転生したら元恋人が義父になって溺愛してきます

tensei shitara moto koibito ga gifu ni natte dekiai shite kimasu

転生したら元恋人が義父になって溺愛してきます
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神19
  • 萌×214
  • 萌8
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

76

レビュー数
12
得点
178
評価数
45
平均
4 / 5
神率
42.2%
著者
名倉和希 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
羽純ハナ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784576250748

あらすじ

ジョナスを引き取ってくれたのは、前世で恋人同士だったウィリアム公。前世の自分を忘れていない彼に、ジョナスは思慕を募らせて…。

表題作転生したら元恋人が義父になって溺愛してきます

21歳→30歳、王国所属の騎士で公爵家次男、ジョナスの養父
9歳→18歳、前世ではウィリアムの恋人だった青年、男爵家子息

レビュー投稿数12

名倉先生の生まれ変わりストーリー。

名倉先生の描かれる、受様が好き過ぎておかしくなるタイプの攻様、大好きです。
今回の攻様は、〝待て〟が辛うじてできる、オトナな攻様でした。
いや、周囲の人達のおかげかしら(*´艸`)


受様のジョナスは、溺れたところを騎士ウィリアムに助けられた事で、ダニエルとして生きた前世の記憶がよみがえる。
前世では、ウィリアムとは幼いながら結婚の約束をしていて、お互い大好きだった。
しかし、何者かに殺されてしまい、今は貧乏男爵の息子ジョナスとして生きてきた。
もう一度ウィリアムに会いたい、という願いを叶えるため、官僚となるため勉学に励むジョナス。
優秀さをかわれ、ウィリアムによって養育されることに。

ともかく、高位貴族のウィリアムに恥をかかせないよう、勉強はもちろん、生活態度もしっかりしてるジョナス。
健気で、もうちょっとワガママ言ってもいいんだよ、と言いたくなるくらいないい子です。

ウィリアムが、ジョナスへの気持ちを自覚する時。
「整理しよう」と冷静に考えちゃうところに笑いました。
想いが通じあったら、独占欲を隠すことなく溺愛まっしぐらなのも良き(๑•̀ㅂ•́)و✧

明かされるダニエルの死の真相と、悪い人が罰せられるまで、スッキリでした。
執事のブレアとウィリアムの部下のバーナードがまたいい味出してて。
毎朝、手を出してないか確認してくる部下とか、いい関係築けてるわ~(*´艸`)

名倉先生「生まれ変わり」ストーリーは初めてのこと。
楽しく読ませていただきました(≧▽≦)

0

年の差溺愛ミステリーBL

年の差溺愛生まれ変わりミステリーBL。楽しい要素満載です!これが絶妙に絡み合ってめちゃくちゃ面白いです。
名倉先生の年の差溺愛はコミカルで楽しいんですが、生まれ変わりなのでそこまでの道のりにドキドキします。そして恋の障害になりうるのが前世の自分というのも中々切なくて。
またそこに加わるミステリーはぞっとする展開もあり最後までハラハラします。ここで犯人を推察するのも楽しかったです。
もちろん年の差BLの甘々にはこちらが赤面してしまうほど。ウィリアムのジョナスへの独占欲は一周回って清々しい!オススメです!

0

読み応えあり!

ラブandエロいっぱいというよりは事件解決がお話の中心で読み応えがありました!

生死をさまよう事故をきっかけにダニエルの記憶を思い出したジョナスが、度重なる偶然でウィリアムの人生と再び絡まっていくのが面白かったです。
ジョナスは自分とダニエルの狭間でモダモダ、
ウィリアムはジョナスのことを恋愛的な面で好きだとなかなか自覚せず、養父と養い子という健全な関係が続きます。
本格的にふたりのお話が始まるのがジョナス15歳の時ですもの、そりゃ仕方ないですよね笑
執事のブレアが好きです!

0

No Title

すみません、全く萌えなかった…。
ウィリアムとジョナスの関係性が、どうしても養父と養子にしか見えない。
対等な感じが一切しなくて、どうしても恋人同士に見えない。
もしかしたら、時代背景として夫と妻になる者の関係は対等ではないのが当たり前で、それを前提として書かれているのかもしれませんが、とにかくジョナスが優等生でウィリアムの言いなりなので、うーん…。

ウィリアムが「ジョナスがダニエルの生まれ変わりだから愛した訳ではない」みたいに言いますが、だとしたら12歳も下の少年を性的な意味で愛するか?と。

それと根本的に、淑女然とした受が苦手なので、ジョナスのキャラクターに萌えられませんでした。
もっと少年らしい奔放さがあってもいいと思うのですが、ひたすらおとなしく従順な性格なので、終始幼い未成年というイメージが強く、Hシーンも微妙な気持ちになりました。

0

No Title

※結末詳細のネタバレがあります
※読む人によっては辛口かもしれません

私にはこの溺愛は物足りませんでした。
もっと表紙の雰囲気のような狂気性を含むものを期待していました。
浮足立っている感じはあります。

重複に近いような風景描写、事件と事件解決の詰めの甘さ、
初夜について言及があったのに当日全然意識していないことなど…
所々ひっかかっていまひとつのめり込めませんでした。

その前から惹かれていたとは言うけれどウィリアム(攻め)からの告白が
ジョナス(受け)が生まれ変わりと分かってからなのがモヤりました。
終盤のあの人たちとの対面もなんだか不完全燃焼。
しかも卒業したら官僚になって寮生活です、で終わって…
休日や結婚の約束があるとはいえ読後の幸福感が低かったです。

設定とジョナスの性格、サブキャラは好きでした。
特に実質保護者の執事のブレア、良識のあるバーナードが魅力的でした。

1

No Title

おおよその内容は、タイトルでよく表現されているとおもいます。

前世ではウィリアムの恋人だった青年、男爵家子息の ジョナス・コベットを引き取ってくれたのは、王国所属の騎士で公爵家次男、ジョナスの養父のウィリアム・ベレスフォードでした。

前世の自分を忘れていない彼に、ジョナスは思慕を募らせてゆくというストーリーです。

「受」を溺愛している「攻」が、かっこよくて、よんでいて、胸がきゅんとしました。

読後感のいいすてきな作品だとおもいます。

3

ラブコメミステリ〜♡

作者買い

すごく面白かったです♡

ミステリー要素も満載で、コメディ要素もあり、ラブも両片思いでしっかり!!
物語の展開もテンポも良くて、矛盾がなく、スラスラと読めました。

ウィリアムのビジュアルがめちゃくちゃ好みで、カッコ良かったです♡♡
わたし的には、バーナードのアシストツッコミがどストライクでした(*^^*)

ハラハラドキドキシーンも多くて、読む手に汗をかきました。

文句なしの神作品だと思います♡

ミステリー 転生 中世 だんだんおかしくなる攻め 両片想い を読みたい方にオススメです!!

3

受けを溺愛しすぎて残念になるスパダリ攻め♡

あとがきに『受けを好きすぎてちょっと頭がおかしくなる攻め』とありましたが、
正に〚受けを愛しすぎる余り残念になるスパダリ攻め〛でした〜〜〜!最高です(大拍手)

今作は転生(生まれ変わり)モノ。名倉先生ならではの溺愛要素に加え、前世の死の真相に迫るサスペンス要素もあり、ハラハラとドキドキの両方が楽しめて読み応え抜群でした!

また、前世ダニエルの辛い記憶に苦しみ、今もダニエルを想っているウィリアムへの報われない恋心に苦悩する…ジョナス視点はシリアスで切ない一方、
そんなジョナスの心境など露知らず「ジョナス命」で甘々に溺愛しまくるウィリアム視点の、シリアスと甘々の絶妙なバランスがめちゃくちゃ楽しいです

ジョナスがダニエルの生まれ変わりと知る前から「可愛いぞ」と部下に自慢するほどゾッコンなウィリアム
気持ちを自覚してからは、ジョナスへの愛が溢れすぎて止まらない“残念なスパダリ”に……!
行き過ぎた溺愛に執事や部下から怒られても、無意識すぎて何を怒られているのか分からないポンコツっぷりにニヤニヤが止まらないw

そして「ジョナスが成人するまで手を出さない」と固く誓い(キスはノーカン)、ついに迎えた18歳の誕生日
我慢に我慢を重ねたジョナスへの愛情が一気に爆発!

——あぁ、ジョナス、もっと泣かせたいと思ってしまうのは、私が君を愛しすぎているからだろうか……?

もう、このウィリアムの台詞に総てが詰まってる 笑
ジョナスを優しく慈しみつつも、絶対に逃さない!と強い意志を感じるウィリアムの囲い込みに、初心なジョナスは翻弄されっぱなし
何が何だかわからない内に、お尻だけでイケる身体にされちゃいます。素晴らしい……!

しかし、ベッドでは翻弄されても日常ではウィリアムの圧の強い(?)愛情にも負けず、しっかり自分の意思を伝える芯の強さを持っていて、逆にウィリアムを翻弄する様子に思わずニコニコしちゃいました(◜ω◝)

全ての問題がスッキリ解決して、最高に気持ちの良い読後感!
年下に狂わされる大人攻めが性癖なので、めちゃくちゃ萌えるお二人でした♡

5

しっかり者

先生買い。いつも通り楽しく読めましたが、いつまでも覚えてはいないなと思うので萌にしました。ちょこっと楽しい&ちょこっとシリアスなお話、本編290P弱+あとがき。受けが攻めをしっかり尻に敷いている未来が見える気がするんだが、気のせいか?

川で溺れた時に、「10歳で人に殺された前世」を思い出した貧乏男爵家のジョナス。官僚になるべく頑張って学校に行っていましたが、父親が夜逃げしてしまいます。途方に暮れていたところ、以前助けてくれたウイリアムが家に迎えてくれて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
ダニエル(受けの前世)、攻め父、側近、執事、受け家族、悪党少々。側近や執事は、いつものサブキャラテイストで好きですが、いつもほどは活躍無いかも。事件話が印象強いからかな。

++攻め受けについて

攻めは優秀、真面目な軍人さん。幼い頃の恋心を大事にしていて浮ついたところは一切なし。受けが可愛くって割と最初から溺愛モード。最初は養子を大切にしているという様子ですが、受けの社交界デビューでの美しさに驚いたあたりから、恋愛モード始まりかな。

受けは前世の記憶持ち、前世から攻めが大好き。不幸な最期を遂げた前世の自分にちょっと遠慮するし、元は貧乏男爵家の長男だから釣り合わないし、そもそも攻めが自分の事を好きになるなんで微塵も思ってないし という様子。悲惨さは無い健気さんという感じかな。攻めに流されずしっかりしてます(笑)

そんな二人の事件解決もの+恋愛話でした。名倉先生のお話でこんなに事件モードだったお話って今まで読んだかな・・・?割とハラハラした一冊でした。受けが官僚になってからのお話も読んでみたいなあ・・・

6

ハラハラ展開とワンワン攻め

とーーーってもシリアスでしたが、攻めがやっぱり名倉さんらしくて微笑ましく読み終えました。もちろん頼りになる大人たちも。

前世のダニエルの記憶が蘇り必死でウィリアムに近づこうと頑張るジョナス。
なんと!ウィリアムが養ってくれることになって!!
生まれ変わってもウィリアムと縁が繋がって良かったね!!!義父というか養父ですよね?

ダニエル殺害の真相に迫るところはとってもハラハラでした。

ウィリアムがダニエルの死を今でも追い続け、それでもジョナスに癒されいつしか養い子から愛する存在へ…。
開き直った?ウィリアムがもう名倉さん〜!ありがとうございます!な攻めぐあいで。

ジョナスもジョナスとしての譲れない人生設計があり。ダニエルを抱えたままジョナスとして二人の関係も築けて良かったです。

事件の解決前に二人の初夜があったので、大丈夫?こんなことしてる間に逃げられたりしない?と心配でした。
ウィリアムがご褒美ワンワン状態で、誰が何と言おうと成年になったら抱く!と強い意志ですね。
ジョナスを守る執事と副官もとっても良いキャラでした。

ウィリアムが読み進めるうちにどんどんワンワンになっていくのが面白かったです。

5

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