お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
naisho no kiss no price
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
クールなエリートの桐生と素直で可愛らしい尚也。
ですが2作目の今回ちょっと変わってきました。
クールでオトナな会計士の桐生ですが、
本来自分のタイプでない筈の尚也と恋に落ちてしまい、
変わりゆく自分に戸惑いつつも幸せを感じると言う、
随分人間味のあるクールさに変わってきたように思います。
こういうタイプのクールな攻めって個人的にツボです。
しかし思い悩む風情の尚也を前にして、
相変わらず突き放せばいいのか甘やかせばいいのか迷ったり、
というのが桐生らしいけどちょっとじれったいような。
そして少しだけオトナになった尚也だけど、
でもやっぱり素直で純真な所は全然捨てられていなくて、
オトナな部分とコドモな部分がバランス良くなりつつあって、
尚也も受けとして段々魅力的になりつつあると思います。
そんな尚也は仕事であれこれ悩みつつ、
そして自分の恋人が兄の親友だと打ち明ける事ができず、
仕事と恋と両方で悩み迷う日々。
そんな時に登場した当て馬が桐生の元恋人な女性。
彼女は美人で頭も切れてオトナでカッコいい桐生お似合いの女性。
自分よりずっと桐生に似合うと思って落ち込む尚也が切ない。
せめて仕事で結果を出せれば成長できるからと思って、
仕事に打ち込む姿がまた健気で可愛らしいです。
でも、これってよく考えると普通の恋愛小説でありがちな設定。
と、思いつつも尚也頑張れ!と思いつつページをめくってしまいます。
他に、尚也と怜史はどちらもブラコン。
そして超エリートな怜史に憧れとコンプレックスを持つ尚也。
その辺りのエピソードも時々出ていて盛りだくさんな話だと思います。
前回に続いて今回もエロシーンは少なめ。
それもオトナな桐生が箱入りの尚也を壊す事に怯えたり、
なので桐生の事がちょっと切ない。
オトナな攻めとコドモな受けにしてはちょっと珍しいパターン?
ですがそこが個人的にはなかなかツボでした。