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kuyashii keredo anata ga ummei
面白かった〜!・:*+.
特に、両想いになってからの攻めの甘やかし方が本当に好みで、読みながらきゅんが止まりませんでした(*´˘`*)♡
Aion先生、初読み作家様です。既刊もぜひ読んでみたい!
こちらの新刊、ムシシリーズの新刊と一緒に購入したのですが、表紙のイラストがなんとなく印象似てるな…?と思って並べてよくよく確認したところ、この2冊、同じイラストレーターさんだった!
街子マドカ先生のイラストが可愛い♡よく見ると、湊が掲げているスマホ画面に”match!”って❤︎マークと共に描いてある〜〜赤い糸が二人を優しく包んでいるのも、素敵です✨
恋愛詐欺まがいのことをされ、好印象から一気にイメージガタ落ち!”最悪の印象”となった攻めに、もう一度恋に落ちるまで。
政府公認の婚活システム「EN(エン)」。そこで99.9%の相性という脅威の相性確率で、理想的紳士・創真(攻)とマッチングしたゲイの湊(受)。
紳士的で優しい創真に心を奪われる湊ですが、実は創真はある目的のために湊に近づいたノンケなのだと判明しー
と続くお話です。
最初の紳士的な様子から一変、正体がバレると言葉遣いや態度も変わり、「なんなんだこいつ!」と読んでいて「創真、許せん!」と湊に同情してしまうのですが、読み進めるうちに湊と一緒に自然と絆されていってしまう不思議。
この攻め、実は優しくてめちゃ魅力的なんです……
湊自身が創真に惹かれていることを認め、想いが通じ合ってからの創真の優しさ、愛の言葉や行動の数々が格好良くてムズムズして嬉しくて、萌えに萌えました。
「運命の愛」って、なんだろう?ーーということと同時に、”親の愛”とはなんだろう?どうすることが、親の愛なんだろう?ということまで考えさせられ、内容も深かった(ENを通じての、詐欺まがいの湊への接近の理由には正直「ええ…そこまでするかなあ」とちょっと疑問に思ったものの;)。
「失敗を先回りして回避させたい」と言う親の気持ちも分かるけれど、「失敗して学ぶ」という経験だって、子どもには必要なことなんだなあ、と。
何度外そうとしてもうまく外れてくれない糸のように、結びついて離れない二人。
まさにタイトルの「くやしいけれど、あなたが運命」。
今まで寂しい思いをしてきた分、創真と一緒に思いっきり幸せになってね!!と声をかけたくなる、素敵なラスト、素敵な物語でした✨
これがまさに運命。なお話でした。
婚活アプリで運命の伴侶として引き合わされたのは…。
じっくりしっかり湊の過去や二人の現在の事情から書かれてます。
読み進めると創真の最初の詐欺師な部分がどうにも彼の性格と噛み合わない気がして…。
そんなことをするような人じゃないと。まあ切羽詰まってたんでしょうが。
湊の孤独な育ちから大所帯で住みたいところ、あたたかい羽瀬家のみなさん、本当は気遣いができて優しい創真。良かったです。
そして湊のやりたいことをことごとく邪魔して勝手に画家としてのプランまで立てていた湊の父。う〜ん、実は…な正体に拍子抜けでした。
なんというか創真の人物像が最初の一件が強烈すぎてどうもつかみにくいです。きちんと反省して謝罪もしてその後は一途なのですが。
湊からしたらだって異性愛者でしょ?と。
でも甘く口説く創真にキュンとしちゃいます。
湊の父も冷血漢で湊の人生を操ろうとしてる?なぜここまで干渉するの?と思いきや…だし。でもいくらなんでもこんなに無茶してきて通報案件では?
既刊本2冊がチョロっと出てきて嬉しかったです。
あたたかくて望んでた家族にめぐまれて、悔しいけれどあなたが運命なお話でした。
盛りだくさんな内容が実は1冊につまってたなあ!
そして結家さん、あなたも偉い!
今回はプラントハンターと元図書館司書のお話です。
政府公式アプリにて「運命の伴侶」認定された
攻様と受様が紆余曲折を経て伴侶となるまで。
受様の母は大企業の御曹司の父と結婚せずに
受様を育てますが、12才の時に母が病に倒れます。
受様は別の家庭を持っていた父に引取られますが
あまり良い関係を築けませんでした。
受様の大学進学でさらに疎遠になりますが
受様の趣味で描いた絵が認められ始めると
何かと関わろうとしてきてうんざりしていました。
受様は大学で知り合った同性の恋人がいましたが
彼の就職で手ひどく振られる事となり
受様は政府公式アプリENでの婚活を決意します。
良い縁を求めた登録でしたが
ごく稀に本来出るはずのないありえない相性度
99.999%という"運命の伴侶"認定されてしまいます。
この受様の運命の伴侶こそが今回の攻様です♪
ENのリリースから1年、
運命の伴侶認定されたのは受様達で4組で
専用のコンシェルジュまでつくという
様々な支援体制が整っています。
攻様は稼業が植木や苗木の仕入れをしており
関連で様々な植物の入手を手掛けるプラントハンターで
コラム連載や植物縁のプロデュース等
精力的に活動しています。
受様は攻様の言葉で絵を描き続ける道を選択したため
この出会いを本当に運命的だと思っていたのですが
攻様にとってENの婚活や受様との出会いは
別の意味合いが強かったのです。
果たして受様の婚活は如何なることになるのでしょうか!?
似たような事情で婚活アプリに登録した受様と攻様が
その思惑によって最悪な出会いから惹かれっていく
婚活物語になります♪
受視点なので受様事情の方が見えやすくなっているために
受様は当初はそれほど期待していなかったENで紹介された
ノンケな攻様にとても好意的です。
ところが攻様の方はやけくそ状態で登録して
受様を紹介されてしまった異性愛者であり
攻様が受様に求めたのは結婚相手としての愛情ではなく
受様の背後にある父の権力だったので
受様に事情がバレた時点で攻様はアプリ登録を削除します。
好意的であるれば見えない粗も
悪意をもって見れば害意や毒気や邪気にしか見えず
反発を招いていきますが
受様の絵の才能を利用しようとする父
就職のために受様を切り捨てた受様の元彼
身内のコネを利用して攻様の仕事を奪う同業者
受様達の結婚を最大限にバックアップするENスタッフ等
様々な人々の思惑が受様と攻様に絡まり
簡単には"運命の伴侶"からは逃げられずに
2人がテンヤワンヤしつつ恋に落ちていく様子が
とっても面白かったです。
街子先生のカバーイラストも
物語にベストマッチでした (^-^)v
あらすじを見て、ざまぁが読めるのかな、と手に取りました。
受様の湊は、政府公認の婚活アプリで『運命の伴侶』をマッチング。
コンシェルジュの立ち会いの元、顔合わせした相手が、この度の攻様である創真。
紳士的なイケメンで、自分への好意を示してくれる。
とても嬉しかったのに、実は湊の親の後ろ盾が欲しかったから気のあるふりをしていただけだと知り、悔し涙を零してさよなら。
さすが『運命の伴侶』
その後、困っていた湊を強引に自宅に連れて行って、同居して、距離が縮まっていく2人。
最初に騙していた事を、心から悔いる創真に、にまにまでした(≧▽≦)
いいぞー。
自分の本気を信じてもらうため、もっと頑張んな!
てか、宣言してからの創真の態度は、たいへんよろしくて好き( *´艸`)
恋人同士になるまでも、いろんなトラブルがありましたけど、その度に好きが強くなる2人に、きゅん♡
でも、トラブルの相手のその後がなくって、そこはちょっと消化不良かな。
そしてまた恋人同士になっても、ラスボスの邪魔が。
正直、私とも分かり合えない『親の愛』をかざす父親にドン引きでした。
できるコーディネーターさんかいて良かったねぇ。
強固な運命の絆を見せてもらった2人でした。