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furerarenai te de kimi wo suki ni nattakedo, kani dakara atozusari shinai

チャロのちるちる評価の属性がサワガニ(笑)もうそれだけで笑える面白さが伝わると思います。タイトルも秀逸です。笠井あゆみ先生のイラストも素晴らしいです。
お話もとにかく面白いです!そして面白いだけではない感動とBLがあります。
人間に憧れてニンゲンになったチャロがなにしても可愛いです。頑張り屋さんで人間の愛についての探求心と龍二への愛も一生懸命です。それに応える龍二も不器用で優しいです。ひたすら応援したくなる2人の面白い愛の形を堪能できます!
間違いなく今年(あるいは今後もないレベルの)一番の強火サワガニBLです。
設定のインパクトにまず驚かされますが、読み始めると意外とすっと物語に入れる一冊です。
サワガニのチャロがとにかく素直で健気で、その一生懸命さに思わず頬が緩みました。
人間の龍治との距離感も重すぎず、日常のやりとりが微笑ましいです。
ファンタジー要素はありつつも、話の軸は「好きな気持ちを大切にすること」で、とてもシンプル。
深刻になりすぎない展開なので、気軽にBLを楽しみたいときにぴったりだと思います。
ちょっと変わった設定のBLを読んでみたい人にもおすすめです。
お友達の話題になっていたので拝読。
設定が設定だったので、まゆつばで読み始めましたがとても良かったです。
本当に良かったです!今年の印象に残った作品の上位です!
まず蟹っていうところも初めてですし、なんで蟹?って思いましたけど
その設定、意外にもイメージしやすかったです。
また笠井先生の挿絵もあって、ちょっと儚げで、ファンタジー味が強くて
それでいて都市部のダークなところとちょっと別次元の染まらないチャロがいて…
物語はトンデモ設定のまま進んで行くのですが、不思議とまとまりがあり
不条理さがガロ系というか、サブカルの風味を感じた作品でした(伝われ
切なさは一級品でした。
人生の長短が生む生物としての悲しさと
感覚が合わない人種差としての哀しさと
でも憧れが愛情になっていく過程が、ほのぼのと面白くて
気がついたら泣いてました。
いしだ赤月はこれがデビュー作なのですね。
新人賞を差し上げたい。
とても素敵な世界観と表現方法にトキメキました。
これからも注目したくなる作家様と出会えました。
サワガニのチャロは人間に憧れアオカン観察を続け、言葉も少しわかるようになった。
ある日精液を摂取したら人間の姿に変身したチャロは、故郷を離れ都会へ旅立つ。そこでゴミと一緒に捨てられていたところを風俗店の店長龍治に拾われ、面倒をみて貰う事に。
精液を定期的に摂取しないとすぐ蟹の姿に戻ってしまうチャロを、戸惑いながらも受け入れてくれた龍治。龍治は過去のトラウマから心を閉ざしていてチャロとのセックスはあくまでも食事としての行為だったのだけど、チャロの天真爛漫さと健気さにいつしか2人の気持ちが溶け合っていくのがたまらない。
愛を得られず拒絶した龍治と、愛が何だかわからぬまま求め続けたチャロ。
やっと想いが1つになったのに、サワガニのチャロの寿命は短くてやがて悲劇が⋯。もう切なすぎて大号泣した。そしてまさかの20年後の奇跡!最高だ!!
蟹と人間の恋ってどうなるのかと思ったけど、めちゃめちゃ良いお話だった。人間の姿になっても爪のハサミはそのままなチャロは、正にサワガニ版シザーハンズ。好きな人に触れられない切なさよ。
友人にオススメされて、蟹と人間?小説?と少し心配しながら読んだのだけどもう素晴らしかったので、ぜひ皆さま怯まずに読んでみて欲しい。私はこちら大好きです!!
笠井あゆみ先生の挿絵も美しくて素敵です〜。
確かに主人公チャロはサワガニなので、ファンタジー設定が一切ダメな方は仕方がないですが…ですが!
ストーリーはテンポ良く進みますし、キャラが物凄く魅力的なんです。受けのチャロは天然トンチンカン(まぁ、天然物のサワガニですからね)ですが、攻めの龍治はそんなチャロを決して否定しない。チャロがどんな斜め上の言動をとっても、その間違いを正そうとか、ましてや馬鹿にしたりとかはせずに淡々とぶっきらぼうではあるけれどその実とても優しい受け答えでチャロに向き合ってくれるのです。超男前!そしてそのズレた掛け合いが面白いし、優しいし。
また最大の魅力は、いしだ赤月先生の驚異の伏線回収力です。作中に散りばめられた伏線があれよあれよという間にトントンっと回収されて畳まれていく様は本当にお見事です。
実は若干潔癖症の気がある私は、最初のあたりがかなり苦手でうっ、ダメだ、きちゃない、啜らないでー、読めない〜だったのですが、そこを乗り越えたら、まぁ、面白いこと!こんな面白くて優しくて素敵なお話を最初の部分だけで諦めずに読んでよかったと心から思いました。ですので、ファンタジー設定苦手な方、サワガニBLとかなにそれ無理!とか思っていらっしゃる方も騙されたと思ってえいやっ!と是非是非読んで欲しいです。後悔しないですよ、ホント。
獣人ものは苦手だけど、
受けが蟹というあまりの斬新さと
チャロが可愛い!可愛い!!
と楽しそうな声が多くて読んでみることにしました。
確かに可愛い!健気で一生懸命で、
人間同士のセックスに純真に憧れてるのも
蟹ゆえに話が通じない、ズレが生じるところも可愛い。
人間の世界のことを知らなくて、
話が通じないのは蟹だから仕方ないんですけど
ずっとその調子なので読んでて疲れちゃいました。
四六時中一緒にいて、振り回されてるのに
絆され受け入れるリュウはすごいですね。
物語運びや、蟹同士で喋る時は「カ」「ニ」だけカタカナだったり
ちょっとした遊びが盛り込まれてるところはすごくて、
面白いところもいっぱい、これがデビュー作!すごい!なんですが、
キャラにハマりきれず……可愛いしすごいことは確かです。
天真爛漫無知無垢の許容の範囲がせまい私の趣味の問題でした。
結末も…26歳差ってことですよね?
ドラマティックだけど、別人格みも強いしモヤモヤするところです。
お話としては、面白くて、
カニバ的要素や想いにはぎゅっと来て、
カニ要素をしっかり入れながら、
まとめあげたのはすこいんですけど、
乗り切れず…一緒に盛り上がれなくて無念。
笠井先生追っかけで購入。どんなとんちき話や?と読んでみたところ、なんとまあ強烈設定。先生、カニお好きなんですかね…?あれこれありすぎて平均すると萌という評価にしました。普通なお話はもう飽きたわ、どんなお話でも持ってこいや♪という方にオススメです。
生まれ育った川で時折やってくるカップルの営み♡を見ているカニのチャロ。いいなあ、自分も・・・と憧れていたある日、姿形を変えることができると思って、とあるものを口にし・・と続きます。(おいおい)
攻め受け以外の登場人物は
市村、竹田(攻め勤務先の仲間)ぐらいかな。
++あれこれ
ざーめん 苦手なんですよ。
いきなりすいません。なんだけど、ほんと苦手で。それをいただくと、あーら不思議ご立派可愛い人間になっちゃう!という設定なんです。
ということで 受けはほんとに蟹ちゃんです。5センチの蟹。いたいけというか可愛いというかまっすぐというか、なんとも。
蟹なんで、蟹の生態?そのままでして、指がはさみになってたり、腕を切り離したり。
いや、健気なんですよ、それにほら、蟹の寿命っていうものはそのままで、わあ・・・ってなっちゃうし。はあ。
それをまるっと丸めて全部受け止められる攻めさんは、どんだけすごいのよ。
彼も大概酷い人生というか幼少期でして、ほんとにこんなことする人いるんですかねえ・・・?と思うやら、実際の虐待のニュース聞いてたら、ああいいるのか・・とも思ったり。
途中しんどくなって、でも最後に救済されて、アップダウンの激しい一冊でした。
間違いなく絶対忘れない一冊です。
サワガニBLとは?って思いつつ、まわりからおすすめされて読みました。
読めて本当に良かったです!
チャロが純粋で可愛い!
人間になりたいある理由が後で明らかになるのですが、切ないです。
サワガニ語の表現の仕方が面白くて、私はスルッと入り込めました!
チャロを持ち帰るぶっきらぼうだけど優しい龍治の過去もね、切ないです。
見かねて拾っただけから恋になるお話
面白くて一気に読みました。
市村も好き!
人間と蟹の寿命のあたりから
涙涙でしたけど、本当に良かったです(泣)
個人的に刃物が苦手なので、少しドキドキしながら読みました(笑)
いやはや、発売前からSNSで話題になっていたサワガニBL。
cpは、風俗店店長である人間×サワガニ。
シザー〇ンズ的な設定かしら、、、
と、タイトルから勝手に推測しつつ、帯にア〇カンとか書いてあるし、、、と。
いったいこの作品はコメディ?? それともシリアス??
と、大いなる疑問を抱きつつ読み進めていくと、、、
まさかの、主人公でサワガニのチャロにとって、
アオ〇ンが、愛の言葉で。
しかも、身体は人間でも中身? サワガニなので精〇の代わりに蟹ミソでちゃったり?!!
思った以上に、受けがカニすぎて横転しつつ、、
結果、、
僅か220ページ弱に、上記両方の要素とサワガニ要素と、今、流行りのアノ(読んでみてのお楽しみ)要素まで取り入れた、なんとも濃ゆい涙なしでは読めない展開でした。
というか、サワガニのチャロがカニ時代から健気というか、真っ直ぐ過ぎるというか、、
笠井先生のイラストイメージまんまで。(当たり前のことを言ってしまってすみません、、切腹)
また、攻めである人間の龍治もいい味出してますよね。
だんだんとチャロに適応していって、やがてチャロなしでは生きていけなくなるほど、愛し抜く姿だとか。
チャロが手を失くしてからの描写が、切なくもあり、愛おしさがひしひしと伝わってきて泣けました。
献身的愛……でした。
とくにあの、終盤のまだ若かった頃の龍治とチャロが幼なじみにふたりで会いに行こうと出かけたあのときの、アオ〇ンエピソードまでには、すっかり龍治の印象が変化していて、
うっかり外で読んでいたまりあげはは、涙を隠すために必死に眼瞼に力を入れまくり堪えていたのも、今では良き思い出です。
冒頭は、多少強引すぎる感は否めませんでしたが、まあたしかにあの始まりじゃないと、カニと人間とのLoveは始まらないよなあ、、、
と読了後に逡巡しつつ。
そして、チャロの行く末とラストの再会と、二十年後に発見された遺したもの。
設定を活かした作品とは、こういうものなのだ!
と、ハッとさせられた一冊でした。
ちなみに、この作品を読んでいる最中、例のうるさい宣伝トラックを見かけて、チャロを思い出したのはまりあげはだけではないでしょう笑!
これからも歌は違えど、あのようなトラックを見たら、反射的にチャロを思い出しそうです♪笑笑
あと、吹き出しありきのサワガニが描かれていた帯もよかったです。