能美先輩の弁明【BLCD】

noumi sempai no bemmei

能美先輩の弁明
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

37

レビュー数
1
得点
45
評価数
10
平均
4.6 / 5
神率
90%
媒体
CD
原画・イラスト
大麦こあら
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
Ginger Records
収録時間
枚数
2 枚
ふろく
ステラワース特典:コミックスカバーイラスト使用L判ブロマイド
フリートーク
別ディスクであり
発売日
JANコード
4571453601541

あらすじ

BLアワード2025総合コミック部門、堂々の第1位!
黒髪クール後輩×ゆるクズ先輩。
正反対なふたりが「魂の片割れ」を探す哲学科BLが待望のドラマCD化!

自堕落な大学生活を送る能美正孝は
教授に誘われ参加した読書会で
同じ哲学科で2つ下の後輩・丹瑛人に出会う。
学科内でも際立つルックスでクソ真面目。
しかもゲイだが人の目を一切気にしない瑛人。
正孝は興味津々で近づくが……!?

【キャラクター】
能美正孝(CV:島崎信長)
大学3年生 哲学科在籍
飄々としたゆるクズだけど、実は優秀。好奇心旺盛で人あたりが良く、他者の感情の機微に聡い。

丹瑛人(CV:坂田将吾)
大学1年生 哲学科在籍
ルックスがとてもよくクソ真面目で自我が強い。
案外きさくでコミュ力も高いが、正孝に対してだけ辛辣で愛想がない。

葉山(CV:斉藤壮馬)
大学院生
白川ゼミの先輩。ゆるふわなドジっ子だが案外食えないタイプ。

【出演】
島崎信長、坂田将吾

【原作】
大麦こあら(光文社 BL COMICS)

仕様:本編CD2枚組

(C)Omugi Koala/Kobunsha

表題作 能美先輩の弁明

丹瑛人 → 坂田将吾

能美正孝 → 島﨑信長

その他キャラ
葉山[斉藤壮馬]

レビュー投稿数1

瑛人がドンピシャ!萌えと解像度がグッと高まる

原作既読、大好きな作品の音声化!!
絶対聴きたい、聴かなきゃ!と今月の発売を楽しみにしていました。

レビュータイトルどおり、坂田さんの瑛人(攻め)がドンピシャ。
原作コミックスを読んで自分が想像していた像と完全一致です。
クール男子の低体温ボイスと、それが甘さをはらむ時のギャップが
刺さりに刺さりました...

視聴環境はポケドラです。原作片手に楽しみました。

原作が300P近いということもあり、
音声の方もボリューム・聞き応えたっぷりです。

(恋人のことは)「大事にするし」「甘やかす」と語る瑛人、
この「甘やかす」という決め台詞に滲む、声の甘さ!

絶妙な配分のスイートさを持って発せられた言葉に、
ハートを鷲掴みにされました。

有償特典のキャストトークの中でも語られていましたが、
尖った瑛人が徐々に見せる雪解けの様子が最高。

後半にかけ、徐々に甘さと熱を増していく瑛人の変化に
グッ!ときたー...(๑•̀ㅂ•́)و✧

島崎さん演じる受け・正孝については、やや声高め...?というのが
初視聴時期になったところ。
(↑高めボイスが自分の萌えツボとはちょっとズレているため。。)


とはいえ!正孝らしい”ゆるクズ具合”、
しっっかりお声で表現されてます。

ちゃらんぽらんな印象の前半〜中盤と、
終盤、発表会への登壇を決意するシーンでは
見事に声のトーンが違っていた...!演じ分けが素晴らしかったです。

初エッチで尻を洗われ、焦りまくり逃げようとする様子。
その後見事、とろっとろにされちゃうギャップも良かったー...

一点「ああ...!」と思った点を挙げるとすれば。

作中のあるキスシーン、音声だけでは
”正孝から仕掛けたキス”とは分からないかな?と思われた点です。
リップ音だけなので...

「正孝から」というところが個人的な萌えどころだったので、
音声だけだと、その点に気付かないかも...と思いました;

とはいえ。
お二人の演技によって、原作の内容の深み、面白さ、萌えが
より加速したことは間違いなし!

クールな瑛人の見せる雪解けの甘さと、
ちゃらんぽらんな正孝が覗かせる脆い部分・終盤の覚悟という
それぞれのキャラのギャップの表現、最っっ高でした✨


※以下はアニメイト特典について☺︎
=======

◆無償特典 ミニドラマCD「となりのモブ山くん」
(単行本・アニメイト有償小冊子の内容)

瑛人の隣の部屋に住んでいる社会人・モブ山視点のお話。
時折聞こえてくる喘ぎ声を瑛人のものだと思い込み、
「お年頃なんだなあ〜」と微笑ましく思っていたところ、
ひょんなことからお相手が「男」であることを察し...というお話。

そんな思いに耽るモブ山くんが最後に独りごちた本音、
そのオチにクスッと笑えるコミカルなお話でした❤︎

<激アツ全回転セット!特典>(有償)

★act1.「正孝の看病編」(5’17)
(単行本・コミコミ有償小冊子の内容)

風邪をひいた瑛人を正孝が看病→その中で歯磨き大サービス♡をするイチャ甘話。
歯ブラシでしゃこしゃこされながら喋る瑛人。
そして弱って甘えるワンコなレア瑛人が可愛い(*´◒`*)

———
★act2.「瑛人の見た悪夢編」(4’06)
(単行本・とらのあな有償小冊子の内容)

ある日瑛人が見た悪夢。
”若者たちを堕落させた罪”として正孝が投獄されてしまい、
助けに来た瑛人に、「俺は逃げない」と告げて毒杯をー

普段超絶クールな瑛人が焦り、
本気で必死になる姿(声だけど)にゾクゾクするお話でした。

———
★act3.「ともだちのはなし編」(1’50)

瑛人の友人・むろちん視点のお話。
特定の相手を作らない奴だと思っていた正孝に恋人ができたらしく、
驚くむろちん。

どんな子かは知らないが、瑛人とは長く続かないだろう、
可哀想に…なんて思っていたのですが。

スロット大好調の中、むろちんの誘いを断り、
恋人が呼んでいるからー

という理由で帰って行った正孝を見、
「本気なんだ…!」と驚くというオチでした(*´艸`)
———
★act4.「丹瑛人、はじめての」(9’10)

お土産チョコを口にくわえ、
「イチャイチャしようぜー」と正孝が甘えてみると...?

「後で構ってあげますから、おとなしくしてて下さい」と、
もぐもぐしながら言う瑛人、可愛いなあ。

と、実は濃い目のお酒入りだったそのチョコ、
食べた直後、瑛人の様子が急変しー!?

というお話。

チョコ一つで酔ってしまい、そこからあっまあまの長尺キス、
そしてエッチ…言葉責めする酔っ払い瑛人の意地悪、たっっまんないです。

突然ワンコあまあま・甘えスイッチが入るところ、
クールな普段の態度とのギャップに陥落。

一生、お酒禁止な〜!!!と叫ぶ正孝の声に
ニヤつき止まらぬお話でした〜
———
★キャストトーク(16’02)

お二人が「二人の会話に知性を感じる」と話していたのが印象的。
自分も”うんうんうん!そうだよね”と頷きながら聴き入りました。

攻め役・坂田さんの「大学行ってみてーな」と思った、という言葉。
そして「こんな一癖も二癖もある人たちと交流してみたかった」という言葉も、
分かる気がする。

で、坂田さんが「印象に残ったシーン」として挙げられていた
「お尻を洗うシーン」!
”なかなか見たことないから印象に残ってる”とのこと。

…や、腐りきってる私は”洗う”シーンに驚いたりはしなかったので、
聴きながらひとり、自らの腐り具合にかあっ//となった部分でしたw

「哲学」が大きなテーマとなっている本作。
受け役・島崎さんは”芝居の役作りにも「答えのない問いをし続ける」という
哲学的な部分がある」と、芝居と哲学の親和性について語られていました。

ツンツン尖った瑛人がだんだん雪解けしていくのが楽しかった、
という言葉にも完全同意。

内容やキャラの内面、演技について掘り下げた聞き応えのあるトーク、
大大大満足です◎

2

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