王子様は悪役令息を離してくれません⁉

いらない子の悪役令息はラスボスになる前に消えます 2

iranaiko no akuyaku reisoku ha lastboss ni naru mae ni kiemasu

いらない子の悪役令息はラスボスになる前に消えます 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×23
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
21
評価数
6
平均
3.7 / 5
神率
16.7%
著者
日色 

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イラスト
九尾かや 
媒体
小説
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュノベルズ
発売日
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

弟の誕生によって病弱だった前世のことと、自分がBLゲームの悪役令息であることを思い出した公爵令息のキルナ=フェルライト。弟のため、悪役らしく断罪されるつもりでいた キルナだったけれど、天然な性格や婚約者の王子クライスがキルナにベタ惚れなせいで悪役としてはどうにもうまくいかないまま……。そんな中、キルナはクライスと共に学園生活を送り朝から晩まで彼の溺愛を受けることに。しかし、王子と親しい他の令息の存在やキルナを敵視する者の悪質な嫌がらせもあって、ゲーム内容とは異なるトラブルが発生し――。悪役もとい愛され令息のがんばり物語、第二弾!

表題作いらない子の悪役令息はラスボスになる前に消えます 2

王子,18歳
侯爵家嫡男,18歳

レビュー投稿数3

無自覚天然天使も成長してますが

今回は第一王子と公爵家嫡男のお話です。

前世のゲームに悪役令息として転生した受様が
攻様に溺愛されて謎の集団に命を狙われ始めるまで。

アステリアの人々は生まれついて魔法と魔力があり
7つの属性は髪や瞳の色に現れます。

受様の属性は闇と水のため黒髪と金の瞳で生まれた上に
魔力が限りなく低いために公爵家の嫡男ながらも
家族に顧みられず我儘に育てられます。

その後弟が生まれるのですが
この世界がその弟を主人公にした受様はBLゲーム世界で
婚約者の第一王子に断罪される悪役令息だとしり
弟の幸せを守るために悪役令息として
立派に断裁される決意をします。

ただゲームをしていた弟からの聞きかじり知識しかなく
できるだけゲームの受様の役柄をまねてみるものの

肝心の攻様の態度がゲーム通りではなく
学園内でも受様のピンチを助けたり甘やかしたりして
全くゲーム通りの展開をしてくれません。

しかも攻様は受様が当然と思っている
家族に蔑ろにされている事にすら憤ってくれて
常に受様に寄り添い溺愛しまくりなのです。

ところがそんな攻様と受様が現れるまでは婚約者ではと噂された
公爵子息キスしてがキスしている現場を受様が見てしまい
攻様への態度がさっけなくなってしまいます。

そんな関係を変えようと受様は恋の駆け引きにたけた友人に
アドバイスを受けるのですが・・・

既刊の同名タイトル作の続刊で
ゲームの攻略対象者である攻様と悪役令息役である受様の
異世界転生ファンタジーになります♪

受様は前世を思い出して以来
前世の自分と今の悪役令息の受様を重ねて
自己公定力が魔力並みに低くなります。

攻様としては受様を悪い虫から守るために
我慢な日々を強いられても受様を手放す気はないところと

攻様が受様を囲い込もうとしていろいろ画策しても
全くそんなことになっていようとは夢にも思わない
すれ違いぶりが大変楽しいです。

そしてそんな2人を見守ってくれる友人達はいますが
受様には変態王子は似合わないと思う受様弟が
ひそかに対抗心を燃やすのは可愛いですが

攻様には性悪な受様は相応しくないとする攻様義弟が
受様を罠にかけて大怪我を負わせた事件では
義弟を隠れ蓑にした犯行組織の存在が見え隠れしていて
かなり危険な様相を呈してきました。

受様が魔力が小さくても闇属性という事が
不穏な動きを読んでいそうなのですが
次巻はもうちょっとその辺りで進展があると
面白いかなと思っています。

0

何巻まで続くのかしら?←キルナ風

前作を読んだ後にwebでは未読だとレビューしてましたが、その後に我慢出来なくて読んでしまってました。まだ連載中もあってかこの2巻が出るのが遅かったように思います。前巻は昨年の11月発売でした。

キルナに対して一途で溺愛してるのに、いまいち伝わってなくてかなり不憫なクラウスは健在で、前世からかなり箱入りなキルナがこれでもかとクラウスを惑わしていました。それでも最後まで行ってしまうと魔力過多になり魔力酔いを起こしてしまうために、全力で我慢するクラウスの本気度を知るのです。

今作では学園生活を通してキルナがクラスメイトと友情を育んで行く様子と、嫉妬しながらもキルナを見守っているクラウスの関係がとても良かったです。

そして2巻ではクラウスの従兄弟で義弟となった第二王子がキルナを害そうとするのですが、その影にこれから重要となって来る謎の組織が見え隠れして来るんです。ここでのお気に入りシーンはこの第二王子に対するクラウスの苛烈なまでの怒りと、母親の王妃としての非情なまでの姿勢でした。

こんなにも周りに大事にされてるのにキルナの頭の中には弟のユジンとクラウスが一緒になる未来しか見えて無いのが焦ったいのです。キルナを愛してやまないユジンとクラウスにとってはお互いに邪魔者でしかないのに!www

2巻ではお気に入りのリリーの実家でキルナが大活躍するお話が入ってました。リリーが大問題である実家問題を解決する大事なシーンでもあり、キルナが自分の出来ることを頑張って達成する姿勢に好感が持てました。

今回かなりいちゃらぶを加筆したそうです。連載しつつ加筆するのは大変だと思いますが、3巻はもっと早く出て欲しいと思いました。

0

キルナが可愛い。言葉遣いも萌える。

キルナの鈍さや幼さが生い立ちや育ちのせいだとわかっちゃいても、さすがに…でした。
でも可愛いんですよね!うわあああんって。

クライスの溺愛は気が付かなくても、クライスへの気持ちはちょっとずつ育ってて自覚もうっすら出てきましたね。

もうイチャイチャに魔力交換?譲渡?の名のもとに、すんごいことしてます。キルナ、こんなにおぼこいのになんてことを!なんか、見てられないよ〜な気分です。

なんていうかほぼクライスにとって美味しい1冊な感じですかね。おはようからおやすみまでどころかおやすみ中もずっと一緒で。

もしキルナが精通したらどうなるのでしょうか!?精通待ち?

キルナは可愛いしお友達もできたしクライスは理性と戦ってるし楽しいお話なのですが、もうお腹いっぱいかな。

1

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