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ochikobore ouji ha henkyouhaku ni dekiai wo shomou desu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
はぁ〜、良いお話でした。
ほどよい疲れと達成感と。
末っ子王子のみそっかすのノア。
才も力も存在感もなく学院をもうすぐ卒業なのに、将来が何にも決まってなくて…。
そんなノアが憧れる幻の国エンデハイム。
エンデハイムに眠る竜の生贄に僕はなる!
王家の一員としてこの人生で成し遂げる!
僕をちやほやしてください!
ノアの悲壮感と切なさともどかしさなどとても詳しく書かれて引き込まれました。
そんなノアを星の君と呼ぶエンデハイムの辺境伯フィン。もうノアにメロメロで自覚なしでちやほやし放題!
なんかコミュニケーション足りてなくない?肝心なことわからないままじゃない?
な状態が続きつつも、ノアとフィンの甘々がなんとも良いのですよ。
もう敬語で溺愛な紳士なフィン。お互い自覚したら…。
囲い込み攻め?ギリギリを攻めてノアの抵抗感を探り言質を取り?策士ですね〜、大好きです!
初夜の野蛮な男なフィンも良き!
二人のイチャイチャと竜の調伏と。まさか調伏ってそういうことだったの〜!?
はぁ〜、良かったです、本当に!
切なさと甘々がりんご飴みたいです。
ナツ之えだまめ先生の新刊!
「落ちこぼれ王子」そして「溺愛」の文字に惹かれ、拝読しました。
落ちこぼれで本当は甘えん坊の第五王子・ノア(受)。
そんな彼が「星の君」と自分を呼ぶ美男・フィン(攻)と出会い、
民を救うため”竜の生贄”となる決意をして旅立つー
というお話。
全体的にポップでコミカル、ラブ面は攻めの甘い甘い愛が感じられて
読後は温かく幸せな気持ちに(*´˘`*)♡
馬のように地を駆ける地竜、ドラゴン、魔法も出てくるファンタジー、
ノアの盛大な勘違いや溺愛執着攻めにニヤニヤしながら楽しめる一冊でした☺︎
…実は中盤、ちょっと間延びした感もあったのですが;、
終盤、そんな気持ちも覆すまさかの…!というビックリ&楽しい展開が!!✨
そこで初めて明らかになる、”落ちこぼれ王子”と思われていた(し、自分でも
そう思っていた)ノアの「王才」と呼ばれる、王族の持つ特殊能力。
「なるほど〜!」と唸り、その後の”ドラゴンとの街中での追いかけっこ”を
ワクワクしながら読みました。
欲を言えば、攻めのフィンがノアに惹かれていく過程、そしてノアの魅力を
もう少しじっくりゆっくり、深く知りたかったかなあ、と。
フィンはノアに初めて出会った時から一目惚れ、その後はもう
”溺愛と甘やかしビーム!!!”って感じのあまあま展開で嬉しいのですが、
フィンが骨抜き状態になるほどのノアの内面の魅力が、いまいちピンとこなくて。。;
”健気でいじらしい落ちこぼれ王子”の姿は可愛いし、
道中、まずくて食べられず避けていた携帯食をなんとか必死に食べてみたりと、
行動が変化する様子も良かったんですが、
もう少し男前なところ、逞しいところがある受けの方が自分の好みなのかなあ、
なんて思ったりしました;
…とかなんとか、色々言いつつも。
物語途中の”虫歯治療”エピソード(不思議なお面と治療の舞、見てみたい〜!)や
「生贄になるんだ」と勘違いしてるノアとフィンとのちぐはぐなやりとりなど
クスっと笑える部分、とても楽しかったです◎
”鞭で調伏”なんてドラゴンが可哀想だなあ。。とちょっと思っていたので、
思いがけないドラゴン調伏方法となったのも嬉しかった✨
そして二人の初夜、ベッドに散らされた花のエピソードが
エロティック&ロマンチックでした〜(๑˃̵ᴗ˂̵)
翌日の二人のベッドに散る花々の様子、想像してムフフ❤︎となりました。
甘えん坊末っ子王子が、溺愛辺境伯に「これでもか!」というほどの愛を注がれながら
民を救うために立ち上がるー
地竜やドラゴン、魔法の国の甘くハッピーなファンタジー、堪能しました☺︎・:*+.