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一途な溺愛に酔いしれる
ichuu no kishi ni shitsurenshite yakezake aotteta dakenanoni nazeka oshioki saremashita
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
今回は第4騎士団所属の騎士2人のお話です。
攻様が見合いをすると知ってやけ酒した受様が
攻様の伴侶となるまで。
受様の家は文官家系で父はやり手の上級法務官
兄も総務部人事局にて堅実と評される役人です。
父も兄も特別華やかなタイプではありませんが
受様は3人の妹ともに花の四姉妹と
呼ばれるほど美貌の持ち主です。
その美しさにより
様々な危険に遭ってきた受様は
華奢な身体付きながらも基本負けず嫌いな性格と
泣き寝入りしない根性で騎士を目指します。
受様は騎士団の入団早々の希望調査で
王立騎士団でもきつい演練と戦地への派遣の多い
鬼の第4騎士団を志望し
先輩後輩問わず見た目で舐めまくる騎士達を
正当防衛の範囲の実力行使で
相手の名誉とプライドと恋愛フラグを折りまくり
黙らせていきます。
そんな受様の一番の理解者は
受様は入団初日に絡まれた現場に遭遇し
新入団員の育成期間も同じで隊となった攻様です♪
攻様は受様の容姿に触れず、腫物扱いせず
下世話な視線もむけないすがすがしい男でしたが
受様は攻様と過ごすうちにいつしか
友人以上の想いを抱くようになっていました。
しかしながら攻様は軍人一族の名家の嫡男であり
受様は関係を壊すなら今のままでと思っていましたが
攻様に上官の娘の見合い話が持ち上がった上に
街中で2人が並んで歩いているところを見てしまい
失恋したと思い込むのです(笑)
自棄にやった受様はヤケ酒した挙句に
同僚から漏れ聞いた評判の良い娼館を訪れて
素敵な一夜を過ごそうとしたものの
受様を探しに来た攻様に「お仕置き」と称して
押し倒されてしまい!?
WEB小説サイト「アルファポリス」掲載作を
改題、改稿加筆しての書籍化で
親友の攻様に密かに恋する受様の恋物語になります。
アンダルシュレーベルでも最近珍しいくらいに
タイトルからお仕立てまでザ・WEB小説って感じのお話で
面白く読ませて頂きました。
タイトル通り
受様が攻様に失恋したと思って娼館に行ったことが
攻様の逆鱗に触れて襲われるところから始まるのですが
結果オーライで両片思いと分かって
2人はお付き合いを始めます。
この世界は同性でも結婚できるのですが
受様の家族の想い、攻様のお家事情などなどで
本人達が良ければよいという状況ではななく
策士な攻様が頑張りと程よくニブイ受様の絡み方が
実に楽しいです。
攻様が正攻法ばかりでなく受様至上主義なところが
大変MYツボでした♡
そして2人が幸せになろうとする結婚式で
攻様の見合い相手が受様を拉致った人物に利用され
絡まる展開でまとまり感が出る幕引きとなっていて
読了感がすごく良かったです ヾ(≧▽≦)ノ
次作も楽しみにしています。
はじめましての作家さんです。あらすじにひかれて読んでみました。
片想い中のアレクが見合い相手と仲よさげなのを目撃して、シオンは失恋したと思って初めて行った娼館でヤケ酒をあおってたら…アレクにお仕置きされ!?
構成がなんでこうなってるんだ?状態から始まるので、読んでてこちらも何でだ?
なんでお仕置きされなきゃいけないの?と。
まあ予想はつくんですけどね。
過去の回想が多くて現在進行系のお付き合いの甘さが控えめです。もっとイチャイチャして〜!いつもシオンが迷走してて。アレクも言葉が足りないし。これはそこを楽しむお話なのかな?
攻めが受けとのお付き合いを認めてもらえるよう頑張るのは良いですよね。逆は辛いけど。受け家族の仲の良さというかガードが固いのも良いです。
シオンがアレクと結ばれて、アレクの口からシオンの良さを語られたり、アレクといると身構えずにいられたり。過去の嫌な思い出が記憶の隅に追いやれたり。
やっとこ甘々が読めるか?と思っていた初夜も面白いことになって。
う〜ん、シオンの生き方は色々乗り越えて良いなあ偉いなあと思うけど、萌えには繋がらなかったかなあ。
割と初っ端からトップスピード展開です。
片想いの相手・アレクセイがお見合いをすると聞いてヤケ酒する主人公のシオン。娼館でお姉さまたちに愚痴っていたところ、そのアレクセイに捕獲され、夢の中だと勘違いしたまセックスをしちゃいます。
酒と幻想の影響もあり、アレクセイに自分の気持ちをゲロってしまったことから、両想いだったことが明るみに出た2人はなんとその日から恋人同士に。タイトルで言及されている展開が、なんと冒頭の一章で完結してしまうというスピード感あるストーリーの進みにビックらこきました!
要は恋人同士になることがゴールではなく、スタートとなっている物語だということです。
恋人同士になってから愛を深め合っていく恋愛模様が二章以降のストーリで、恋人同士の幸せいっぱいな場面もあれば、身体から始まってしまったことが交際の足枷となるなど、アレクセイとシオンとの間ですれ違いが起きてしまうピリ辛展開もあったりします。交際期の試練に2人で乗り越えていく姿は、意外とシオンの方がリードしていてヘタレ気味なアレクセイとのギャップが面白い^ ^
激重溺愛攻め設定のアレクセイだけど、シオンもしっかりアレクセイに惚れ込んでいることから、そこまで激重感は感じなかったです。重いっていうか、シオンを壊さないように大切に扱っている愛情深さをすごく感じました。
ネタバレ的には、2人は結婚の段階までいきます。
シオン父のディフェンスに立ち向かいながら、ついに念願のステージまで辿り着いた彼らの未来にようやく光が……なんて思っていたら、挙式中に起きたシリアス事件が一気に幸せムードからドン底ムードへ陥るなんて展開も。うーむ……2人の幸せは山あり谷ありで、最後の最後までなかなか落ち着かないので困っちゃいました( ̄▽ ̄;)
シオンがあまりにも美しくモテモテなので、仕方ないっちゃ仕方ないですが、それ故にシオンを守るアレクセイの気持ちの強さが反映されていて、彼の溺愛ぶりをとことん楽しむことができるでしょう。
シオンの預かり知らないところで周りに牽制かけていたアレクセイの気持ちは誰もが知るところで、同僚たちに同情されるほど厄介なアレクセイの素顔を覗き見るのもまた面白しでした(笑)
ヤケ酒やらお仕置きやら、タイトルはなかなかにインパクトがあるけど、中身は恋愛に不慣れな騎士2人が恋人として、また将来の伴侶として成長していく物語です。
嫉妬や独占欲のスパイスを伴った溺愛の味付けは美味でした^ ^♪
勘違い失恋から始まったヤケ酒も、今となっては相思相愛の美酒祭り。お互いに大好きが溢れた濃密な愛に酔いしれました。