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心に飢えた狼を飼っている。
そんな、ボクシングにかける男のお話。
かなり古い作品なんだけど、実に昭和臭くて、読んでいて非常に楽しい。
主人公の手塚明良は、引退して既に10年以上も経っている元ボクサーで、年齢こそ30過ぎているけど、年齢だけじゃオヤジと呼べない。
引退しても、ボクシングから離れきれずにストイックにトレーニングを続けていて、あるトラウマから心の一部は封印されて、そのまま止まった時の中に生きている。
で、この明良が、無自覚に男を惹きつける天然魔性の受け!
それを、山田ユギさんの絵で描かれている!
台詞回しや地の文のテンポも、前世紀感バリバリで、このクサさがたまらない。
BL読み始めた頃のパッションが蘇るようで、読んでいてわくわく楽しかったわ。
昭和を生きてきた方にお奨めです。
年下攻め、おやじ受け、ボクシングネタということで、私の好きなジャンルでしたので、お取り寄せしてみました。
攻めはなんと15才です!!受けは32才。おやじとしては弱冠、年齢が若めかなと思うけど、年齢差が倍以上あるのでよし。
元ボクサーで、今は弱小ジムトレーナーをしている明良は、己の中にある狼に似た闘争心と同じ属性の耀司に出会う。女のところを渡り歩いてその日暮らしの耀司。一度は、耀司から関心を背けようとした明良だが、己の本能のままに耀司を探さずにはいられなくなった。
こうして、また再開し、プロボクサーの道を歩んでいく二人なわけですが、障害も多く萌えます。
明良は、おやじなのに、どんだけフェロモン振りまいているんだってくらい男にモテて、そのたびに耀司は嫉妬の嵐。耀司も最初は、自分本位で生きている感があったんですが、明良に出会ってからは、ほんとに一途になっちゃって、そのギャップがすごい。
Hも結構、濃厚ですよ。やっぱり年下攻めっていいなー。欲望に忠実で、すごいがんばってる感じがなんかいい。
最初はちょっと読みずらいと思う人もいるかもしれませんが、ボクシングがそんなに好きじゃない人でも、ハマれると思います。
2巻もあるので、これからがんばって読みますね☆