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hanaumi no namida de ai ha irodorareru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
珍しい設定ですね。花生み花食み。
孤児のアミリが王子のレオナルドと出会い…。
良いんですよ?王子の家族、いや花嫁として迎えてもらえる日を夢見て生きてきて。
いざお城に住み始めて、あの約束覚えてるのかな?養子になっちゃうの?な不安なアミリ。花嫁に相応しくなるために頑張る日々。
いつもは視点主に感情移入しすぎなくらい共感して読むのですが、今作はレオナルドが何考えてるのかわからなくてモヤモヤ?
彼の中では段取りがあるんですよ。お互いよく知って触れ合ってアミリに無理をさせないように準備して。
だけどアミリは抱いてくれない!中出ししてくれない!と焦ってばかり。だって出したら絶対孕むんだよ?そりゃあ慎重になるでしょ!
まあそんな日々の中でアミリも成長したり、2人も愛を深めたりなんですが。
レオナルドの気持ちがわかるのが最後の方で。しかもそこまでアミリを愛してくれるようになった理由もなんだか弱い。
ずっとレオナルドに振り回されたような、ヘタレか!なような、そこまでアミリを大切に?なような。
良いお話でしたが、ほぼアミリが抱いてもらうにはどうしたらいいか?と頑張ったり悩んだりしてたかな。
今回は花食みの国王と天涯孤独な花生みのお話です。
長く続く戦争を終わらせた攻様が
幼い受様との約束を果たしブートニエールとなるまで。
大小様々な国々が寄り集まる平和な大陸にて
12年前に北の強国イズアラーンが大陸統一を宣言
他国との対話なく侵略を開始します。
南の大国ゴッドバルドは徹底抗戦を貫き
最前線の繰り出す王を讃えて祭りが開かれ
王家のパレードが行われます。
戦争孤児の受様は修道院で暮らしていますが
修道院は閉められ大規模な修道院に
移る事が決まっていました。
受様は里親に引き取られたものの
男の花生みである受様は気に入られずに修道院に戻され
受様は絶望と孤独で涙を薔薇の花びらに変えていました。
この世界は男女の性別の他に
花生み、花食み、花合いという性があります。
大半が花合いで男女ともに
平均的な見た目と行動規範を持ちます。
涙が花になる花生みは
男女ともに子宮を持ち子をなす事が出来ます。
際立つ容姿の花生みは希少な存在故に
奇異な目で見られがちです。
そんな希少な花生みが健やかに生きるには
知力体力とも優れた花食いみから汗や涙などの体液を
注いでもらう事が必要ですあり
花食みも花生みから花びらと化した涙や汗、唾液という
体液を摂取して活力を補っています。
泣き続ける受様に声をかけたのは
パレードで馬車から手を振っていた攻様でした♪
攻様は王国誇る4人の王子の中でもっとも温厚で
切れ者と評される人物です。
攻様は自分は花食みであり
花生みを守るのは花食いの大事な役目だから
家族になろうと対案しますが
受様は好奇心のままに花嫁になりたいと望みます。
攻様は受様が成長しても
願いを忘れないでいてくれたらと約してくれ
6年後の戦争の終幕から1年後
攻様から迎え入れる準備ができたと王城に呼ばれます。
侍従に連れられて王の間に足を踏み入れた受様の前に
現れたゴッドバルド王は攻様だったのです!!
果たして受様の花嫁になる夢は叶うのか!?
最後の王族である攻様と攻様が大事に慈しむ受様の
ガーデンバースになります♪
ガーデンバースは初めて読みましたが
オメガバース同様、作者のオリジナル設定があり
本作も秀先生のオリジナル要素と
Ciel先生のイラストの繊細なイラストにより
華やかな物語に仕上がっていました。
受様は攻様が王になるとは思ってもおらず
王の伴侶になるには何もかもが不足しています。
受様は学ぶことに積極的で
受様のためにと配された人達は好意的ですが
受様の覚悟だけではいかんともしがたい事は想像できます。
ハピエンはお約束だとは思っていても
受様が花嫁となるまで何が起こるのかと
ハラハラ&ドキドキ、楽しく読ませて頂きました。
ガーデンバースもっと読んでみたいです (^-^)/
秀香穂里先生のこちらの新作、花咲く薔薇に囲まれて見つめ合う二人の表紙が
麗しい!✨
ガーデンバースの物語、漫画も小説も含めて初めて読みました。
印象としては、ほぼほぼオメガバースと同じ。
”「花生み」が本当の孤独と愛を知った時流した涙が薔薇の花びらになる”というところが特徴的で、
オメガバースがより華やかになったような感じでしょうか。
主人公は修道院に預けられた孤児・アミリ(受)。
長く続いた戦争が終わり、街では王族の祝勝パレードが行われている中、
里親が見つからずひどい孤独を感じていた彼は裏庭でひとり、涙を流していました。
するとそこへ麗しい第四王子・レオナルドが現れ、泣いているアミリを慰めてくれます。
「いつか家族になろう」というレオナルドの言葉に喜びを感じたアミリ。
そして数年後、アミリが18歳になった頃、昔の約束どおりレオナルドが迎えに来てくれてー
と続きます。
35歳・「花食み」の王×18歳の元孤児。歳の差、身分差もあるカプで
年上スパダリ攻め大好きな自分としては、序盤からかなり胸の熱くなる設定でした✨
お話としては王道の、”スパダリ年上攻めによる不憫受けの救済”。
当て馬や大きな波乱が起こるわけではなく、正直なところちょっと単調な感じは
否めないかも。。好みの分かれるところかもしれません。
自分としては、レオナルドがそこまで強くアミリに惹かれた確固たる理由が何か
あるのかな…?と、謎めいた部分が解き明かされる展開を期待していたのですが、
そういったものは特になく;
欲を言えばもう少しこう、二人の恋物語に奥行きが欲しかったのと、
レオナルドがどんなふうにアミリを見ているのか、「私の愛は重い」と言うほどの
彼の愛がどれほどのものなのか、彼視点でもっともっと見たかった。。
想いを確認し合っても、しばらく頑なにアミリの中に出そうとはせず
(アミリが求めていても)なんとなく日和った感じのレオナルドに、
「もうそこは求めていっちゃっていいよ…!」と焦ったい思いも噛み締めました。
35歳、一回り以上年上の国王に、優しくももう少しグイっと引っ張っていくところを
見せて欲しかったな……というのは、完全に自分の好みの話なのですが。
孤児院にはアメリの他にも何人も孤児たちがいたにも関わらず、
特別に?選ばれたアメリ。
親友の花生みたちはともかく他の皆は、嫉妬とかしなかったのかな、、?
アメリの修道院の親友たち、そしてお城に移り住んでからの周囲の人々も
みな優しい人ばかりで(侍女たちの心ない噂話はあったものの)、
ドロドロとしたところがない…というのは安心材料ではありつつ、やはり物足りなさも感じたところでした。
色々書いてしまいましたが;
「ガーデンバース、花食み、花生み」…という言葉を聞くと
難しい印象を持ってしまうかもしれないけれど、
オメガバースとほぼ変わらないという点ではとてもとっつきやすい!
初めてでも問題なく世界観に入り込めるのは嬉しい点です☺︎
(もう一歩、”ガーデンバースならでは!”というもの、オメガバースとは違うポイントが欲しいような気はするものの)
初めてレオナルドの前で涙が薔薇に変わるのを見せた時には
”孤独と悲しみの涙”だったけれど、
二度目は”愛と喜びの涙”に。
じんわりと湧き上がる甘い喜びに癒される、優しい優しいガーデンバースの
物語でした・:*+.