お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
今回は、久遠と上総の過去がちょこっと出てきます。
久遠に関しては、1巻にも出てきた麻美という女性のことで、私も気になっていたので、よっしゃ!という感じでした。
お約束のようですが、そのせいで柚木の気持ちが揺れます。
でもあまり女々しい揺れ方でなく男前な揺れ方だったと思います(笑)。
上総に関しては、1巻では冷静で頭がいい印象ということ以外はほとんど何も描かれていなかったので、意外な一面もあるということが知れてよかったかな。
久遠はあまり目立ったことはしていない印象でした。
もうちょっと出てきてくれたらよかったかな。
新しいキャラも登場して、今後他のキャラと絡みがあるかどうかは分かりませんが、あればいいなと密かに願っています(笑)。
893もの好きなら、とおすすめされて10冊合本版を購入し、2冊目突入。
まぁなかなかふたりの関係が詰まりませんね…!!
1巻ラストでいったんは落ち着くのか…?とおもいきや。
攻めの久遠は謎だらけで言葉少なすぎるし、
受けの和孝は後ろ向きというか素直になれないというか。
全巻から名前だけは出てきていた麻美が登場。
実は麻美はお姉さんで和孝一本でした、なんて期待はまんまと裏切られ、さらにほくろが好き?な理由も出てきて。
綺麗事じゃ済まされないよね、893だもんねw
これは次の局面への布石と見たほうがいいのか…。
だいいちですよ、主役の2人の関係がちっとも縮んでない!
1作目はやせがまんしてんじゃないかと思うほどクールな攻めと
すぐシャーシャー逆毛を立てて刃向かうツンデレ猫の受けの追いつ追われつ
が面白かったんだけど、2作目はグダグダ。
Hもなんか金太郎飴だし。
高遠の元・女についても消化不良感しか残らない。
木島組のNO.2ともいえる上総の同期・谷崎が出てきて、
しばらく和孝に居候させろと強引に踏み込む。
「おぉ!?これはもしや当て馬フラグ?」と思ったら、
和孝んところのかわゆい居候、聡と毎日ゲームやってるだけだし。
そっ、それなら聡とラブラブ!?と思ったら、そうでもないし。
え、だから何やりたかったんすか、谷崎さん。。。orz
どいつもこいつも煮え切らないままエンドで、
帯の叩き文句「俺しか知らない体だろう?」は一体なんだったんだ…。
講談社ホワイトハートはとろ火で長時間グダグダ煮る系の作品多いが
コレは長時間煮て中まで火が通ってない系。
1巻目が面白かったし、続きが気になったので買った2巻目ですが……残念ながらちょっとがっかり……。
まあ、勝手に私が期待していた面はあるのですが……。
1巻目で、「麻美」なる女の気配を感じ取っていた受けに、攻めはあくまで「女なんていない」という態度を貫く。
それは、出会った最初の頃ももちろん、七年経って再会してからも。
加えて、攻めの腹心の部下である上総も、「麻美なんて女は知らない」「自分が知る限り、攻めが大事にしていたのは受け一人だけ」って言っていたわけです。
だからてっきり……本当に「麻美」は何でもなかった、攻めが漂わせていた女の香りも、花柄の傘も、何でもなくて、他に女なんていなかったんだと、1巻目を読み終わった段階で私は思ってしまって。
この2巻目を読んで、「なんだよやっぱり麻美とデキてたんじゃないか!」って思ってしまった。
攻めは魅力的な男性というキャラクターなので、そりゃあ寝た女の一人や二人、いないわけがないけど。
いるだろうと思っている
↓
やっぱりいた
ならば、騙されたという感じはしないのだけれども
確実にいそうだと思える根拠がある
(香水・傘・麻美という名前など)
↓
攻め側による根拠の否定
↓
やっぱりいた
だと、どうしても「騙された」「嘘をつかれた」気がしてしまう。その上で、ほくろの話(受けも所詮、本当に好きだった女の代わりである可能性)が語られるので、不快感がMAXでした。
ただその一方で、谷崎と上総の関係は萌えました。
そこがよかっただけに、攻めにまつわる女関係の書き方が本当にもったいないなと。
「他に女を色々知っている攻めが、それでも選んだのは受け」ってものすごく萌えられるポイントだと思うので。