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ore no kawaii tadashimusuko ga akuyakureisoku nawakeganai motoshirobutahakushaku ga mirai wo kaeyoutoshitara nazekakatabutsugoeikisi ni dekiaisaremashita

登場人物みんな可愛い、癒されました!
グラースの努力が報われて良かった!
あと、あとがきにめっちゃ同意しました〜イラストがとても素敵!続編読みたいな〜強くなったミシェルがみたいです
白豚伯爵というネーミングのディスり方よ……笑笑笑
悪意のある二つ名に失笑気味でしたが、うん。でもこれは蔑んでいいやつ。
白豚伯爵時代の主人公は、小児性愛者のクズ野郎。怠惰な生活のお陰で脂はギラギラ腹はたぶたぶのワガママボディを備え、義息子のミシェルに性的な視線を向けてはキモがられ、使用人たちにはキツく当たり、領地経営もロクにしないで食っちゃ寝食っちゃ寝の男には「白豚伯爵」の名前がピッタリです。
転生した時点ですっかりみんなの嫌われ者となっている状況は、ほぼほぼ詰んでますが、だからこその挽回劇がめちゃ楽しい!それまでの悪評が悪評だけにすぐには皆んなの態度が軟化するわけじゃないけど、少しずつグラースのことを認めていくようになっていく周囲の変化にワクワクしました。
小説の中ではモブキャラだった変態伯爵が、この作品の世界線では主人公となって義息子の断罪ルートの未来を変えようとする大奮闘の最初の一歩は見た目から。不潔感極まりない白豚が、可憐な白鳥へと姿を変えていくだけで周りの反応は結構変わります。やっぱ見た目って大事(笑)
転生前のグラースの悪行の尻拭いをしながら、新しいことを始めるのは大変だけど、元ボディガードの危険察知能力で周囲のピンチを救っていく手腕は見事でした。
そうして少しずつですがグラースのことを認める人が増えていくのは嬉しいですね。ゼロスタートどころかマイナス100くらいからのスタートが、10…20…50……とどんどん評価を上げていくと、ストーリーはどんどん楽しくなっていきます。
その過程で芽生え始めるミシェルの護衛であるジュストとのBL展開ももちろん見逃せません( ´∀`)
最初は態度があんまり良くなかったジュストが、ちょっとずつグラースに執着していく変わりようにはニヤニヤでした。
元ボディガードなだけに自分の護衛環境には少々無頓着なグラースを、守らせて下さいと食い下がる騎士の想いにはカーッ!健気さが激アツでした(//∇//)
グラース自身の危険を案じるだけなら、別に他の護衛騎士でも良いじゃんって話なんですよ。実際ジュスト以外の護衛をつけているから大丈夫なのに、ジュストは自分がグラースを守りたくて堪らないんですよね。
下心ありの不純な動機が入り混じりつつも、主人であるグラースの身を守ろうとするジュストの想いが直向きでカッコよかったです!ジュストはワンコみある可愛い一面も見せてくれるので、表情豊かなジュストの恋心をお楽しみ下さいね。
ジュストとの主従愛が成就していく一方、ショタロリ好きの性癖持ちを疑われているせいで、ミシェルとの親子のコミュニケーションが思うようにとれなかった2人の関係が徐々に好転していくのも見どころです。
父と息子の親子の情に迫るファミリーヒューマンドラマ的にも引き込まれた作品でした^ ^