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senaka wo azukeru niha gaiden
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「背中を預けるには」のページを開くたびに、その世界に戻れるような気がします。
そんな世界を作ってくれているのが、「背中を預けるには」の物語です。
外伝は、ヨセフとディルクの物語です。
ヨセフの成長物語でもあります。
体は強くて、誰にも絶対に負けないヨセフですが、心はとても幼くて純心なままです。
そんなヨセフを周囲の人は心配してこっそり(?)世話を焼きつつ、ヨセフは誰かを傷つけることを恐れながらも、自分の心に正直に行動します。
ヨセフの真っ直ぐすぎる視線と気持ちを行間からたくさん感じました。
本編も外伝も本当に素晴らしい物語です。まだ読んでいない方には、ぜひ読んでいただけたらと思います。
外伝3巻も心待ちにしています。
このシリーズが好きで、続編楽しみにしてました。
前作で始まったヨセフとディルクの恋。
前作最後で旅立ったディルクの帰還からお話が始まります。2人の上司たちに可愛がられ見守られ揶揄われながら少しずつ恋心を自覚していくヨセフとそれを辛抱強く待つディルク。ヨセフは数年で更に洗練されて、ディルクにとって邪魔な虫が多くなってしまった。ディルクは新しい仕事に向き合いながら、合間をぬってようやくデートに行くことになります。
ヨセフが過保護に可愛がられていて、特にルーカスとの親子関係が可愛かったです。ヨセフの不器用な恋が可愛くて、皆んなに過保護に見守られてる感がよかった。特に手紙!!あれ反則です笑 笑っちゃうし可愛いし、あれはディルクも敵わない!笑
ディルクも歳上のお兄さん達に揶揄われながら見守られていて、野生味が増した彼ですがその様子にホッとします。
国絡みの問題…ディルクのお仕事は不穏ですが、恋の面はややこしそうな当て馬君も現れて面白さも加速しています。続編があるそうなので楽しみに待ちたいと思います!
ディルクが精悍さを増して帰還。貴族として洗練されたヨセフとの新たな時間が動き出す。
ルーカスとヨセフの関係も私は好き。互いに良い影響を与え合い、素敵な親子っぽくなってて笑えます(笑)
魅力的な新しい登場人物も増えて物語に厚みが増し、とにかく何度も読み返すほどに面白い。
待ちに待った「恋涯て2」✨
2周読んでまだおかわりしたい気分ですが、思った以上に素晴らしかったですし、予想をはるかに超えて来た!というのが正直な感想です。
ディルクとヨセフの恋については、もっと波乱があるのか、切なさや悲しい出来事があるのか…とかなり不安になっていましたが、心配は杞憂に終わりまして、妄想以上に甘いし、純情だし、しっかり段階踏んでいるし、申し分のない素敵な恋でした(多少突っ走ったところはありましたが、あれは仕方ない…)。
ここまでの過程、お見送りの期間も経て、2人は「運命」のような「必然」のようなかたちで結ばれていく…それは戻って来て視線を交わした瞬間に悟ってしまうようなとても強い愛だと感じました。多少ヨセフが初心だったり、ディルクが余計な心配したりはしましたけれど、程度の差はあれどお互いにちゃんとわかっている恋なのです…ヨセフはまだまだ赤ちゃんと思ってましたが、あの読書室でのやりとり、ちゃんと伝えるべきことは言ってましたよね。ドギマギはするけれど、ちゃんと言えてる!ヨセフーー!そして何よりグッと来るのは、2人とも「未来」を見ているんですね。同じところに立っている恋。戦士である2人が交わす気持ちは、未来を見据えており、2人の土台をどう築くのか…というところに、すでに視点があるような気がしました。まだまだ駆け出しの恋を味わう2人ですが、思ったより冷静な気持ちで2人の愛を見守ることができました。そして、中心となるディルク、ヨセフの2人をお膳立てする摂政殿下、宰相閣下、将軍閣下に厳しくも優しいおかん(?)みんな総出で2人を応援しているように見えます。なんて優しい世界なのでしょうか。2人の未来というのは艱難辛苦あるようにも思えるのですが、そこにこそ新しい世界が広がっているのかもしれません。2人の未来に国の未来や希望を感じて、みんなが愛と希望を持って応援しているように感じられました。
今回は新たな展開として、
先の戦争の後処理(ツヴェルフラント領併合への道筋)
見つかった谷の秘密と今後…
ブルングウルトの過去とこれから…
執政宮、宰相府、ディルクが立ち向かう貴族制度と立場…
そして今後に繋がるカイルの動向…
などと、新しく登場したメンバー(みんな素敵&まだ食えない感じ…)の動向含めて、これらが一気にあの分厚い本の中にこれでもかー!と詰め込まれています。
恋の動向も気になるけど、全部が気になりすぎるーーー!伏線はどこーーー!と、もう訳がわからないボリュームになっています。
すでに恋涯て3の発売が予告されていますが、4も5もあっていい(切実)
とにかくこの面白くて、ときめいて、やみつきになるお話をずっとずっと読んでいたい気持ちです。
「背中を預けるには」「この恋の涯てには」の世界は、愛を優しく見守るだけでなく、その背景に壮大な物語が広がっています。(ここがこの作品の世界観のすごいところですし、引き込まれる大きな要素になっていますよね)
そしてこのストーリーの面白さこそが小綱実波先生の真骨頂。
素敵な萌えとともに広がる、政治、経済、倫理、歴史、文化、階級制度、人間模様…
何度読んでも興味が広がる…まるで実際こんなことあったのでは?なんて思ってしまう設定に、ときめきが止まりません。
そしてシビアなお話の合間合間に可愛いお話が炸裂。
今回お手紙のところで笑わなかった人います?
私は、不覚にもカフェであのシーンを読んでしまったので、
笑いを堪えるのに、腹筋を痛めるかと思いました。
人の健気さを笑うのは失礼かもしれませんが、あれは小動物が可愛すぎて笑うのと同じ感覚よね…と思いました。
そして愛しのおかんが…優しいおかんが…本当にお優しくて(泣ける)
背中の登場人物はどうしてこんなに愛らしい人が多いのでしょうか。
本当に好きです!大好きです!
今回は私の推しであるマルツェルが大活躍(?)で、出番多くて幸せすぎました…シゴデキイケおじっぷりに私のニヤケが止まらんのですが(エロは妄想で補完)その他にも魅力的なキャラがたくさん登場しています!
小綱先生の名付けのセンスがまたとっても素晴らしいのですが、登場人物の名前を口にすると、その語感の良さにもグッとくるのです!今回はディディエ・フェリクス✨なんかもうこの方、可愛くて仕方ないのですが、この方恋涯て3に出て来ますよね?(王都の花は愛でたのかな?)
そしてとっても素敵な恋バナを聞かせてくれたローラント、一夜先生の描くローラントの爆イケっぷりには妄想が騒ぎ出して(エメリヒも下さい)止まりませんでした。
貴族らしいダミアンやハインリヒをやり込めるちょっと嗜虐的な面を見せるディルク〜…
オタクトークに走ってしまいましたが、一晩以上語れる気がしてならないこの本の魅力。最後に耳寄り情報を書き添えたいと思います。
紙もいいけど電子もね✨
電子の巻末ショートストーリーは必読です。絶対読んだ方がいいです。
2巻もサイッッッコウだったーーーー!!!
最低でも神、最高でも神。
本当は星100個くらいつけたいけど、上限が5個までだから渋々それに甘んじているこの気持ちが伝わるでしょうか。それくらいストーリーが素晴らしく、そして大大大好きな作品です。
ヨセフの名前が今巻から、ヨセフ・レーヴからヨセフ・ブラントに変わったのが大きな変化ですね。1巻でルーカスの養子になり、ヨセフが貴族の身分となったことによって王宮内での置かれた立場が変わったのがそれまでと違うところです。
ああ。もう一つありました。
ディルクが暫定統治団の副長官として功績を上げて2年の時を経てカムバックしてきたのもまた大きな変化です。ディルク……かなり有能な男だと思っていたけど、ここまでとは恐るべし。平民上がりがとかフザけたことを抜かす血統主義者共をやりこめる口術と、頭のキレの良さでやりこめる手腕は見事です。
さすがファノーレンの頭脳。国防・国益を見逃さない洞察力、周囲にアンテナを張り巡らせる観察力、理知的でそつのない着眼点、本質を素早く見抜く慧眼、そしてフォローアップ能力……マジすげぇ。グラヴィスとはまた違うタイプのスパダリってのが刺さるんですよね、人間臭さもあって、気負わない気軽さもめっちゃいい。
グラヴィスが威風堂々な摂政太公で、血筋や能力、ビジュアル共に完璧すぎて常人じゃないレベルだけど、ディルクは平民階級の泥臭さ・埃っぽさを纏いながら、やんごとなき血筋を蹴散らして下剋上していくカッコ良さがグラヴィスとは違う意味で惚れる(笑)
頭脳で要職まで上り詰めていくサクセスストーリー的側面が、レオリーノたちの物語とはまた違うカタチで楽しめるのがこの外伝の面白さです。
ヨセフもまた大陸一の剣の腕を持つ麗人として、皆の視線を虜にする成長っぷり。
このパワーカップルの行く末を楽しみにせずにはいられません……!!\(//∇//)\
2年ぶりの再会に浮き足立つウブなヨセフと、我慢の限界にきているディルクの恋の物語は、周りに温かく見守られながら少しずつ歩む足取りにニヤニヤが止まりませんでした。
この2人って一応身体の関係はあるはずなんだけど、なにこの可愛さ。エッチより大事な萌えみがこの2人にはたくさんあることを知って欲しいです。ヨセフからのキュートな恋文には私も吹きました(笑笑笑)
ヨセフがかわいい…!とにもかくにもかわいい……!!
経験豊富なディルクがあんなにも骨抜きになっちゃって。無自覚小悪魔にもほどがあります^ ^
幹部のオジサマたちに可愛がられる2人を眺めてるのも楽しいし、オジサマたちの反応から2人の恋を覗き見するのも楽しくて堪りません。
どのページもどの章からも目が離せない面白さが爆盛りでしたヽ(´▽`)/
国家レベルで解決しなければならない問題はまだまだありますが、それでも2人の想いは盤石の様相です。身近な周囲に恋人同士を宣言するほど仲が良いけど、ヨセフに近付くライバルもいて、これからも一悶着ありそうな予感…。ルーカスが言っていた、ヨセフが貴族の後ろ盾を持ったことで起こる"何か"も気になるところです。
2人の気持ちだけではどうにも出来ないようなことがこれから起こるのではないかと気に揉んでますが、そういう不安事も含めての面白さがあるのもこの作品の魅力だと思います。
2年の間にお互いに成長し、恋仲となった2人が魅せる恋愛の道筋がこれからどう導かれていくのかすごく楽しみです!
『背中を預けるには 外伝 この恋の涯てには』の、待望の続編です。
もう、もう、読んでいる間中胸がいっぱいでした。
亡きイオニアの弟・ディルク× レオリーノの護衛官で剣士のヨセフ。
ディルク→ヨセフ→イオニアを今も想い続けるルーカス...と、
切ない三角関係に胸締め付けられた前作。
それに対しこの続編では、ディルクとヨセフ、
二人の重なる想いに焦点が当てられ、なんとも甘やかな物語になっています。
「背中〜」シリーズではルーカス推しの自分。
前作では”生涯をイオニアへの想いに捧げる”と誓うルーカスの姿に涙し、
たとえイオニアへの想いの強さには敵わぬとしても、
ヨセフと新たな関係を築くことで、癒しを得てくれないものかー
と、ヨセフの恋の成就を願っていました。
余計なお世話だとは重々承知しつつ、ルーカスには
新たな幸せを掴んでほしくて( ; ; )
けれど、そんな切なさが今作では一変。
義理の息子・ヨセフを甘やかしたくて守りたくてたまらない、
ディルクにとってはとんでもなく面倒な(笑)義父として大活躍してくれていて、
笑ってしまう場面多々、心が優しい気持ちで満たされました。
イオニアを失った喪失感は、
永遠に消えることがないとしても。
義理の親子関係となったヨセフとの繋がりが、
間違いなくルーカスの心を支えるものになっているんだな、と。
ディルクを「最後まではするな!」と牽制し、
肝心な時にそんなルーカスの顔を思い出したディルクが
しおしおしお...となってる様、おっかしかった〜! w
そしてそんな三人の関係性を心穏やかに見守れる幸せ...泣けてきます..
以下、あらすじと感想を、思いつくままに。
(後で加筆修正するかもしれません;)
かつて敵国だった国の併合任務のため北へ赴き、
大仕事を終え王都へ帰還したディルク(攻め)。
レオリーノの護衛を担うヨセフと2年ぶりの再会を果たし、
二人の恋が再び大きく動き始めてー
と続きます。
初めて本気の恋・愛を知り、ヨセフに愛を乞うディルクと、
同じ思いを返し伝えたいと願うヨセフ。
そんな二人の甘やかな関係性の変化&深化と、ヨセフに思いを寄せる
お邪魔虫(笑)騎士・ダミアンの出現。
という部分が、恋愛面での見どころでしょうか☺︎
まあでも正直、ダミアンがキャンキャン言う様子は
百戦錬磨のディルクからしたら甘噛みにもなってない!
「敗戦国の併合」という過酷な任務を担う2年の間に
鋭さを増し、成熟した30代となったディルク。
(「背中〜」本編でもレオリーノを傷つけた敵に
容赦なく剣を振り下ろしていたけれど、より一層眼光鋭くなった
ディルクの姿、印象的でした)
うぶうぶヨセフも今はひたすらディルク一筋で
全く心配する必要もないほどなのですが、
それでもハッキリと恋敵(の土俵にも上がれてないけれど)を牽制する
ディルクの独占欲に、ゾクゾクしました。
真摯に愛を乞い願う(でも時折/毎回?体が気持ちを飛び越えて暴走)ディルク、
それに応えようとするヨセフー
という構図、甘くて可愛らしくて一途攻めにグッときて、
たまらないよー。。
甘くむず痒いこの気持ちを、どう表現したらよいものか。
語彙力のなさが歯痒いです;
閨事に長けたディルクには敵わないと分かってはいても、
失望させたくない、自分も彼を喜ばせたい…と頑張るヨセフ。
愛する人からそんな健気なことを言われたら&されたら、
可愛らしさと愛おしさがもう、爆発しちゃうよね…!と、
ディルク視点で萌え悶え。
義父・ルーカスの顔を思い浮かべて耐えるディルクが最高だった...!w
ヨセフには到底話せないような冷酷なことを、2年の間に
行ってきた自覚のあるディルク。
そしてまたヨセフの方も名高い剣士として、使命のもとに
数多の人の命を奪ってきたという事実を重く背負っているのですよね。
そんな中強く印象に残ったのが、二人の束の間の逢瀬のシーン。
ディルクに教会へと連れられ、中へと歩みを進めたヨセフが、
その荘厳な美しさに息を呑む。
そして、「自分が教会に足を踏み入れられるなんて思いもしなかった」と
呟くのです。
決して”綺麗な部分”だけではない、重く暗く、
一生抱えていかねばならぬ部分を持つ二人。
そんな二人だからこそ、互いを強く求め合い、惹かれ合い、
愛を乞うのだな..と、切ない気持ちで二人の恋の成就とその先、
いつか訪れてほしい”神の御前での祝福”を願うばかりです。
そして今回一番笑わせてもらったのが、ヨセフが書いた
初めての恋文!!!!
もーーーーこれ、誰かと話し合いたい、シェアしたい、笑い合いたくて
たまりません...!
一生懸命、”手紙の書き方”を学んだ結果完成した、
お腹がよじれるほどの笑いを生み出す恋文、ぜひぜひご堪能ください...!
老齢の令嬢風文章(笑)から突然飛び出す”素のヨセフ”に、
ディルク同様私も何度も読み返しては笑わせてもらいましたꉂ(๑˃▽˂๑)
と、ここまで二千字以上二人の恋模様について
書いてしまいましたが、今回恋愛面以外の大きな見どころ・
山場となるのが、明らかになった金鉱脈の存在です。
3つの地域にまたがる金鉱脈を合法的に
ファノーレンのものとするため、
ディルクを含む頭脳派トップたちが知恵を絞ります。
ミステリーもの大好きな自分としては、この部分を
より深く踏み込んで知りたくて、前のめりになりました。(次巻に期待!)
昨今の世界情勢のことなども頭を過ぎり、
ああ...こうやって”正当な侵略”や政治的画策が進んでいくのだな、と
複雑な気持ちにもなった一冊。
国の思惑、ディルクやヨセフの成していること...
世の中は決して分かりやすい「黒と白」、「善と悪」では
語れないのだな…と痛感させられる物語でもありました。
あ。「この恋〜」でお尻をパシン!と叩かれていたヨセフですが、
今作でもまた、ぺちんとやられてます。笑
読み終えたそばから、続刊が待ちきれません。
小綱先生、最高の続編を届けてくださり、本当にありがとうございます...!✨