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今回は鬼龍院組若頭とセイレム王国王太子のお話です。
受様に呪われた屍食鬼対策で異世界召喚された攻様が
受様の騎士となり、受様が王となるまで。
セイラム王国は豊かな自然という
天然の要塞に囲まれた豊かな国ですが
60日に1度訪れる紫の月の夜は
西側の古戦場から呪われた屍食鬼・グールが蘇り
餌となる人間を襲撃してきます。
西の村は肥沃な土地で移住も難しく
建国王が精霊と結ばれた事でその血を受け継ぐ王族は
召喚した精霊の力を借りてグールを討伐をしてきます。
黒魔道によるグール復活は紫の月の夜のたびに起こり
プライドの高い精霊は王か世継ぎと定められた継承者としか
契約を交わさないためグール討伐は困難を極めています。
父王は10にならずで風の精霊と契約して以来
毎回グール討伐を成功させますが病に倒れ
グール討伐が難しくなります。
受様は第一王位継承者ですが幼い頃は病弱で
17才の今でこそ寝込む事こそ少なくなったものの
身体は細く頼りなく体力も乏しく精霊召喚の長い儀式に
耐えられたことがありません。
そんな受様のために
従兄弟で補佐役でもある公爵子息が書物から
異界人を召喚する方法を探し出します。
それは奇人と称された学問ギルド長が残した方法で
召喚相手には様々な厳しい条件があり
呼び出せる確率は奇跡と呼ばれるほど低いながらも
受様は公式では初めての異界人の召喚に臨むことにします。
果たして異界人の召喚は叶うのか!?
国の守り手を求める受様と異世界から召喚された攻様の
異世界転生ファンタジーになります♪
受様の異界人召喚は成功しますが
召喚されたのは鬼龍院組の若頭である攻様でした。
呼び出す相手は召喚者と全てで相性が良い
愛を育める相手である事が必須であり
忠誠を誓う仮契約のために接吻を
命を捧げて戦ってもらうための本契約として
肉体の契りが必要です。
攻様はどちらもイケる質であり
受様は正に攻様の好みそのもので仮契約は
問題なく終えますが
相手として女性を想定していた受様は
見た目も気迫も男前な攻様に戸惑いが隠せません。
攻様には受様は好みなタイプであった上に
自らを弱さを卑下する受様のもつ王族としての気概や
民への責任感は攻様が守るに値する者として
認識されていくのです。
物語は受視点、攻視点が入れ替わって進んでい行くため
読者にはそれぞれの事情や思惑、想いが丸見えで
受様に見えない攻様の溺愛ぶりがMYツボでした♡
そして攻様に守られる受様も精神的に強くなっていき
精霊召喚にも成功するのですが
王位を狙う王弟の叔父が策略を巡らせる事になり
ハラハラ&ドキドキ!!
受様が無事に戴冠式を終える幕引きまで
とても楽しく読ませて頂きました (^-^)/
よわよわ王子って(笑)
響きが可愛らしくて思わずクスッとなっちゃいました^ ^
よわよわ王子…即ち、身体が弱い王子様が国の危機を救うため、異世界人を召喚するというお話です。体力がなく精霊を召喚できないジェイミー自身に代わって、グールと呼ばれる屍食鬼や魔物を討伐してらもらおうという意図の下、極道の鬼龍院が召喚されることになった……そんな冒頭から始まります。
よわよわ王子のジェイミーは身体が強くないってだけで、精神力は強いです。ただ、いかんせん身体が弱すぎるんですよね…( ̄▽ ̄)
気概ははさすが王族といったところで、責任感がすごく強い彼は、戦闘では役には立たないけど、前線に出たいと息巻くその根性は見上げたもの。心はつよつよの王子様です。
気持ちと身体がついていかず、王太子なのに役立たずだと自己肯定感低めな性格が少々玉に瑕ですが、国のため、民のために第一に動くジェイミーは、剣がまともに触れずともハートが格好良く映りましたヽ(´▽`)/
鬼龍院は、元の世界では日常茶飯事的に暴れ慣れていただけに、魔物討伐を見事にやってのけます。屈強な身体に、戦い慣れした経験値の差と心の余裕で、この世界でたちまちヒーローとして讃えられることになるのです。
ジェイミーに仕える条件として、ジェイミーと鬼龍院との間で交わされる契約は、キスやセックスといったもの。なるほどね……こういうカタチで身体から入っていく展開は嫌いじゃない、むしろ好きな展開です^ ^
気持ちが伴うよりも先に、国の危機のために契る2人の関係は、はやり少しぎこちなさはあるものの、召喚の条件自体が相性のいい者同士という設定があるおかげで、仕方なくセックスしてる感じがあまりしないのが良いですね。それどころか、あまあまな雰囲気がプンプン漂っていて、特に鬼龍院のジェイミーの惚れ込み方が深いのは、見ていて楽しすぎでした♪( ´▽`)
気持ちが通い合うのは徐々にですが、鬼龍院の元々の優しい人柄、ジェイミーの立場を支える忠誠心の強さ、そして互いに芽生え始めた恋心……といったBL的にはオイシイ萌えどころを存分に味わいながら、2人の関係が進展していくのを見守りました。
国王の座を狙う良からぬ存在の邪魔によって、シリアスな局面に陥るハラハラ展開もありますが、ピンチはチャンス。もうよわよわなんて言わせないぜの終焉がお見事でした!!( ´∀`)
この物語の中で、ジェイミーが目まぐるしく成長する姿には驚かされました。
鬼龍院に感化されたってのもあるでしょうけど、鬼龍院がジェイミーをいい感じでリスペクトしてくれたってのありますね。とにかくこの2人の相性は最高です、もちろんベッドの上でもです(笑)
異世界でも極道のコワモテオーラが無敵なところに笑いつつ、でもそんなコワモテな男がジェイミーにデレデレしてるのも楽しかったです!
極道ヒーロー、最高でした♪
自己肯定感がめちゃくちゃ低く、身体の弱さから体力もなく、自分に自信のない王子が精霊を召喚する代わりに現代の極道を召喚し魔物退治に挑むお話です。
石田先生の表紙絵で極道の鬼龍院龍聖がかっこ良かったので、初めての作家さんですが購入してみました!
よわよわ王子とは…?と思いましたが、これが本当に心も体も弱い…!
頑張らなきゃ自分は王族だからやらなきゃという気持ちは人一倍ある頑張り屋さんなのですが、自分なんて発言やイジイジ卑屈になったり、挙げ句チート気味の攻めと比べて落ち込む始末。
受けの成長物語を期待しましたが、(確かに成長はするんだけど)割と色々な面で予定調和でサラッとしており、良い意味での驚きや楽しみが私は見つけられませんでした。
特に仮契約はキス、本契約は身体を繋げると序盤から予告があり、本契約までの道筋を楽しみにしていたのですが、これがまたアッサリーーー。
2人の距離が縮まってから…や、心が通じてから…などもっと盛り上げてからの本契約を楽しみにしていたので、拍子抜けしてしまいました。
攻めが一目で受けを好みドンピシャ!と気に入って隠すこともなかったのは良かったのですが、お互いの気持ちも身体を重ねる内にスルっと両想いになっており、恋愛パートでも面白みがなかったかなぁという気がします。
ちょっと辛口ですみません。極道×王子の物語をライトに楽しみたい時には良いのかなと思います。