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seirei ouji to kokui no kishi
初読み作家様でした。幽閉された不憫受け王子(受)とその護衛騎士(攻)のファンタジー物語です。
12歳で王や弟などの家族と引き離され、幽閉されている第一王子・ユージア。幽閉されている理由は彼が「精霊王子」で精霊のお告げを聞くことができる存在だから。
父王はいまやユージアが精霊から聞いた内容に完全に頼って政治を行っており、ユージアがいなくなっては困るのです。
そんなユージアにとっての幼い頃からの憧れの存在は、騎士団のランベルト。
ある日ユージアの毒殺が謀られたことにより、ランベルトがユージア専属の護衛騎士になるのですが、ユージアにはそれを素直に喜べない理由があってー
と続くお話です。
護衛×王子という主従関係と、その関係ならではの敬語攻めが良かった〜◎
セッッの時の優しい言葉責めも好みでした。
戦闘の際の、触手ならぬ木のにゅるにゅる(?)による受け君の純潔の危機なんかもあり、どうなっちゃうの!?とハラハラ。
ただお話の展開的には途中、ちょーっと都合よすぎないか…?という部分がちらほらあり、もったいないなあと思うところも。サラッと一冊読めてしまった感があります。
戦闘シーンも、若干手応えが薄い感じがしたかなあ。
さらに細かい設定と無理のない展開があったら、より萌えを感じられた気がするな、というところで「萌」とさせていただきました。