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maou no mago, eiyuuou ni totsugu
んまーーなんちゅうクソ生意気な嫁だこと( ̄∀ ̄)
攻めのムスタファの溺愛が映えるだけに、いい加減にしろっ!と言いたくなるのですが、でもそれは前半だけ。ちょっと危なっかしいトコもあるけど、ムスタファへの気持ちを自覚したときには素直に気持ちをポロポロ出しちゃう姿はとても可愛いかったです。
エインセルがムスタファにツーンとした態度をとるのにはちゃんと理由があって、それを考えるとエインセルのツンな態度を一概に否定できるものではないんですよね。人間のムスタファと魔族のエインセルは元々敵対関係にあって、父親を戦いによって亡くしているので。
人間王のムスタファと魔王の孫のエインセルの婚姻によって、両国家間の和平を実現していこうじゃないか。そんな理由から、ムスタファの妻になったエインセル。友好関係を築くための政略結婚を受け入れることになります。
愛のない夫婦関係になるカタチだけの結婚だったはずが、あれあれ?なんだか思っていたのと違うぞ、な展開になっていくのが、めっちゃ楽しい^ ^
もちろんすぐにじゃないですよ。会話したりキスとかの触れ合いがあった上で、徐々にムスタファに惹かれていく流れにニヤリしますし、ムスタファの大人な包容力で、エインセルを溺愛しまくる余裕が圧倒的でした。さすが戦場では百戦錬磨なムスタファ、エインセルを手玉にとるのがうまい!
シャーシャー噛みつく妻を愛でる英雄王のたっぷりまとった愛の深さは必見です。
例え他の誰もが敵であっても、この男ならエインセルを守り抜くだろうと思えるパワーとオーラをビシビシと感じる存在感がカッコいい!あまあまで、時に強引に迫っちゃうムスタファのアプローチには、エインセルへの揺るぎない愛を強く感じましたし、そんな求愛行動に翻弄されていくエインセルを見るのが楽しかったです。
キャラやストーリー、設定や絆され具合などなど、非常に魅力的ならエッセンスに包まれた素敵作品でした♪
私もすっかり魅了されたようです^ ^
小生意気でツンデレ王子がめちゃくちゃかわいくて、ツーンとそっぽ向く王子を笑って受け入れる、包容力ありまくりの英雄王がかっこいい!です!
魔族と人間が争う世界で、魔族が人間に敗北したところから物語は始まります。
魔王の孫である第二王子は、和平の条件の一つである「王族同士の婚姻」する身として、数人の従者と共に英雄王へ嫁ぐことに。とある目的を持って。
王子は幼い頃に父を戦で亡くしています。物心着いた頃からすでに魔族と人間は争っていて、それが当たり前だった。だから人間が大嫌い。夫となった英雄王にもツンツンツーーーンッとつれない態度です。そんな彼に怒ることなく、かわいいかわいいと愛でる英雄王。そんな王に戸惑う王子。ツンツン王子の態度が徐々に変わっていく様子にニヤニヤしました!面白かったです!
この問題はどうなるんだろう?と読んでて思ったこともちゃんと解消され、読後感がとても良いです!