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光は、不眠症を抱えながら、入寮した翌日から、突然「エスコートサービス」なるものがつく。
エスコートサービスとは、学院のVIPの警護をする生徒会の組織の一部。
身に覚えもないのに、突然、エスコートサービスをつけられ、おまけに、全校生徒の尊敬を一身に集める敏腕生徒会長の「恋人」だという噂まで流されて、光はもう、怒り心頭……。
怒りのまま、生徒会室の扉を叩くと、そこに待っていたのは、眠れなかった光を優しく包み込むように、眠らせてくれた寮長の氷川で……。
けれどその優しかったはずの寮長は、わけのわからない光に対して、「学校にいられなくなっていいの?」と、脅しの言葉を突き付けてくる。
優しい彼が本当なのか、それとも脅しをかけてくるような冷たい目をした彼が本当なのか、戸惑う光……。
というような話でした。
優しかったはずの人に裏切られて、本当の彼はどっちなのか?? っていう話ですね。
基本的に、光の戸惑いを除けば、ラブラブの甘い話だったと思います。
光は王道のかなり天然な受けの子じゃなくて、ちゃんと意思を持って考えられる子だったし。
最後の感じも、「いやよいやよも……」というような、BL独特の流れじゃなかったのも、個人的には好感度が高かったように思います。
やっぱり、受けだろうがなんだろうが、個人的にはちゃんと自分で考えられる子が好きかなー……。
その分、光も苦悩することが多いんですが。
BLの王道でありつつ、流されない受けが好きな人はぜひ☆