条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
okazari kouhai ha ryuukoutei ni mederareru
今回は性別を偽る皇帝と皇配となった公爵家三男のお話です。
受様が攻様の真実を知る伴侶となったことで
攻様が探し求めた人と本来の姿で生きる道を掴み取るまでと
本編後の短編3話を収録。
受様は野心家な公爵の外腹の三男として生まれ
公爵や義母には関心を向けられず
異母兄2人には虐げられて育ちます。
その上受様は川で溺れて生死をさまよったことで
自分が物語世界でバッドエンドを人物に転生した事を知り
未来を変えようと立ち回りますが叶いません。
やがて皇女と偽る攻様が皇帝として即位し
受様は父公爵から皇配となり、皇帝が公爵家の子を産んだら
殺せと命じられるのです。
しかしながら受様はお飾りな皇配となっても
バッドエンド回避の道を探し続け
噂通りではない受様の姿を知ることで
攻様も受様に心を許していくのですが
そんなところに物語のヒロインであり
攻様が恩人として探し続けた娘が攻様の前に現れます。
攻様の側近たちは恩人の存在を喜びますが
受様を伴侶として選んだ攻様はかすかな違和感を
感じてしまいます。
受様の未来はバットエンドでしかないのか!?
WEB小説サイト「ムーンライトノベルズ」掲載作を
加筆修正しての書籍化で
物語世界に転生した受様と主人公である攻様の
異世界転生ファンタジーになります♪
上巻にて何とか物語とは違う展開を目指した受様ですが
攻様に愛されることで違う未来が見えてきたのに
攻様が恩人とし探すヒロイン登場は
受様を阻み続けた物語の強制力を思わせます。
しかしながら攻様が受様を愛したことにより
物語では関わらなかった人たちが交錯したことで
隠された真実がつまびらかになっていく展開ながら
終に公爵が反乱を起こすのです!!
攻様を守るべく奔走する受様達ですが
幼い皇女すらも利用して皇国を手に入れようとする
公爵によって最大のピンチを迎えることになりますが
そこからの大逆転は受様と攻様の過去同様
巧みな伏線が生きていてとても見事でした ヾ(≧▽≦)ノ
攻様が本来の姿を取戻し受様との未来を手にするまで
とても楽しく読ませて頂きました。
薄幸であっても他者を思いやれる受様だからこそ
明るい未来にたどり着けたのだろうと思います。
ムーンライトノベルズHPに番外編があるそうなので
チェックしたいと思います。
本編
まるでひと昔前の少女マンガ感がちらっと入り、あ〜!あなたの探してたのは私なのよって、キターーーー。な成り代わり?(かなり最初の方)で読むのが止まりそうになりましたが、がんばりました。
上巻でいくつもいくつも謎や気がかりや不穏分子があり、心の底から平和で安心な中でイチャイチャがなく。いつ?早く!とはやる気持ちで読みました。
下巻は、なんか、離れ離れになってて戻ったら全て解決しちゃったんですけど。な?
色々明らかになったり解決したり、やっと二人も堂々とできて良かったんですけど、拍子抜けな感もあり。
リリアことレオナルドが肝心な時はヘタレか!!な可愛いところもまあ良かったです。
下巻の半分あたりで本編は終わりでした。
その後は短編がいくつか。
ユアンのことを可愛い可愛いって言ってるレオナルドだけど、やっぱり姉さん女房ですね。しっかり者です。
短編ではグルル期やちびレオナルドのお話やら色々堪能できました。
やはり濡れ場はたいていユアンから…ですね。そして辛抱たまらん!とレオナルドが応えて。
本編だけなら萌でしたが全部入れたら萌2です。1冊本編だと思ってたのであっさり感じたのかなあ。
上巻で存在感をみせつつ未登場だった、原作小説のヒロイン登場からの、ユアンや陛下の過去の伏線回収、ラスボスとの対決など、読み応えありました!
終章と番外編の詰め合わせで、本編は半分くらいです。終章のみですので、上巻ほど「ここからどうなる!?」なわくわく感は控えめだったかなと。
陛下の母親やヒロインが、ユアンと陛下の仲にちゃちゃを入れてきますが、ブレない陛下に安心感ありました。龍の執着、舐めちゃいけねぇ。原作を知ってるユアンが不安に揺れてて可哀想かわいいでした。
伏線はしっかり回収され、おじゃま虫な女性陣は割とあっさり退場。ユアンの母親がどうなったのかまで描かれてて、しあわせいっぱいなラストだったと!
番外編は基本的に陛下とユアンがラブラブでした。微笑ましいなー!と読んでて思いますし、そういえばこのふたり若いんですよね!これからもずっといっちゃいっちゃしていくんだろうな、と!お幸せにお過ごしください!
Web小説の書籍化ということで、仕方ないことだとは思うんですが、回想シーンや説明文が多いのと、「~した。」と終わる一文が多くて少しリズムが悪く感じて残念でした。物語は面白いから余計に。