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Jikan-kasegi no hanayome ga shiawase ni naru made ~ayakashi konintan~
高岡ミズミ先生、初読みでした。
そしてこちら、高岡先生初のクロスノベルスとのことです。
おめでとうございます...! ☺︎
情景描写を読んでいると、本当に目の前にその景色が広がっているよう...
1ページ目の雪景色の中のお話から、グッと惹きつけられました。
以下、内容に関するネタバレありのレビューとなります。
”再会”もの大好きなのでその要素だけでも
たぎるものがあるんですが、それにプラスして
”不器用優しい攻め”の魅力にくうぅ〜...!!と萌え悶え。
そっけなく接するようでいて、
口のきけない浅葱(あさぎ・受け)のために
こっそり手話を勉強してたり、一人で寂しい思いをさせないよう、
お守り役(?)の鴉(カラス)を遣わしたり。
(この鴉と受けとの交流にもほのぼの(*´˘`*))
さらにさらに、黒尾(くろお・攻め)にとって
実は浅葱が初恋、という事実。
幼い頃出会った際に”徴(しるし)”なるものを
浅葱の首元に残したりして、
ちっちゃな頃からの無自覚な独占欲丸出しです。萌えるー...!✨
こちらのお話は妖(天狗)×人、
受けが義妹の代わりに花嫁となり…という「身代わり」ものです。
再会要素もありの、和風ファンタジー。
治癒の名家・三条家の令嬢が生んだ不義の子である
浅葱。
治癒能力を持たず、口もきけず、義理の父母(当主夫妻)からは
虐げられて育ちます。
そんなある時、人間世界と妖の世界との数百年前からの契約により、
義妹が妖の次期頭領のもとへ嫁ぎに行くことに。
当日、怯える義妹を逃がそうとしたところを
当主の妻に見つかり厳しく叱責された浅葱。
するとそこに現れた黒尾が浅葱を花嫁だと勘違い、
そのまま手を取られ、妖の世界へと連れ帰られてしまいー
と始まる人外婚姻譚です。
浅葱の中では「義妹と間違えて連れ去られちゃった〜!」
となっているけれど、
読者には”いや間違いなんかじゃないよね”と察せられる&
それが明かされるパートでもう、ニヤニヤ止まりません。
初恋だもんね〜、と妖仲間から揶揄われて
かあっ//となってる寡黙な黒尾にもニヤニヤニヤ。(。-∀-)❤︎
先述したように、こっそり手話を勉強してたり
浅葱と一緒に食事を取りたい!と思ってることが
表情・態度で伝わってきちゃったり
(で、浅葱の言葉を誤解してむっすり不機嫌&落ち込んでたり)、
いきなり知らない世界に連れてこられた浅葱を心配して
鴉を見守り隊として遣わせたり。
”溺愛・包容力強め年上スパダリ”大好きな自分ですが、
こんな不器用攻め、可愛くて仕方ないよーー...!
そんな黒尾の意外な優しさに触れるにつけ、
緊張していた心が少しずつ解されていく浅葱の気持ち、よく分かります。
やっと、幼い頃に会ったことがある!と浅葱が思い出した時の
「やっぱり忘れてたか」的なちょっと拗ねた黒尾の態度も、
かーーーわーーーいーーーい!!!(*´∀`*)
”拗ねる不器用溺愛攻め”という、新たな癖の扉が
開いてしまった気がしますです。。
そんな二人の、心の通い合う過程にもたまらなく萌えるのですが、
その他物語の展開やキャラクターにも個人的萌え要素満載。
黒尾の大叔父・次郎。
この大叔父と、浅葱の”ある特徴”が、
そんな繋がり・関係を持っていたとは驚き..!
そして人間界での浅葱の親友・大嗣がまた良い意味で
熱くて、人間的に素晴らしいキャラなんですよね…
妖の世界へ攫われてしまった浅葱をなんとか助け出し、
連れ戻そうと知恵を働かせ自らの体も使って動いてくれる。
この大嗣、浅葱の義妹と想いを通わせているため
BがLするわけではなく、ただただ”熱い友情”から浅葱を救おうとするー
そんなところがたまらなく心にヒットする、萌えどころの一つでした◎
黒尾のお屋敷の使用人たち(みんな妖)も
それぞれ、キャラが立ってて愛おしいんです。
ろくろっ首とか一つ目とか、口うるさい狸キャラとか。
連れてこられた”人間の奥様”に対し最初はみんな
よそよそしいんですが、頑張る浅葱に絆され、
やがて絆が生まれていく...
そんな過程にほっこり&じーんとしました。
特に小緑〜...!!!
やーー大きなネタバレになるので詳しくは控えますが、
終盤グッときちゃったよーーー!!!
池の中に潜み、目だけ浮かび上がらせる
人見知りの妖も可愛かったです(*´艸`)
水の中からじーーーっと浅葱と見つめ合う描写が好き。
自分が綺麗に整えているお庭を浅葱だけが褒めてくれて、
嬉しかったんだね・:*+
恋愛以外のシリアスパート、
浅葱が何者かに襲われ、繋がれ監禁されて...というミステリー、
その意外な(←自分にとっては)犯人と顛末も
読み応えたっぷりでした。
これ、”勧善懲悪”ではあるんだけれど
償いの余地がある終わり方なのが、また良いなあ…と沁みまして。
浅葱の持つ能力や人としての優しさ、
そういうところに黒尾も屋敷の使用人(妖)たちも
惚れ込んだんですよね(*´◒`*)
人間界との約定の見直し、そして”身代わり”ではなく
正式な花嫁としての盛大な結婚式。
素敵な大団円に、心が幸福感に満たされました✧*。
一つちょっと気になるのは、妖・黒尾との寿命の差…
出会いは二人とも幼少期だったし、黒尾は人間と同じように
歳を取り、命尽きるのかな?(そうであれー...!)
不器用な優しさを見せる攻め、その独占欲に
思いきりきゅーーんとなり、新たな癖の扉を開いてくれた
和風異種間婚姻ファンタジーでした୨୧