つらつら椿

tsuratsura tsubaki

つらつら椿
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%
著者
月夜堂 

作家さんの新作発表
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媒体
小説
出版社
メディアチューンズ
レーベル
書肆月夜堂
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

江戸時代。長崎留学を終えた宝生は京都に帰ってくる。
父は医者で、彼は一緒に診療する。母方の従兄の有岡とは言い交わした仲だが、彼はなかなか姿を現さない。
二人はお互いに思いを募らせていくのだった。
時代物の医者モノ。

表題作つらつら椿

奉行所与力 
医師

レビュー投稿数1

医師を志す青年の日常

京言葉が良い味出してる江戸時代もの。医師を志す伊純の日常が淡々と描かれている。BL要素はあるが、恋心より医療者としての矜持が強く語られていたように思う。とはいえ想い合う二人のハピエンで終わるので、そこは安心できた。

伊純は想い人である有岡と気持ちを確かめ合いつつも、身体をつなげる前に長崎遊学に向かう。そこで出会った和蘭人医師は、身体を捧げなければまともな指導をしてくれない。そんな状況に耐えながら、医学のために知識を身に着けていく伊純。

他にも何かしそうな雰囲気を醸し出しながら、伊純の周りをうろうろする若旦那がいたり、有岡に縁談が持ち上がったりと騒がしい。医師としても手術や出産介助に忙しそうで、充実した日々。

起承転結はなくエピソードのつなぎ合わせのような構成。物足りなさを感じるのは、印象的な出来事があまりなかったからかな。奉公・番頭・与力などなど、時代の雰囲気を感じられる単語の数々がとても良かった。

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