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mokudoku The Light in the Night
中国のドラマ「光・淵」の原作小説。
ドラマは全30話でWOWOWで放送中ですが、本国では8話まで公開ののち配信停止になっていたとのことです。
刑事が主人公の事件解決もので、ハードモードでとても面白い。ドラマでは時々挟み込まれるダークなトーンの映像に震えます。
原作を読み始めて驚いたのは、登場人物の名前がドラマと違うことです。そんなことあります?
性格とか設定とかほとんど同じなのに、名前が違う。
・駱聞舟(ルオ・ウェンジョウ)=駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)
・費渡(フェイ・ドゥ)=裴溯(ペイ・スー)
・陶然(タオ・ラン)=陶沢(タオ・ゾー)
・郎喬(ラン・チャオ)=嵐喬(ラン・チャオ)
・肖海洋(シャオ・ハイヤン)=肖翰揚(シャオ・ハンヤン)
前者が小説での名前、後者がドラマでの名前です。不思議ですよね。
上記はほんの一例で、たぶん全員名前が違います。何故なんだろう。
さて、「黙読」第1巻は、第1部ジュリアン(第1章~第25章と終章)が収録されています。
ドラマとの比較ばかりで恐縮ですが、1~5話のお話(最初の事件)と6話の一部に相当します。
やはり小説とドラマとでは見せ場が異なるので、どちらも特色を活かしていてどちらも楽しめます。
カーチェイスはドラマに軍配があがりますが、事件終盤の、駱隊長が犯人を煽ったり理詰めで説いたり鎌を掛けたりしながらも追い詰めていく場面は小説の方が手に汗握ります。犯人の方が有利だったのが余裕がなくなり、その後また巻き返すところなどはさながら綱引きのようで、とてもはらはらしました。
また、地道に捜査をしている場面がとても多く、要素も多岐に亘ります。
駱隊長は型破りではありますが、次々に入ってくるたくさんの情報を、全部受け止めて整理して、足りないところを瞬時に判断して部下に指示を与えたり自ら動いたり。この人の頭の中はどうなっているんだろうと驚嘆します。
一方で飼い猫には滅法弱いし、費渡にはやりこめられて子どもの喧嘩みたいなことになるしで、ギャップが面白い。
1巻の事件は一応は解決したものの、謎が残されていますので続きへの引きもあります。2巻が出たらまた買いたいです。
BL的な面は、この巻では薄いです。前述のとおりキャットファイトみたいな感じです。