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boku wo saki ni tsugai ni shiteiru nante kiitenai ~ttoshiue ouji no boku heno shuuchaku ga otonage nakatta ken~
タイトル通りです。
ラブコメです。溺愛です。ワンコです。超のつく執着です。変態です(笑)
婚約者大好きの王子様のえげつない執着がとっても楽しいお話です!
転生もので、悪役令息に転生してしまった伯爵家子息のユーリ。
前世で妹がハマっていたBL小説の悪役令息に転生し、婚約者である王子・メルヴィオには運命の番が現れることを知っている彼は、婚約解消されるその時を今か今かと待ち侘びています。
しかし何故か婚約解消される気配がない……それどころかなぜか執着される。
おかしい……自分は運命の番ではないのに……めちゃくちゃ求愛されまくるのだが!?
そして、ユーリの発情期が来たときには、ぐずぐずのトロトロに愛し、激しく抱き潰すメルヴィオ。小説とちがーーーう!!
な、"コンナハズジャナカッタ"展開へとGO!
うはーーー!メルヴィオのタガが外れた執着と溺愛がめちゃオモロ。すぐに臨戦体制に入り、押し倒しまくるメルヴィオの飽くなき性欲は天井知らずです^ ^
このメルヴィオ、子どものときからユーリにご執心だったようで、タイトルにある"番にしているなんて"もそのため。身体を繋げてからは変態と化します。
ユーリのことを考えてすぐに鼻血を出しては側近たちを慌てさせるコマッタチャン王子様でもあります。
この王子の暴走特急なユーリラブがこの作品の見どころなのは間違いなくです!
ユーリの匂いをどこまでも嗅ぎ取り、すぐに馳せ参上するフットワークの軽さはまさにワンコ。ユーリ、ユーリ、とハフハフする姿は面白くて可愛いです。
ユーリは前世は男だし、ましてや悪役令息の行く末を知っていたためメルヴィオのことを好きでもなんでもなかったのですが、メルヴィオがこんな風にユーリを溺愛してくるものですから、徐々に恋の芽生えが……なんてことにもなっていきます。
こうしたユーリの心境の変化も注目で、恋心がどんどん育っていくところは楽しい物語展開です( ´∀`)
周りのみんなも可愛くて優秀なユーリが大好きで、そこには"悪役令息"なる人物像はいません。ユーリが婚約破棄されたあとのことを考えて勉強を頑張ったからかも?それによって元の原作が変わってこのようなことになっちゃったと思われます^ ^
ユーリのことになるとすぐに下半身が反応して脳みそアホになっちゃうメルヴィオに思いっきり笑わせてもらいました!完璧なαで絶対的なスパダリも台無し(笑)でもそんな愛情深い彼の一挙手一投足にいっぱいキュンを感じるお話でした。
周囲の側近たちの反応も面白く、ユーリ推しな王宮と国民たちにもニヤニヤ。結婚生活編や子育て編…などなど続きが読みたいので作者さまにはぜひ続編をばお願いしたいです!(*´∇`*)
面白かったです。
主人公ユーリの自己評価や自覚と世間やその他の人達とのズレや、ユーリの天才的な鈍さ!
本当になんで僕と婚約したの?な王子メルヴィオがユーリ視点の認識と全然違う現実。
今まであんなにそっけなかったのに、突然どうした?なメルヴィオの態度に戸惑うユーリ。しかしそれはメルヴィオの長年の計画と努力の末の…。
お話は凝ってるし、メルヴィオの本性とユーリの認識とのギャップが楽しいです。
が…。あまりにもユーリの低い自己評価や転生したのにこの世界の番事情に疎すぎて違和感がありました。
それにユーリがぼ〜っと考え込んでいつも人の話を聞いてなかったり、考えるのを寝てからって毎回先延ばしにしたり。ちょっとやりすぎ感…。
さっきはこう言ってたのに、あれ?いいの?みたいなこととかもあったり。
あと誤字脱字が多すぎて気になりました。
BL小説への転生で悪役令息のはず、それに婚約者は運命の番に出会うはず、はずはずがあんまり効果的ではなかったかな?