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番を囲い込む究極の独占愛
dekiai alpha no kampeki naru suzukuri

教団により神の代弁者として仕立てられ、幼少期に薬で五感を鈍らされた受け。第二王子である攻めはその事実を知り、教団を追い詰めていく展開は読み応えがあり、筆力の高さを感じます。一方で、五感の不自由さゆえ常に庇護され続ける構図は、救済であると同時に囲い込みにも見えます。物語の構造そのものが庇護を完成させており、その徹底ぶりには強いフェティッシュを感じます。攻めの周囲のキャラクター達がツッコミを入れることで、辛うじてバランスを保っています。
受けが自ら主体を取り戻す展開はまだ描かれず、次巻以降、五感の回復がゴールになる予感もあります。徹底した溺愛にカタルシスを見いだせるかで、評価が分かれる一作だと思いました。このまま完璧な共依存へ突き進むのか、気になる反面、次巻を読むかは少し迷うところです。
改めて見直したら、文庫の帯に「番を囲い込む究極の独占愛」って書いてありました…以後、気を付けます。
タイトルとお表紙絵からは想像出来ないリヒトの壮絶な半生。ユーリ様と出会ったことによって動き始めた運命の歯車。それはきっとユーリ様にとっても同じではないのかな。出会った瞬間から始まった溺愛の物語。至れり尽くせり、己の愛の全てを注ぎ、何もかも全てリヒトのために。重過ぎる愛なのですがそこがすごくいい。ほんの少しずつ成長していくリヒトに切なく思いながらも見守りたいという気持ちにさせられました。一つ一つの仕草やちょっとした一言、小さな表情の変化、どれをとっても全部可愛いリヒト。慈しみの愛が生まれていくようでした。ユーリ様と出会う前のリヒトの生活も明らかになるのですが不憫でたまらない。そして作中で登場するとある手紙に泣かされました。丁寧で繊細な心理描写が素晴らしい。だからこそより感情移入して心を揺さぶられました。続編、ぜひ!
今回は第三王子と瀕死の捨て子のお話です。
王命で向かった他国で見つけた受様を
攻様が全力で幸せにしようと顛末を収録。
この世界では
男女の性の他に3つのバース性がありますが
バース性は10才くらいで分化するものの
見た目で判断できません。
一般的には特殊な配合の薬剤に血をたらすと
アルファは金色にオメガは藍色に変化し
変化ないとベータと判別されます。
または香りを感じる事で
アルファやオメガを判別出来ますが
抑制剤で阻害される為、正確ではありません。
サーリーク王国の第三王子である攻様は
2人の兄と年が離れて生まれた事から
周囲の溺愛されて自由奔放に育ちます。
17才で騎士団入りを志願し
急激に増えた難民流入についての調査を
初任務として難民の出どころとされる
デァモントに向かうのですが
その山中で小さくて小汚いモノに目が留まり
地面から引き剥がしたところ
それは死にそうな状態の子供でした。
この子が今回の受様です♪
攻様は抱きあげた瞬間
この子が"俺のオメガ"だとわかり
受様を救うために
サーリーク王国のアルファが
自らのオメガを全力で守る事を盾にして
早急な帰国を望むのです。
そして攻様の望みを知った次兄の騎士団長は
医師と薬師と己の右腕を攻様の護衛として
帰国させる兄バカぶりを発揮します。
受様を見た医師は
受様は極度の栄養失調と脱水
眼病に皮膚病も患っていて生きて居る事が
奇跡だと言われ
攻様は受様が自分に会うために踏ん張って
待っていてくれたのか胸が苦しくなります。
攻様は受様を救うことができるのか!?
WEB小説サイト「アルファポリス」掲載作を
改稿、加筆しての書籍化で
山の中で助けた受様と受様が運命だった攻様の
宮廷オメガバースになります♪
タイトルとあらすじから
受様への愛が重すぎな攻様のラブコメかと
思ったのですが
受様の過去を追っていく事で
神に救いを求め続ける人々の弱さと辛さ
神の代弁者を語る者の傲慢さが明かされていき
胸が痛くなるような思いお話でした。
受様は攻様の必死の看護によって
命を取り留めるも五感全てが
とても弱い子供でした。
そんな状態でも
受様は攻様にとっては唯一無二であり
攻様は全力で愛おしみ保護していきます。
攻視点と受視点が重なるように進むため
それぞれの思いが見えるのですが
受様への独占欲バリバリの囲い込みで
受様が全てといった攻様の言動が過ご過ぎて
いっそ天晴です♪
それでも受様の世界を広げていこうとした矢先に
受様の過去を知る人物と接触する事になり
受様がただの捨て子ではなかったことが判明
攻様が受様を発見するに至った難民問題と
その背後にある一神教の怪しさが見えて来て
ハラハラ&ドキドキです。
神の眷属という象徴を創り出すだけでなく
神と眷属に救いを求める人々の思いが
眷属を縛り付けていく構図を作り
神を己の道具として人々を従わせる
権力者の傲慢さが恐ろしすぎました。
攻様とともに生きることで受様が強くなっていく
受様の未来が読めると嬉しいです。
気楽に購入してしまったのですが、読み進めるうちにこれはただの溺愛モノではない!!!!と気付きました(笑)
それはそれは大きな愛情で、運命の番であるリヒトをお世話するユリウス。隠されたリヒトの秘密が絡んで、どんどん話に入り込んでしまいました。
とてもピュアピュアなリヒトの健気な心に、何度も涙が。
そして王族アルファたちのぶっ飛んだ溺愛が面白い!何度も「こえ~」と言うテオがお気に入り。(笑)
でもその溺愛が時に心に染みて、クスッと笑い、心が温まり、どんどんクセになっていきます。(*´艸`)
ユリウスの聡明さ、逆にリヒトバカなとこが、捨てられていたリヒトの運命をどんどん変えていく、とても面白い一冊です。
まだ完結してないようなので、次が出るのを楽しみにします。気になってwebで読んじゃいましたが…。溺愛好きな方におすすめします!
タイトルの「溺愛」の言葉に誘われ、読み始めたこちら。
(帯の「囲い込む」「独占愛」もパワーワード)
受けの出自に関わるミステリ要素が
「溺愛」と共に2本柱になっている、
超・骨太の物語でしたよー…!
読み終えてあらためてタイトルを見返し、思うこと。
ちょっとこのお話の深み、肝となる部分が
タイトルからは伝わらないのではないか…;
溺愛執着攻めの「囲い込み」だけには収まらぬ
スケールの大きなお話なのに、もったいない…!!
と思ったりしました;
異国の山中で第三王子が拾った、みすぼらしい子ども。
運命のΩだと直感した王子は彼を王城へと連れて帰り、
甲斐甲斐しく世話を焼き囲い込みー
と続く、正真正銘の「溺愛もの」です。
でも、いや、えっ、ちょっ…!?
中盤以降の怒涛の展開、明かされる真実に息を呑み、時間も忘れて読み耽りました。
読後の興奮冷めやらぬまま、書き散らすレビューですが、、
この感動、この気持ちをレビューとして残したいと思います。
第三王子・ユリウス(攻)と拾われ子のリヒト(受)、
物語は視点を交互にして進みます。
序盤は展開穏やか、コミカルほのぼの。
拾ったみすぼらしいΩの少年を「運命の番」だと確信し、周りも引くほど甲斐甲斐しく世話を焼くユーリ(ユリウス)。
そんな彼の姿にニヤニヤしながら読むパートです(。-∀-)
少年を「リヒト(光)」と名付け、親鳥が雛にエサを与えるかのように手ずから食べさせ、入浴・排泄全ての面倒を見る。
カバーイラストにもありますが、食事の時には必ず自分の膝の上に座らせ、「あーん」で与えるのですよ…!一国の王子が!
拾ってから2年間(!!)目を覚まさない”僕だけの番”のために
全てを捧げる究極愛。
もちろん、愛しのリヒトが目覚めてからも寵愛は続き…
「あ、いいな」と思ったのが、この王国(サーリーク王国)ではΩは決して虐げられる存在ではなく、むしろ大切に扱われるーということ。
リヒトの出自と境遇を考えると間違いなく「不憫受け」ではあるのですが、ユーリと出会ってからのリヒトは常に優しく、甘やかな(甘すぎる?)愛に包まれています。
”不憫受けの救済”は大好きだけど、
あまりに痛々しいのはちょっと…
という自分の中の萌えバランスに応えてくれる配分が、
とても心地よかった・:*+.
で!
俄然面白くなるのは、この”甘やかし”が終わり、
リヒトの出自に関わる事実が徐々に明らかになってくるターンから。
そもそもリヒトは拾われてしばらく経ってからの身体検査で、
「五感が総じて著しく弱い」と診断されているのですね。
彼の視力では、人も物も色なども、ぼんやりとしか認識できない。
(そのせいで使用人をユーリと間違えて抱きついてしまい、振り払われるーというリヒトの自尊心の傷つく事件も起こります)
耳もよく聞こえず、大きな声ではっきりと発音されないと分からない。
嗅覚、味覚、触覚も弱く、ユーリの与えてくれる食事も心から「美味しい」と感じることはできないし、匂いも分からず、皮膚感覚も伝わりにくいー
と序盤に明らかにされ、それが故にユーリの庇護はますます篤くなってゆきーという展開。
この「五感の弱さ」、てっきり私は”先天的なもの”だと思っていたのですが!
王城へやってきた行商人がリヒトを見、
「なぜ生きている!」と叫んだことをきっかけに、
次々と明らかにされてゆくリヒトの出自。
えっ、先天的な障害ではなかったの!?
と驚き、悪意に満ちた非道な行いに戦慄。震えました。。
-リヒトはなぜ、山の中に捨てられていたのか?
-捨て置かれておきながら、「誰かに世話をされること」に慣れた様子だったのは、なぜなのか?
-なぜ、正常な五感の感覚を失うことになったのか?
本人の望まぬうちに祭り上げられたリヒトの出自と過去が痛くて、辛い...( ; ; )
人々の心を一つにまとめ、生きる希望にもなるのであろう宗教だけれど。
妄信と、権力を得た者の横暴な振る舞いが、何人もの子供たちを犠牲にしてきた事実に背筋が凍ります。。
女神のために火に飛び込み、時には獣に食われた神の遣いのうさぎのように、
信者のために身を捧げることを強制される、神の御使い。
「それがハーゼ様の役割なのです」と信じて疑わぬデァモントの信者たちと、悪の大本山であるヨハネス。ただただ、恐ろしかった、、
そんなヨハネスを周到に追い詰める攻め・ユーリの姿は頼もしく、これぞ求めていたスパダリ攻めだよ!!と読んでいてフンスフンス、鼻息荒く(笑)大興奮でした。
何より格好良くて痺れたのが、
追い詰められてなお憎まれ口を叩くヨハネスに、
ユーリが返した一言です。
「五感を奪う方法は分かっていても、術の解き方は記録にも残っていない」と嘲笑うヨハネス。
それに対しユーリは余裕の笑みを浮かべ、
「五感を奪ったのが神の奇跡でなくてよかった。
人の手で起きたことならば、解明のしようもあるだろう」
と返すのですよ…!(本文そのままの文言ではありません;)
悔しがるヨハネスの姿に、胸のすく思い。
終盤、「自分がいても手間をかけさせるだけ」だと悲観したリヒトとの、すれ違いのようなことも起こるのですが、心配はいらず。
僕のオメガ。
僕と別れるための強さじゃなく、
僕を信じる強さを磨くんだー
そんな力強いユーリの言葉に、読んでいる私の心も震え、奮い立ちました。
一つ、欲を言うならば。
その後のリヒトの五感の症状がどうなったのか。
「ハーゼ様」の呪縛から解放されたリヒトは、その後ユーリからの寵愛を受けるだということの他に、何か生きる術を見出すことができたのか。
そんなところまで、じっくり追わせていただきたかったなあ、と…!
若干、「えっ、ここで終わり!?」という尻切れトンボ感はあったかな、、?
とはいえ。
繰り返しになりますが、甘いタイトルからは想像もつかぬ大展開に、萌えたぎり大興奮した骨太ストーリー。
初読み作家様でドキドキでしたが、大満足の一冊でした・:*+.