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『黒男爵』なんていうから、どんな鬼畜なお話なの(´∀`*)ノ
喜びいさんで読みに走ったんですが、どうもホノボノ甘いお話でしたw
遊園地で契約社員として働いているマサヤ。仕事を終えてかえってくると、なんとアパートの上の部屋からの水漏れ。住むところを追われてしまう。
近所にあったお屋敷の前をふらっととおると、なぜか懐かしい気持ちがして入ってしまう。つかれからかウトウトしてしまうマサヤ。
目を覚まして目が合ったのは、どこか懐かしい瞳で・・?!
ということで、再会花嫁ものなのです。
男爵様も、あるいみ一目ぼれというか、アマアマなので終始ホノボノでした。
得体も知れないマサヤを家に置き、ご飯をたべさせ、寝床を与え。
それどころか、ベッドも買い与え、何もかも至れり尽くせり。
ベタベタのアマアマwwwwこうして思い返してみるとちょっと可愛いのかもとおもってみたり。
気持ちの変動という部分が少なかったので、盛り上がり的には薄めかな~なんて思うのですが、文章的には軽く読みやすいのでサラリと読めてしまいます。可もなく不可もなく。可愛い作品
「男爵」と言ってもいわゆる海外セレブとのシンデレラストーリーという作品ではありませんでした。
遊園地で働く真沙也と、「男爵」と呼ばれるセレブな当麻の恋物語。
ハイスペック攻めで身分差カップルです。
近所のお屋敷に越してきた当麻は、この家にお嫁さんを迎えるために、家を完璧に彩りたいと言います。真沙也はなぜかそのお手伝いをすることに。真沙也は初めて入るお屋敷にも関わらず、何故か屋敷にデジャヴュを感じています。
当麻は探している「お嫁さん」がいるらしいのですが、残念なのが、かなり最初からオチがわかってしまうこと。
考えたらわかる、という感じではなく、もはやこれしかないだろう!みたいなオチの用意されたストーリーと言えます。
よく言えば安定した、悪い言い方なら古典的です。
ただ、このかわいらしい作風は作者さんの持ち味だと思います。途中で真沙也の出自が開かされる驚きの展開はありますが、そこまで凝った展開もないというか、さらりと読みやすい感じです。
当麻は最初から最後まで真沙也に親切なので、せつなさや苦しさというものもなく最後まで読めました。
しかし、くっついた後は周りの皆は真沙也のことを奥様扱い。
本人がそれを望んでどうしてもそう呼んでというならともかく、やはり同性なら同性同士の対等感があってほしい~と、花嫁ものと言えども思ってしまいます。
じゃないとこれは女の子でも成り立つお話じゃないかな?と思うので。
お話しは「花嫁探し」や「結婚」「プロポーズ」などタイトルからぶれていなくてよくまとまっていると思いました。