金銀ささめくひみつは夜【BLCD】

kin gin sasameku himitsu ha yoru

金銀ささめくひみつは夜
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神21
  • 萌×23
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

135

レビュー数
3
得点
117
評価数
25
平均
4.7 / 5
神率
84%
媒体
CD
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
フィフスアベニュー
収録時間
枚数
2 枚
ふろく
コミックス刊行時の店舗特典限定エピソードを、野白ぐり先生監修のもとイチャラブ度ボリュームアップで同時収録!!
フリートーク
発売日

あらすじ

魔術を使って人々のライフラインに欠かせない鉱物を発掘する通称《術部》のリーダーとして活躍するアロイ。

その華やかな美貌と、高貴な家柄を笠に着たりしない人当たりの好さで周囲の誰からも慕われている。
一方、眉間に皺を寄せた仕事人間で《主計局》の同僚にも煙たがられるミカド“みんなの”アロイ様相手にも態度を崩さない。
傍から見れば何の接点もなく、反りも合わない二人。
けれど本当は、誰にも内緒の関係で――…?誰も知らない二人だけの“ひみつ”の恋模様を、CD2枚組で音声化!

表題作 金銀ささめくひみつは夜

ミカド → 伊東健人

アロイ → 斉藤壮馬

レビュー投稿数3

眼福ならぬ耳福な作品

原作既読。
物語はもちろんですが、伊東健人さんと斉藤壮馬さんのやりとりが楽しみで聴取しました。2人の穏やかで静かな声のバランス、やりとりが眼福ならぬ耳福な作品です。原作の麗しくきれいな絵柄が音声で見事に表現されていました。

ドラマCDなのでもちろん映像はなく、魔法の術など見えないとわからないものだと思いますが、効果音と台詞で、魔術が使われたことがよくわかるのがすごいです。

高貴な家の跡継ぎ御曹司、みんなに慕われ、女性からはアイドル的な人気もあるアロイ。
まじめな仕事人間、職場での人間関係は希薄のミカド。
2人は身分違いの秘密の関係を続けています。
子どもの頃は、アロイのお屋敷でお坊ちゃまと、引き取られた元浮浪児、大人になってからは同じ職場の仕事仲間、表の顔では親しくせず。裏では2人だけの密な時間をもっています。
閉鎖的な環境でお互いしかいないという共依存な関係が、年齢と環境が変わっても、事件と3年間の言葉すら交わせない期間を経ても、続いています。
子どものころは純粋なようで歪な関係、大人になってからは歪なようで純粋な関係、ときに歪さが目立ち、時に純粋さが目立つ、不思議な関係が続いていました。

アロイの母親の過去と名家の立場、母の心、厳しく、冷たく感じることもありますが、気高く強い愛と情があることが後にわかります。
この物語の影のメインキャラクターはアロイの母親であったと思います。素晴らしい人格者でした。

お互いを想っているのに、お互いを想っているが故の悩み苦しみがあります。
どちらが悪いわけでもないのに、それぞれが悩み苦しむ様子がつらく切ないです。
任務に出かけたアロイが怪我をして、予定よりはるかに早く帰還したことにより、ミカド、アロイ母の、内に秘めていた気持ちを吐露したことで、2人の、3人の関係に変化が生じます。
大事な人のケガや一大事により、秘めていた気持ちを表に表す、王道中の王道、素敵でした。

原作でも同様ですが、やはりドラマCDでも感じたのは、魔法の要素が最初と最後にほんの少しだけしか使われなかったのは残念でした。舞台装置、要素のひとつとして、もう少し生かしていたら、もっと壮大な世界を味わえたと思います。

特典ミニドラマ
立場が変わっても2人を取り巻く状況が変わっても、2人の関係の根本は変わらず、共依存なのだと感じさせられます。
以前はしんどい共依存、今は明るく楽しい共依存になっているという変化も楽しめます。

本編とミニドラマ、キャストトークと聴取して、改めて斉藤壮馬さんの圧倒的受けなのだけど、姫、ではなく王子、しかも、気高い王子、貴公子、なのが素晴らしいなと思いました。

キャストトークでは、甘やかすこと、甘やかされることに関して、おふたりが分析し、演技について話しているのが興味深くおもしろいです。

原作を読んでからの聴取がおススメですが、逆にしたら、感動の度合いがあがるかもしれません。
どちらを先に手にしようか迷っている方は、それぞれのレビューを確認してから検討するのがいいと思います。

0

滲み出る色気

原作既読です。
原作が大好きなので購入しました。
アロイを演じる斉藤さんに、ミカドを演じる伊東さん。
もうアロイって特にエッチなことしてなくても気だるげな感じとか、ミカドにお世話されたり甘えてる時の色気が凄いなと思ってましたが、そういうお芝居の斉藤さんってもうぴったりで、お上手です。
ミカドは周りからはかなりお堅いイメージを持たれているので、アロイの前での優しい感じと普段の他の人に対する態度が全然違ってそのギャップが良かったです。
最初の頃は皆の前で二人の関係隠してたのでよそよそしい感じだったのが、ある出来事からはもうミカドはまわりの目も構わずアロイのところに駆けつけるところはかっこよかったです。
2人きりの甘々な時間も良かったです。
原作もドラマCDもどちらも素敵なのでおススメしたいです。

2

原作→ドラマ→原作と無限ループから抜け出せません

原作の大ファンです。
話題にもなっていたのでドラマCD化は予想していましたが、キャスト発表を見て安堵と歓喜したものです。わかってらっしゃる~!
さらにCD発売と同時に配信解禁でしたので本当ありがたいです(配信派)

感想としては、
まず、原作の繊細さ、ファンタジーの世界観を音声で表現しようと努力してくださっているのを感じられて嬉しかったです。
あとはとにかくキャスティングに頭が上がりません(以下心のままに)

▼アロイ役:斉藤壮馬さん
お家柄の良さを感じさせる品性あるお声!
そしてミカドの前だけで見せる素のお声!ギャップがたまらんーーーー
甘やかされてフニャってなる油断したお声も
色っぽいシーンでの初々しい様子もどれもこれも素晴らしかったです
何の心配もしてませんでしたが毎度期待以上のご馳走をありがとうございますこれからも何卒(五体投地)

▼ミカド役:伊東健人さん
受けも攻めも本当にお上手で信頼しかありませんが、
今回ミカドを演じていただき圧倒的感謝です…!
ミカドの解像度が上がるほどの説得力でした!!!SUKI…
体面用の堅物演技もこれはこれでイイ…!のですが、
アロイたんを甘やかしまくるときのあまーーーーったるいお声はほんと血糖値爆発しそうでしたたまらんありがとうございます寿命延びました。
「アロイにしか興味がない」設定もほんとお声から溢れてました!!!!

「ふたりだけの秘密の関係」の良さをたっぷり補給できますし、
ずっとこのままではいられないことも知っているので、その切なさも味わえます。
乗り越えたふたりが結ばれるシーンでは、原作のふたりの表情、体温、鼓動、まとった空気感までもダイレクトに伝えてくださるような演技で…大満足でした…(合掌)
原作とファンへの気遣い、プロフェッショナルを魅せつけられました。

▼ポケットドラマCD版購入者の感想
ミニドラマ、キャストトークも付いておなかいっぱい楽しませていただけるのと
ジャケットデータまでもらえます!こんなものまで電子化に!
描きおろしジャケット、愛がいっぱいで大好きなので嬉しい~~♡♡

ドラマCDに浸ったあとは、原作を読み返し、
そうするとまたドラマCDを浴びたくなるのでしばらくは、きんみつ三昧となりそうです♡
続刊でますように~~~(祈)

2

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