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エリートαの鉄壁愛に劣等生Ωは完敗⁉
dekisokonai Ω no neko juujin, supadari α no ai ni oboreru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「レオン」は1冊の半分もなく、淡々とした文章でした。もっと掘り下げて詳しく読みたかったです。
しかし、その淡々とした文章が合ってる気もします。
レオンが焦り悩み苦しむもギルハザールと噛み合わずすれ違い続けて。
特にクライマックスと思われるあたりは、〇〇した→〇〇になった→〇〇したって感じで。
いつの間に?な、突然どうした?なギルハザールや途中から片思い描写が始まったレオンに、なんかもっと詳しく説明して欲しいなあと。
猫獣人村の掟も非人道的ですね。
「ミューラン」
レオンの10年後のお話だったんですね。
こちらも発情香が薄く出来損ないと自虐の激しい主人公で。
もうすれ違いの規模が大きすぎ!!複雑すぎ!!
せっかく攻めが自分のことを探してるのに、周りや村や何もかもに申し訳ないからって、何にもしないで。
もうすれ違いや自虐的なオメガにお腹いっぱいです。
今回は第一騎士団の騎士団長と副団長のお話です。
1作は村で子種を求める受様が攻様の番になるまで
2作目はベータと間違われた受様が攻様の番となるまで。
巻頭作をご紹介します。
この世界には
アルファ、ベータ、オメガという第二の性があります。
受様の生まれた猫獣人の村には変わった風習があります。
外の世界を知るという名目で15になると
子供達が皆村から出されるのです。
受様はその風習に則って王都で騎士となりますが
外の見聞を広めるという名目は方便で
ベータ男性の子供の話で10年で帰村できますが
アルファ男性は指定の人数に種付けをする事、
女性とオメガ性で生まれた者は
優秀な男性の子種で孕まないと帰省もできません。
しかもオメガは10年の期限内で孕まなければ
村中のアルファ男性全員の子種をもらって子をもうけた後は
村の財源として奴隷として売られる運命なのです。
受様は幼少期から発達が良く
騎士見習い期間は強制的な寮暮らしだというのに
大部屋暮らしでも同期も先輩も全く気づかれません。
鍛練に地位て敷けなくなった辞める者の他に
性的な意味で手を出されて去る者もいますが
狙われるのは線の細いベータであり
受様的なチャンスには恵まれませんでした。
そんな受さまでしたが
初めてシ遺族された第七騎士団の団長の勇退を祝う会にて
団長に手を出されそうになるチャンスがありましたが
団長は若い騎士を喰らっていた過去が発覚して捉えられ
受様の夢はかないませんでした。
その後移った第一騎士団も受様は認められる事となり
子種をもらえるようなチャンスには遭遇できません。
しかも高級男娼を買おうしたら
オメガ嫌いで有名な団長に阻まれ続けることになり
10年のリミットが目の前に迫るのです。
果たして受様に奴隷ルートを回避する道はあるのか!?
WEB小説サイト「アルファポリス」掲載作を
改題、改稿、加筆しての書籍化で
オメガの猫獣人がスパダリなアルファに愛される
もふもふオメガバースになります♪
受様の相手となる攻様はオメガ嫌いな団長その人なのですが
召喚通いをオメガ目当てと勘違いされていては
自分がオメガだとは言えず・・・
受様は対談する道を選ぶのですがそこでまさかの大チャンス!!
受様を辞めさせたくない攻様は受様に望みを叶えられるためと
受様を抱いてくれるのですよ♡
2人の初めてのエッチシーンがまた笑える展開で
ドンドン広がっていく思い込みでのすれ違いが
ハピエンがお約束としても終息するのか
全く読めず、とても楽しく読ませて頂きました (^-^)/
2作目は受様が攻様の番なった事で
優秀な子種にこだわった猫獣人達の習慣が変わって
少しオメガ猫人が生きやすくなった世界のお話でした。
どちらもオメガらしくないと思っている受様と
受様が特別だ気づいた途端に話さなくなる攻様が
大変美味しかったです♪
猫獣人のレオン編と、同じく猫獣人のミューラン編の2つのお話で構成されている作品です。
どちらも同じ舞台背景ですが、後者は前者の話より10年くらいあとの話になっていて、2編ともタイトルの意味に掛かったお話です。
レオン編はおもしろ系、ミューラン編は拗らせ系のストーリーテイスト。
ミューラン編の方が話のボリュームが多いので読み応えはありますが、何せ拗らせ系に追加して勘違い系のストーリーでもあるので焦ったさを感じます。
この作品の世界観は猫獣人の村の掟がぶっちゃけていて、これまでに見たことない子作りへの執着にどっひゃーしました。
簡単に言うと、猫獣人の村の掟はとにもかくにも繁殖・繁殖・繁殖第一です。
αは色んなところで種をまけ、Ωは色んなところで種をもらえ。こんなトンデモルールがあります。
つまり、αはヤリチンにΩはヤリマンを推奨されるわけ。
ね、ドびっくりでしょ?(笑)
子どもたちは15歳で村を出て、子作り修行の旅に出されます。ただ種を孕めばいいわけじゃなく、質のいい種……身分が高かったり、能力の高い種じゃないとダメっていう無理ゲールールに更にびっくり。それをしなきゃΩは奴隷にして売り飛ばすんですって。
ヤ……ヤバすぎる。この村ヤベェェーーー!!!((((;゚Д゚)))))))
強い子を授かり種族の繁栄に導くためには仕方ないらしいけど、それにしてもそれにしてもですよね。結構鬼畜な村です…。
そんな村の掟にのっとり、Ωのレオンは10年以内に妊娠しなきゃいけないわけなんですが、見た目αでガタイの良い彼にはそんなチャンスなどきません。
誰でも良いから子種が欲しいレオンは、誰かにワンチャン抱かれることを願いながら日々騎士として鍛錬を積む日々。セックスのチャンスが来ず、レイプでもいいから抱いてくれと願う、これまでのΩと違うアプローチに笑ってしまいました^ ^
自分の身体を大事にすることより村の掟の方が大事とは……この村やはりヤバい。
いつでもセックスできるよう、常にレオンの穴は拡張鍛錬でガバガバに調整済みとのこと。
上官に無理やり犯されるチャンスがやってきて喜んでいたら、上官は暴行未遂で逮捕され残念がるレオンの反応がシュール過ぎです(笑)
そんなレオンに何故か構ってくる上司が、なんとまぁ王子で。
ラッキーチャンスでセックスしたものの血筋が高貴すぎて逃げるっていう展開になりますが、王子のギルハザールはレオンのことが大好きで、そうはさせねぇよな執着劇がめちゃ面白かったです!
ただ、ベッドシーンの情緒のなさは何だかな…って感じ。穴、棒、合体。みたいな感じでサラッと終わったのは少し残念でした。
ミューラン編の方は、長い尺のせいかレオン編よりはじっくり読めた印象です。
こちらは勘違いとすれ違いが盛大なので、何とも焦ったいストーリーですが、丁寧に追ってくれているぶん世界に入り込めました。ただ、あまりにもミューランが頑ななためウムム…となりましたが、こちらもレオンと同様に"出来損ない"の劣等感に悩むΩということを考えれば悩む理由もまぁ納得です。
勘違いな経緯で始まった出会いが元で一夜の発情期で結ばれ、こっそり子どもを産み育て、そして再会っていう展開のドキドキ感はハンパなかったです^ ^
どちらのストーリーもαに愛されるお話ですが、ΩっぽくないΩが故の劣等感をぶち抜くαの愛の深さがに酔いしれました。
レオンのときの村ルールと、ミューランのときの村ルールは少し変化してるので、その違いにも注目しながら2カップルのストーリーを楽しんで下さいね。