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nomi shiba
ノベライズ
柄十はるか先生による、田倉トヲル先生のコミック「のみ×しば」のノベライズ
内容は原作コミック2巻前半まで、田倉先生による描き下ろし2ページ+あとがきありです。
軽快なテンポで繰り広げられる両片思いin男子寮
ものすごく可愛くて素敵で癒されました。
絵とはまた違う表情や感情の描写にキュンキュンしっぱなしでした。
御子柴くんは見た目も暴走気味なところもとびきり可愛くて
野宮くんは身も心もイケメンで理性はあるけど体は正直なところが最高です。
宮井くんをはじめとする寮生も熊田先生も、みんな魅力的！
恋愛だけでなく男子寮のわちゃわちゃ感も面白く、隅々まで楽しめました。
漫画も小説もどちらも好き！ぜひ続きもノベライズ化して頂きたいです。
文章ページも表紙の雰囲気が取り入れられていて可愛い…ただ背表紙は渋い。
作家さんのあとがきが大好きなので、贅沢を言うなら柄十先生のあとがきも拝読したかったです。
そこかしこでニヤニヤしてしまう幸福度の高い一冊でした。迷いなく神です。
漫画未読だけど楽しかった
気になっている作品でしたが、読んだことなくて、今回、柄十はるか先生が小説担当されるという事で、以前柄十先生のキャラクターの描き方が好きだったのでこの機会に読んでみました。
読み始め登場人物がたくさん出てきたので、把握するのが大変でしたが、キャラ解説のページがあったり、挿絵も(漫画のページが使われてるのかな？)たくさん入れられていたので、キャラを覚えてしまうと、あとはもう次から次に色々な出来事が起きるわちゃわちゃを楽しく読めました。
野宮と芝ちゃん、何故かラッキーシチュエーションが沢山起きるのに、結局はキスまでにしかならない二人の関係なんです。それが、修学旅行に2人でデートするって言う話が出て。ずっと自分達の意思とは無関係に、色々な事に巻き込まれていた二人だったけど、、ラストで自分達の意思でデートを楽しんだって言うのが、読み終わってとても満足感がありました。
私はあまり女子過ぎる感じの受けは苦手なんですが、芝ちゃんはちゃんと自分を男だっておもっているし、女の子扱いされることは嫌がっていたのが好感持てました。なんなら、自分がちゃんと野宮に気持ちを伝えないとって、「野宮はかっこいいんだよ」って、恥ずかしい気持ちがありながらも、自分から頑張って言ってたのが、芝ちゃんもちゃんとかっこいい男子だよ！って思いながら読んでました。
そして、野宮。鼻血だしても、芝ちゃんとの前で色々みっともなくても、それでも間違えてやっちゃいました！なんで事にらならないで、「俺堂々としてたいんだよね、芝の事は」って、かっこよかった。
周りのキャラクターもみんな良い奴なんですよ、癖が強いし、自分の事優先しがちだけど、結局は野宮と芝ちゃん応援していて。特に熊田先生は表情がキャラクター紹介の絵しかなかったのに、凄く濃い顔が思い浮かんで読んでいて楽しかったです。
また小説になったら二人の続き読みたいと思いました。
田倉先生の書き下ろし漫画、寮の生き生きした雰囲気が出ていて、とても楽しそうで良かったです。
柄十先生のあとがきというか、ちょっとだけでもお言葉を聞いてみたいと思いました。
