まりあげは
idol densrtsu
色々なレビューでお話してるのですが、まりあげはは芸能BLが好きです。
アイドルとかすごく好き。
なので、BL小説アンソロジーで。
まさかの和泉桂先生、木原音瀬先生、水壬楓子先生のおなじみ合同誌で。
アイドルたちのお話が読めるなんて、ありがたき幸せ!!
ちなみに3先生方の作品は、いずれも「Never Ending High School」というデビュー5年目の7人組アイドルのメンバーが主役です。
キラキラお表紙が、まさにアイドルって感じで良きです。
本編は94ページくらいの2段構えスタイルで、読み応えたっぷりです。
◇水壬楓子先生…同じアイドルグループ同士のお話。
読んでいく内に、まさかのオチが!!
◇和泉桂先生…アイドルとドルオタのお話。
一方通行かと思いきや、、、?!!
◇木原音瀬先生…アイドルのバラエティ番組に、番宣でやってきたテンション低めな俳優とのお話。
最後、ようやく芽生えたナニか。
そのナニかが知りたくなるラストでした。
やはり各先生方のセンスがビガッと光る個性溢れる(褒め言葉)お話ばかりで、個人的には他のメンバーたちのお話も読みたいし、今回収録されたお話のその続きもそれぞれ読んでみたくなりました!
「アイドル×都市伝説」をテーマにしたアンソロジー。
Never Ending High Shool(通称ネバスク)という架空の7人組の男の子グループには、牡羊座生まれの3人から成る「アリエス」という名前のユニットが居て、事務所の先輩がやっている冠番組の1コーナー「都市伝説考察部」のレポートをしている、という設定。
そのアリエスの3人それぞれをメインに、3人の先生方が執筆した企画ものです。
読み応え充分で、先生それぞれのカラーが顕著で、贅沢な一冊でした。
特に木原先生の「秘密のアイドル」は、内面的に未成熟ともいえる大人による不協和音と反発が描かれ、まだ恋愛に至っていない関係性なので、これからいくらでも膨らませられるなと期待がもてました。とはいえ文字数の関係からか、いつもみたいな意地悪な視点が少なく心情描写的には適度にあっさりしています。