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ousama no kiss wa yoru no himitsu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
可愛い学園もの
教師×生徒で、寮が舞台の学園ものです。スピンオフ作品らしいですが、前作は未読です。これ単品でも楽しめたのですが、前回からのキャラがたくさん出ていたので、そちらから読めばよかったなあ～と思いました。
保科先生は王と呼ばれる、かなりクールで人間嫌いと噂されるちょっと怖い人。
主人公の沢渡は、怪我で一学期をやすんだためクラスにうちとけられず、ルームメイトからも疎まれて学校生活が辛いと感じている大人しいタイプの子。
夢乃さんの本は好きで何冊か読みましたが、ほとんどいつも一人称ですね。今回の主人公沢渡はかなりかわいらしいタイプの男の子だったので、一人称の文章だとかなり軽く思えてしまいました。
お話はかわいらしいんですが、ティーンズ向けのような内容で、悪い言い方だとちょっと子供ぽいかも。
地に足のついたお話が読みたい人より、BLはファンタジーだ！というタイプのお話だと思います。
ルームメイトの意地悪にはかなりむっとしたんですが、周りの友達もクラスメイトもおおむねいい子です。
先生はクールに見えて、生徒に親身になって相談に乗ってくれるというギャップがよかった。
しかし、体の関係を持つのが唐突だったので、先生を好きになっていく沢渡の感情はじっくりかかれていたのですが、その逆はちょっとしっくり来なかったかも。
ラストも、先生と生徒が付き合うのは禁止されているため、生徒会で吊るし上げにあう沢渡を先生が助けにきて…という王道なものだったので、スタンダードすぎて少し物足りなさも感じました。
どうにも最初から最後まで可愛すぎる印象があったので、個人的にはもう少しリアリティがあるお話のほうが好みかな？と思いました。
しかし、やはり寮ものはよいですね。
学園・全寮制･先生と生徒･･･などの単語に惹かれるかたにはオススメだと思います。
学園モノの王道
あらすじ
「おまえは…私が怖くないのか?」月光に浮かび上がる銀色の馬、逞しい騎士…奈知が学校の沼で出会った銀の騎士の正体は「沼の王」と生徒たちに恐れられる教師・保科だった!冷たく人嫌いの保科だが、奈知はあるきっかけから保科の本当の姿を知り、しだいに惹かれていく。でも教師と生徒の恋は禁じられた関係で…!「今なら引き返せる。これ以上私の中に踏み込む事が怖いと思うなら」甘く熱く、時にミダラな禁断の恋、書き下ろし。
学園モノの王道！！
寮生活、入学が遅れる、ホモの巣窟 などなど・・・。
上のキーワードが好みの人にはオススメです。
明神翼先生の書く、大人の男はキレイで麗しいですねぇ・・・。
若くなると私のツボからはスッパリと外れてしまうのですが・・・。
クールな先生と素直で優しい生徒との、思いが通じるまでの山あり、谷ありのストーリー。
面白かったです。
すれ違い、気持ちを抑えたり・・・じれったい、切ない系のお話でした。
ちゃんと障害となる、いじわるキャラも出てきます。
本当の自分を分かってくれる存在って・・・惹かれて当たり前ですよね。
