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俺のものになれよ
yubisaki de tadoru koi
キュンキュンしまくったよー!!
私的殿堂入り作家さんです、義月粧子さん。
まだそんなにたくさん読んでないけど、振り返ってみるとやたらと神率の高い作家さんになってます。
私好みなのだ。
この作品は、義月さん初心者にオススメです。
なぜなら攻めが浮気者じゃない、俺様でもない。
これは珍しいことですよ~w
リーマンものなんですが、なにより重要な点として、「仕事と恋の両方のバランスが良い」って点を挙げておきます。両者のさじ加減が抜群で、しかも噛み合ってるのだ。お仕事をしっかりしてても、恋愛と上手く絡んでこない作品もあるんですが、この作品はそのあたりの噛み合わせが絶妙なんです。
攻めは外科医。受けはリーマン。
冒頭はセフレでしかない二人です。受けには他に想い人(ノンケの妻子持ち)がいて、割りきった関係でつきあっている。
受けがニブチンです。その鈍さの方向性が大好きでした。
終始受けの視点からの物語なんですが、実は受けに恋してる攻めの切なさや苦しさがひしひしと伝わってくる構成になってます。天然の小悪魔としか言い様のない受けの言動に振り回されて一喜一憂して。
馬鹿受けめ~!とは思っても、受けをウザいとはまったく思えません。受けは受けなりに一生懸命なので。
後輩、胸がえぐられそうなほど切なくなり、キュンキュンしまくりでした。
萌えたー!!
ちょい役の弁護士も好きだったな。
この弁護士もきっと、昔受けにひそかに傷つけられてたんだろうなw、なんて思いました。
脳外科医×新薬会社の社員という、ややお仕事モードの入ったお話ですが、二人は最初からセフレという関係です。
表紙からしてややベタな…という雰囲気なのですが、葛城の鈍さがツボに入って楽しめた一冊でした。
正直に書くと、特筆すべきストーリーはないような王道作品だと思います。
新鮮味はないけど、安定したBLという感じ。なので、カップリングが好みかどうかがそのまま好き嫌いに繋がりそうです。
東海は若くしてイケメンで実力のある外科医。一方葛城も周りが見惚れる美人というまさにベタな…
クールな東海ですが、東海のほうが本気で、葛城のほうはなんとも思っていないという感じが良かったです。
葛城が恋を自覚していく過程が可愛らしいというか、東海がクールなのに葛城に対してだけ本気なのが良いというか。
どう書いてもベタベタな、という感じですが、王道系でクール攻めすぎな方にオススメです。
絵が余り好みでないので、つい避けておりましたが、むつこさんのレビューで読むことを決心。
本当によかったですよー!!
何がよかったかって、仕事をする者同士、色々苦労はあるもののキッチリと仕事はしていて、ミラクルなストーリー展開もなくて、着実に主人公達が歩んでいく姿ですよね。
要は堅実な話の作りなのですが、主人公達の気持ちが痛いほどにストレートに自分の中に入って、訴えかける、現実感を伴った恋愛というところが何よりいいのです。
葛城には、想っているノンケのしかも妻子持ちの男性がいるので、医師の東海とはセフレの付き合い。
いつもおいしい食事と気持ち良いSEXを提供してくれるので、居心地は悪くないようです。
でも、東海がそんな居心地の良さを提供するのも葛城に気持ちがあるからと気が付かない葛城は鈍感。
東海はモテるからと勝手に決め付け、好きな男のことも平気で口にするし、業を煮やした東海に「もう会わない」と言われ、結婚話が出ていると聞いて、初めて気になりだす、もう、本当におバカさん!
でも、そういうものですよね、
そうことってありますよね。
とか、勝手に自分と主人公達を同化して見ている自分にあきれてみたり・・・
でも、それだけ内容に入り込める作品です。
恋愛だけじゃなくって、仕事だって本当に一生懸命取り組んでこなしているんです。
相手に依存するんではなくて、きちんと自立している男たち。
これがあるからリーマンものは、いいのですよね。
軽くですが医療現場の現実とか、医療裁判についても触れる内容になっているのが社会派な部分も与えて読み応えをまします。
むつこさま
わーい!むつこさんからコメを頂いて滅茶苦茶感激です♪
義月さんの本、私も好きなんですよ。
意識しないで購入していたら、手元に結構あったという。
お話もしっかりして、しかもエロが充実しているのがイイ。
この作品は、絵が藤井さんという自分の好みでない絵師さんだったのでつい敬遠してしまっていたのですが、やはり、作家買いしよう!
と、今回思いましたよ。
リーマンものは、仕事もしっかり、エロもがっつりということで・・・
この登場人物達、本当に真剣に仕事してましたもんね。
同じ共感を得られて、嬉しいです。
むつこさん、ありがとうございました!!
うううめっちゃ嬉しいです。
義月さんの小説は、万人にオススメできないのがわかってて、それでも個人的にすごーく好きなんですよ。
でもこの作品は他の義月小説に比べたら甘いほうで、「これなら大丈夫だ!みんなにオススメできる!」と思ってたので、妙に嬉しい。
>>何がよかったかって、仕事をする者同士、色々苦労はあるもののキッチリと仕事はしていて、ミラクルなストーリー展開もなくて、着実に主人公達が歩んでいく姿
>>相手に依存するんではなくて、きちんと自立している男たち。
これがあるからリーマンものは、いいのですよね。
このあたり、超同感です。
お仕事は重要なポイントですよねー。
帯『俺のものになれよ』
個人的にはちょっと表紙絵で損してる気がします。
正直藤井さんの挿絵ってそんな好みじゃなくて、あえて言えば所謂トンチキ系やアホエロ系なライトな作品なら有りかもだけど、こういう作品のカラーには合わないと思うんですよね。
義月さん作品によく出てくる身勝手な攻じゃないし、主な登場人物には悪人も居ない(姉のストーカーは別として)ので、ムッキーとなる事もなくある意味安心して読めます。
外科医の東海[攻]と製薬会社員葛城[受]は割り切ったセフレ関係で、セックスも上手く美味しい食事にも連れて行ってくれる東海はセフレとしては理想的な相手。
葛城の本命は妻子持ちの温厚な医師。
最初から叶わないと知っていてそれでも見守るだけで良くてそれ以上は求めないという控え目な葛城の恋。
それを知っていてセフレ関係を続ける東海。
ホテルでの密会が東海のマンションになり、微妙に2人の関係は変わって行くんですが葛城はちと鈍いので東海の気持ちには気付かないのですな。
そしてそれに耐えきれなくなった東海に別れを切り出され、離れて始めて自分の気持ちに気付く。
セフレから始まり、時間をかけて恋人同士になる、そんな恋。
病院が舞台な事もあって、製薬会社との関係等や医療ミス問題もそれらしく書かれていてそれが物語の厚みへと繋がってます。
腕の良いイケメン外科医 東海(攻)と、製薬会社勤務 葛城 のお話。
お互い体だけと割り切った関係。東海は葛城の事が好きだけど、葛城には想い人がいる為、気持ちを伝える事が出来ません。
葛城も葛城だよ! とっくに東海を好きになってる自分に気付かないなんて。一緒にいる時間で愛が育まれるのよっ!情から生まれる愛だってあると思う。
じれったいです。
でも、この『じれったさ』が大人の恋って感じで良い! !