりを落とした中での語らいなど、次第に心を通わせるというもの。
色々工夫がしてあって面白いのですが、夜景を見たいからといって、誰かも分からない人を明かりを落とした自宅で好きにさせるかな、というところがひっかかりました。
ベッドで別人になるのもお約束ですが、他が全て完璧といってもいいのに、受けの前でだけ思ってもいないような憎まれ口をきいてしまう、という攻めのちぐはぐさもちょっと気になった。まさお三月さんのコミックによく登場する変な人を彷彿とさせます。
お互いに一目惚れしておきながら、顔を合わせればそれを言っちゃおしまいよ的な事を言ってしまう二人です。
受けの新がマネージャーをやっている小さなカフェで攻めの後輩が無礼を働いてしまった際、その場をとりなした攻めの眞宮。
その立ち振る舞いは非常にスマートだったのに、弁償を申し出た際の言い方が上から目線&嫌味な金持ち風情を漂わせたものだったので、新の中で眞宮の印象は最低最悪になってしまいます。
実は眞宮は、御曹司で仕事もできる精悍な男なんだけど、好きなタイプにはついつい心にも思っていないような事を口走ってしまうという厄介な天邪鬼タイプ。
対する新は「辛子入りシュークリーム」と言われているキャラで、甘く蕩けるような笑顔を見せて相手が油断したところでハバネロ級の毒舌をぶち込んでくるようなタイプなんです。
後日、眞宮と再会した際に極上の笑顔を見せつつも「あなたのことを思い出すだけで不愉快で吐き気を催す」と面と向かって言っちゃうような人でして、いくら毒舌といっても、これはない……と正直引いたのだけど。
(後日、受け自身も反省してちゃんと謝罪してるし、毒舌だけど心根は優しい青年なので悪印象にはならないはず。)
多分攻め受けだけだったら永遠にくっつかなかったと思うのだけど、ちゃんとキューピッド役がいます。
眞宮の私設秘書である多岐川という爺がおりまして、彼のナイスサポートのおかげで二人が接点を持つようになります。
幼い頃から、眞宮の好きになる相手が同性だという事を知っている多岐川。
せっかく雑誌の記事で見知った美青年(受け)を目当てに店に行ったのに、坊っちゃまときたら好印象を残すどころか、喧嘩を売ったような言い草をする始末。
そんな眞宮に対して「……実に、実に嘆かわしい」と苦言を呈する事ができる存在です。
眞宮もかつての教育係であった多岐川には頭が上がりません。
そして多岐川の計らいで、新は眞宮に正体を隠して毎日食事を届けることになります。
「絶対に正体を明かさない」ことを条件に引き受けた新は、顔も見えないような暗闇のキッチンで、うっかり遭遇してしまった眞宮の話を聞いたりしているうちに、嫌なやつだと思っていた彼の意外な一面を知っていくようになります。
そして彼の悩みに対して手の平に筆談でアドバイスをするのですが、普段の毒舌は鳴りを潜め何故か素直な気持ちになれる新……。
私は眞宮のキャラが好きでした。
上から下まで隙のない格好で決めており、住んでいるところは47階の億ションなんだけど、それはあくまでトップとしてふさわしいものをとお膳立てされた舞台と服装で成功者として振舞っているだけで、休日はジャージだし高所恐怖症ぎみだから自分の住まいが怖くて仕方ない。
セレブマンションで決め決めの暮らしなんかどーでも良くて、本当はプリン食べた食べないというたわいない喧嘩ができるような心許せる相手が欲しい……と思ってるところがかわいいなと。
恋人同士になってからも、ついうっかり「実に実に嘆かわしい」言い方をしてしまい新を怒らせてしまう眞宮だけど、それでも一生懸命、正直に気持ちを伝える努力をしていたり、新がどうやったら喜んでくれるか必死で考えてるところがかわいい。
そしてそんな彼に新も感化されていく着地点が描かれた「春風の頃に」も良かったし、新への誕生日プレゼントに悩む眞宮の姿が描かれた多岐川視点の「春風・前夜」はコミカルで、眞宮が考え抜いた誕生日プレゼントリストの内容には思わず吹きます。
株とか…金の延べ棒って……
弥七
あわわ……。私が読んだのは、ビブロス版なんです。新装版が見つからなくて、古本屋で入手したので。でも、ビブロス倒産したし、新装版のほうに感想を書いた方がいいかなーと思ったんですが……。今日、新装版を見つけ、かなりブルブルしました。買おうか買わまいか! 書き下ろしとかなんとか書いてありましたよね。それがどの程度の量なのか、中身が分からなかったので結局買わず、「六本木心中」と「12時の鐘が鳴る前に」を買ってきましたよ。
ひちわさんの作品って、ビブロスで書かれたのが多いんですね。全てが新装版で出ているわけでもないようですし、なかなか書店では見かけず、残念です。
むつこ
キター!!
くふふ、弥七さん、ひちわゆかさんの描くヘタレ攻めファンへの道を、一歩また一歩と歩んじゃってますねw
「俺様なのに、実はドヘタレ」って、ある意味「最初からヘタレ、普段からヘタレ」よりも気の毒ですよね。可哀想なんだけど、おもしろくて萌えますw
あー私も読み返したくなっちゃったなァ。
私じつはこれ、新装版は持ってないんですよ。
ひちわゆかさんは新装にあたって大幅に書き直しされることがあるから、たいてい両方持ってるんですが、これはまだ旧版のみしか入手してなくて。
買わなきゃだ☆
レビューされてるみなさまが、ことごとく巻末の新装版書き下ろし短編?に触れてないので、逆に気になってきましたw