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スパダリ令息の囲い込み愛‼
sono cinderella story tutushinde gozitai moushiagemasu
今回は公爵家の長男と子爵家の次男のお話です。
特待生として学園に入学した受様が
スパダリ攻様にロックオンされて婚約するまで。
受様は子爵家の次男ですが
祖父の代で投資に失敗した子爵家は貧乏貴族です。
今の屋敷は先祖が趣味様に立てて古い小別邸で
わずかに残った領地に作物を作って家族と使用人皆で
細々と暮らしているため
次男の受様は入学した学園では
成績優秀者に付与される奨学金を得る事が必須で
日夜勉学に勤しんいます。
そんな受様を何かと助けてくれているのが
王家に連なる公爵家子息である攻様です♪
攻様は家柄も良く頭脳明晰な美男子で
美人の伯爵令嬢という婚約者もいますが
貞操観念が欠如する彼女は見た目が好みの男性と
次々と関係を持ち続けていたのです。
彼女の不貞は誰の目にも明らかでしたが
浮気相手に第4王子の名を見つけた攻様は強硬手段として
王宮主催の若年貴族交流舞踏会にて
多くの貴族が見守る中で婚約破棄を言い渡します!!
舞踏会に攻様は婚約者をエスコートして会場入りし
ダンスのために婚約者と向かい合っていたのに
第4王子は攻様を押しのけて手を差し伸べ
令嬢も王子の手を取る貴族社会のタブーを犯しており
婚約破棄を宣言され睨み合いとなりますが
主催としてお出ましになった王は状況を把握すると
第4王子は北の塔での謹慎を申し付け
伯爵と令嬢には正式な沙汰は後程と申し渡されます。
親友にながらも脇役の受様はハラハラ見守るのみでしたが
王の御前を退くと輝く笑顔で歩み寄ってきた攻様は
受様の目の前で膝を折って右手を差し伸べ
「この件が片付いた暁には、ぜひ、私と婚約してほしい」
「ずっと密かに愛していました。私と結婚してください」
と宣わるのです!!
受様は返事を促す攻様の真摯な瞳にうっかり
差しされた手に手を乗せてしまうのです。
それはOKの意思表示と解釈されてしまい!?
WEB小説サイト「アルファポリス」掲載作を
改稿加筆しての書籍化でスパダリで策略家な攻様と
自己評価の低い受様の学園ラブになります♪
冒頭の婚約破棄は悪役令息モノによくあるパターンですが
今回の受様は婚約破棄した攻様にロックオンされた
脇キャラ令息です。
大筋は攻様が攻様を友人以上に思っていない受様を
あの手この手で攻めたり、押したり、引いたりしつつ
受様の退路を断っていく展開なのですが
攻様の息子が立派過ぎたり、受様に一途すぎたりで
手をだしてもなかなか一線を越えられないのに
ニンマリさせられたり
攻様を敵視していた第4王子の脱獄劇から始まる
受様の危機に攻様が颯爽と駆けつけたりと
ドキドキ&ワクワクな展開で
死はどう見ても偽装された第4王子の目的と
攻様の本懐が気になるので次巻を待っています♪
面白かった!
親友としてずっとそばにいたのに、いきなり結婚を申し込まれて溺愛の毎日。受けのアルは常識人で、攻めのサイラスのやることなすこと心の中でツッコミ入れてるのが面白かったです。
サイラスはアルのこととなると豹変しちゃいますけど、普段は凛々しくかっこよくてとてもよい。
アルは親友に戻ろうと頑張るけれど、持ち前の優しさが「こんなこと言ったらサイラス傷つくかな」とかなっちゃって、結局絆されていく。
そのうちサイラスの大きな愛に包まれて、最後「こんな重い男の愛を受け止められるのは俺くらいだろう」とか、すっかり好きになっちゃってるの可愛いすぎるんです!
アカデミー後のふたりも、結婚式も、サイラスの巨根が活躍するシーンも見てない!
続編待ってます!
これで完結ではまさかないですよね?
だってエッチしてないじゃん…。あんだけサイラスの超巨根の恐ろしさを煽っといて、いつかは挿入を願うサイラスの希望を叶えずしてこの物語を終わりには出来ません。
エチなしエンドとあればあの巨根前フリはなんだったのって感じなので、おそらく続編があるかと思われます。巻数記載もなく、作者さんのあとがきもない状況では、続編は確定値なのか分からないのが何ともモヤりますが、とりあえず続きがあるだろうという前提で評価しました。
私の評価的には神評価です。プロポーズから始まるラブコメがとにかく面白い!
まず設定がハッキリとしていて、ものすごく分かりやすいストーリーというのが安心できます。
執着攻めの囲い込みラブの執念たるや……。実に計画的かつ猛愛が度を越していてス…スゲェ……全部いい方に受け止めちゃう、ザ・ポジティブシンキングが物語を切ない方向へと進ませません。
親友から求婚されて、はいそうですかと言えるわきゃないアルテシオの戸惑いと、何だかんだで婚約の方向へと担がれる絆されっぷりにプププ…( ̄∀ ̄) アルテシオの外堀を埋めていく手腕、何が何でもNOを受け入れない姿勢、断る選択肢を一切持ち合わせていないサイラスの頭の中は一体どうなっているのか見てみたい(笑)アルテシオとの結婚のためなら何でもしちゃう溺愛と執着にニヤニヤでした。
スパダリの親友(しかも王の甥)からこれでもかとアプローチされまくるのは、BLファンタジーのテンプレとも言える王道路線ですが、惚れ込んでいるのがフツメンっていうのがまた面白いんですよね。キラキラ系イケメンのサイラスには、とてつもなく愛らしい姿に映っているアルテシオとの美的感覚のギャップがあー楽しい♪さっぱり平凡フェイスのアルテシオは実は隠れモテモテだったというオチ回収は必見です。
サイラスのセリフや行動、思考を通してアルテシオの魅力をどんどん掘り下げていくストーリーにワクワクが止まりませんでした。
実は頭脳明晰で、冷静沈着で人格者な一面も拍手。サイラスや周囲の人たちのおバカな言動に的確に脳内ツッコミを入れるフォローも素晴らしかったです。
アルテシオの前では甘々のサイラスも、アルテシオに敵意を向ける者には容赦ない態度をとってしまう分かりやすい溺愛に何度も笑わせてもらいました。サイラスの一方通行の恋だったプロポーズが、徐々に2人の想いが通い合っていく過程は一番の見どころではないでしょうか。
パートナーとしても2人お似合いですし、仕事でも良い関係を築いていきそうな両名です。だからこそ、続きのストーリーをぜひ!
それに……サイラスの巨大なイチモツが想いを遂げるその瞬間もまだ見ていません!(←ココ重要 笑)
サイラスにライバル心を抱いていた王子の消息的にもまだ何かある感じなので、その辺りの回収もあって欲しいなと思っています。つまり、まだまだ見たい景色があるので、今巻では満足しきっていません。
シンデレラストーリーを完璧に成したそのときまで見届けていきたいです。