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子育てをしてたら、王様に寵愛されちゃった!?
okazari muko no yomeiri ~chi no tsunagaranai musuko no tameni mukoirisaki no akuji wo bakuro shitara ousama ni dekiai saremashita~
前世で読んでいた小説の世界へ転生し、息子の死ルートを回避するため奔走する侯爵婿のお話です。しかもその延長で、保護してもらった国王の息子たちに気に入られて、そんでもって国王に惚れられちゃうシンデレラストーリーのような物語でもあります。
結構色んな設定が複雑に絡み合っていて、国王から溺愛されるだけの単純なストーリーにはなってないところが面白かったです。
入婿に入った侯爵家の悪事、血の繋がらない息子アグノスの出自、国家転覆を謀る存在とその真相などなど。シリアス寄りのストーリーでもありますが、子育てほのぼの、溺愛ドキラブな側面もありつつ、色んな角度から楽しめる作品だと思います。
主人公・ディロスと、国王・シュロムの視点が交互に入れ替わり、同じシチュエーションに対して両者のそのときの心情の語りがあるのはナイス〜!^ ^
2人の想いが分かると、よりストーリーに入り込めるし、徐々に両想いになっていくところとか分かりやすくてニヤッとします。
王子たちもディロスを慕い、子どもたちにも国王にもモテモテなディロスのちょっとした後宮ハーレムになってるのが、何ともほのぼのほっこり。傍目からみると、ナチュラルに親子5人になってて微笑ましかったです(*´︶`*)
2人の王子たちとディロスの絡みは興味深かったです。年齢的なもの、性格的なもの、立場的なものを考慮して、それぞれのキャラクターがよく表れているなと思いました。
子どもたちとディロスのやりとりが丁寧に描かれていて良かったですね。作者さんには、お子さんいらっしゃったりするんでしょうか。子どもに寄り添う細かな描写がうまいなと感じました。
私にも子どもがいるので、ディロスには同志感を覚えるところもあり、たくさん共感させてもらいました♪
子どもたちとの良好な関係から、王であるシュロムとの想いを1つにしていく展開といった、後宮で起こる子育てや恋愛、はたまた命を狙われる事件まで見応え十分なストーリーでした。
歴史書を通して深まっていくシュロムとディロスの恋が知性的で素敵さ増し増しです。
後宮ロマンスにたくさん浸りました^ ^
今回は反乱を企まれている王と
女侯爵に婿入りした伯爵家子息のお話です。
前世を思い出した受様が攻様への反乱計画を
阻む道を事で自身と息子の命を救おうとする顛末と
本編後を描い短編を収録。
貧乏伯爵家の三男だった受様は女侯爵に婿入りしますが
恋多き女侯爵には名義上の夫でしかなく
白い結婚を強いられます。
5年後には跡継ぎが生れますが
その子は侯爵の愛人の1人だった王弟の子でした。
侯爵は息子にも無関心で義息は受様を父として慕い
居場所のない受様にとって義息は大切な存在となりす。
公爵が事故で亡くなった夜、
受様は義息が反乱軍の旗頭として処刑される未来を
夢でみた事で前世を思い出します。
しかもこの世界は前世で愛読した戦記の世界で
受様は侯爵の死後まもなく死亡する
モブキャラだったのです。
受様は葬儀が住めば義息の正式な後見人となる為に
筆頭執事に命を狙われるだろうことは明らかで
受様は王である攻様に侯爵家の悪事と
反乱計画を告発することで形勢逆転を狙えおうします。
果たして受様の計画に勝機はあるのか!?
WEB小説サイト「アルファポリス」掲載作を
改題、改稿、加筆しての書籍化で反逆を企まれる攻様と
侯爵家の入婿である受様の異世界転生ファンタジーです♪
タイトルとあらすじとともにカバーイラストが萌ツボで
手にした1冊になりますが
虐げられた受様が幸せになっていく過程だけではなく
反乱を企てられた背景も丁寧に練られていて
思った以上に面白かったです。
受様は結婚以来、実家に戻った事すらなく
伯爵夫妻は侯爵家での受様の扱いも知りませんでしたが
訳ありそうな孫とともに戻ってきて
王との拝謁を願う息子に協力を惜しみませんでした。
そして受様と謁見した攻様も
公爵の添え物として現れた時とは別人のように
自分と対する受様を訝しみつつも
不穏な動きを見せつつも尻尾を掴ませなかった
侯爵家の監査に踏み切られ、証拠品の応酬するとともに
筆頭執事も捕縛されて一件落着となるかと思われましたが
侯爵の葬儀後に執事が逃亡した事で
受様親子を巡る処遇は新たな局面を迎えることになるのです。
物語世界での早々に死亡していた受様が生き残り
攻様達と関わる事で義息と自身の未来をも変えていくため
受様が知らなかった事実を知っていく流れなのですが
主軸の受視点の合間に攻視点での考察が入る事で
受様は見えない側面も読者には見える事で
ワクワクとドキドキが増されていて
受様が攻様の側妃として幸せを掴むまで
とても楽しく読ませて頂きました (^-^)/
WEB小説だと1冊で終わらないお話が多いので
完結している事も好ポイントでした。
表紙やタイトルからは想像のつかない展開も含まれてました。
てっきり甘々溺愛ものかと思ってたら…。
主人公ディロスとアグノスが王子たちと打ち解けほのぼのと。ディロスと王様もパパ友から恋愛へ…なお話だったんですよ、終盤までは。
しかもゆっくりゆっくりで、ちびっ子の可愛さ長男の繊細さ次男のヤンチャぶりなど子育ても愛らしくて。
読んでる方は逃げた侯爵家執事の存在が常に頭から離れず、いつ来るか?と不安が隣り合わせで。
あれ?このまま平和に終わるのかな?と思ったら!来たーーーー!!!
ここからがこれまでとガラッと変わり、ドッタンバッタンな激しい切合いや罵りなどドシリアスで。
ディロスの婿入りしてた侯爵や執事や亡くなった王弟たちのことが明らかになると、まるで別のお話になったようで。
二度楽しめたかな?
王様が忙しすぎて、先王の負債を抱えすぎて心配です。まだまだ枯れちゃいないってところが萌えました。