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主役の二人を中心にした?木犀荘の住人が抱える
悩みや問題を絡めながらのお話の1冊目です。
受け様はハーフでプリンスみたいな外見のイケメン
でも何故か大学に入学した途端、数々のコンパで
キングと言われる攻め様の話をされモテると思っていた
自分が二の次にされるのがプライドにささり
攻め様と勝負をしようと固く誓うのだが、その攻め様は
一向に姿を見せない、そしてやっと念願が叶ったのに
相手にもされず、可愛い奴と言われ酔った挙句に
攻め様の管理する木犀荘で朝を迎える。
攻め様は亡き従姉妹の残した木犀荘を受け継ぎ日々
ボロボロの木犀荘を修繕していた。
そして成り行きから攻め様の祖母から木犀荘に係きりで
大学へもいかない攻め様を何とか大学に戻し友達に
なって欲しいと頼まれた受け様はその日から木犀荘に
攻め様の元に通うようになるのです。
この攻め様は木犀荘に住む30過ぎの子持ちヘタレの男に
必要以上に親切にしているのですが、若干情に絆され
危うい感情も育っているようなのですが・・・
受け様はそれを知りつつ、相手の為にならない甘やかしを
辞めるように諭しますが・・・むきになったように反論
なかなか二人の意思の疎通が図れないのです。
でも攻め様は受け様の女性よりも美しい顔は好きなんです。
そして攻め様はかなりの下戸でアルコールの匂いだけで
酔ってしまう程で、後にそれが木犀荘にとって大変な問題に
木犀荘は攻め様の父親の意向によって取り壊される予定
でも攻め様が住んでいる間は手出しが出来なくて・・・
1冊目は木犀荘に住む住人のそれぞれの背景と二人の
微妙な関係とで進んでいきます。
ラストで誤解した受け様を攻め様が探しに来て・・・
って言う感じで2冊目に突入なんです。
この二人はいったいどうなるのか?楽しみですね。