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koi ni kurutte ai ni tomadoe

今まで読んだドムサブものの中でも最高の1冊でした。読み始めはあんまり期待してなかったのに、2人が出会ってからは猛スピードで読みました。
まず海莉が変異してサブ初心者ということで一緒にサブの特性や症状を体験して理解できるような感じで。
せっかくドムとの出会いを求めて行ったバーで三縞に絡まれどうなっちゃうの〜?と思ってたら。
なんていいドムなんだ君は!
胡散臭いチャラい糸目な身だしなみにこだわりのありそうなドム。何を考えてるのかわからない、そんな三縞がこんなに良い男だったなんて〜。
選択権を海莉に委ね、海莉の調子を細心の注意を払って見守り続け。
ゆっくり少しずつダイナミクスの理解を深めさせながら海莉からの信頼を得ようと。
その気持ちがちゃんと海莉にも届いてて。
大人の2人の恋の進展をじっくり見守れて最高です。
いつの間にか混じるようになった三縞視点。
三縞にとって海莉がいかに特別か。いかに好ましいか。本当に相性がバッチリで奇跡ですね!
そして今度は初エッチへの道のり。楽しかった〜。海莉の男前さや力が抜けて可愛くなるところ。三縞のテクニック!
よくぞ無事に残っててくれましたね!な2人です。
エッチのシーンもとってもとっても良かったですよ〜。
海莉がサブだと判明するところからお話が始まり、出会い理解信頼恋人からパートナーへ。
初夜もせっかく三縞が優しくしようと思ってたのに。でも海莉のこのキッパリズケズケ言うところが三縞はいいんですよね?
電子書籍で読んだので気がついたらもう終盤?本当に一気読みでした。
幸せなドムサブものを読みたい時はぜひこちらを!
Dom/Subは設定がややこしそうかつ、受けの子がひどい目にあうのでは…?痛かったり、するのでは…?と、めちゃくちゃ慎重になってしまうのですが、今作!受けであるSubくんが!!とても!!男前すぎて!!!そして、攻めのDomさんがお世話好きってのもあって!!
個人的ドドドドドストライクな性格のおふたりでしたので、それはもう楽しく拝読いたしました。
20代後半になるまで、ずっと第二の性に縛られず、「普通」に生きてきた主人公が、Subになってしまうところから物語は始まります。突然変化してしまった己の性に戸惑い悩み、体調を崩しまくったところ医師のすすめで訪れたバーで、運命の出会いー。
第一印象「チャラ男」が、主人公と身も心もしっかりがっつり結ばれて、唯一無二のパートナーになるまで…めちゃくちゃ楽しませていただきました…!!!
攻め視点もあるため、二度美味しい!実はド重同士だったふたりは相性抜群すぎて、ずっとニヤニヤニヤニヤ。読後感も最高に、イイ…!
主人公が注文したとある荷物関連の流れが大変好みでした。キレ散らかす主人公を必死に宥める攻め…たいへんおいしかったですありがとうございます!
終盤に登場した、既視感ありまくりなふたりのやりとりにも笑み崩れてしまいました。たまんないなー!
コマンドが横文字じゃないから理解しやすくって読みやすかったです。いやーおもしろかった!
一片先生の二作目。
告知された時から鼻息荒く待機していました。
わたしはDomSubは進んで読まない方ですが(設定を覚えられない)、こちらの作品はプレイのコマンドも日本語のみで書かれてあり、たいへんわかりやすい仕様になっていました。
また、説明がたいへん簡潔に記してあり、理解を深めて行くことができました。
しかししかし。
こちらの作品、いい意味でDomSubの設定が不要だと思えます。それほど二人が惹かれ合い求めあっていく様子が丁寧に描かれ、設定に甘んじていないと言いますか、Domとsubだから惹かれたんだ、というようなことがありません。
糸目三縞さんの献身、初めは反発心もあったけれど人の本質を見抜き、三縞さんを信頼していく男前海莉さん。
自立した大人の二人の心が重なっていく様子に蕩けそうでした。
とはいえDomSub。その設定が最高に生きていたのは濡れ場。
ありがとうございます。愛で満たされました。
(開発グッズの下りも大好きです)
わたしもスペースを起こしてしまいましたよ。
2度目のありがとうございますです。
一片先生が書かれるお話はたいへん優しく、いつの間にか笑顔にさせてくださいます。
ワンフレーズワンフレーズが洗練されており、描写も心情もダイレクトに伝わってきます。
癒やされたい方、必読です。
DomSubと言えば、切なくて痛いストーリーが多く、コマンド1つとってみてもDomの自己満足な欲望の捌け口にしかならない命令には嫌気が差したものですが、いつしかその方向性は変わり、最近ではDomの命令がSubの心を安定に導くような…または救済に繋がっていくようなプレイを主体としたストーリーがグンと増えました。
溺愛系のストーリーが好きな私としては痛いシーンが極力少ない方が好みなので、甘めに仕上がったDomSubムーブは大歓迎。この作品は、切ないシーンも悲しいシーンも肉体的苦痛を与えるシーンも全くなく、比較的穏やかに読み進めることができて満足の読み心地でした。
何と言っても、Domの三縞のキャラクターが良い!
糸目のイケメン、チャラいけど溺愛指向の尽くし系Dom。軽くてお調子者なキャラが個性的で、場の雰囲気をクスッと和ませてくれる優男です。
そのくせ、実はDomとしては優秀で、しかもSubを甘えさせることによって自分も満足感を得るタイプのDom性。Subにとっての極上のDomである三縞が虜になってしまった海莉とのプレイや恋愛模様は、この作品の見どころとなっています。
ビギナーSubの海莉に、ダイナミクス性のイロハについて指南する三縞のプレイが優しくて特別に甘く、命令なのに命令になってないような…命令全てに気遣いや優しさに溢れたプレイは、Domの「こうあるべき」像を覆してくれるでしょう。
お相手の海莉は、表紙からすると美人な見た目をしていますが、中身は結構ガサツな感じです。口が悪いところもチラホラ見えていて、優しげな話し方をする三縞との対比がなかなか面白い。三縞とはお似合いの良いカップルだなと思いました。
UsualからSubに変異したことによる心のケアから始め、ゆっくりと距離を縮めていく2人の関係が自然体で素敵。割と早い段階で恋人同士となり、プレイを重ねながら初めてのセックスへと臨んでいく経緯も読み感抜群でした^ ^
基本的には平和的な甘い空気感を楽しめるストーリーですが、三縞が勘違いから暴走しちゃう一幕もあり、そこのところだけが一瞬ヒヤリとさせられる感じかな。三縞がどれだけ海莉に惚れてるのかが証明されたと思えば、そんなすれ違いも視点を変えれば微笑ましいものでした。
1つだけ心残りなことは、三縞の糸目顔が見れなかったことです。表紙の三縞は開眼中の三縞なので糸目感がありません。糸目は三縞のチャームポイントということもあり、糸目ビジュ画も見たかったなと思いました。
domsubはあまり得意ではないのですが、この作品はwebで作家さん読みをした時から全く抵抗なく楽しんで読むことができました。
domの三縞くんは全く支配的でなく、むしろ健気にsubの海莉くんが自分を必要としてくれるのを待っています。海莉くんもそんな三縞くんに徐々に心を開いていく様子が可愛く微笑ましいです。
ダイナミクスをきっかけとして出会った2人ですが、ダイナミクスや性別だけでなく個と個で引かれあったんだなと感じられていいなあ理想のカップルだ、と読み返す度に思うのです。
今回電子書籍化されて、番外編で後日談も読むことができて幸せでした。