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19歳の侑は、14歳の時両親が事故で亡くなった後で後見人となった父の友人だった弁護士 本橋に秘めた想いを隠し毎月生活費をもらうための面談日だけを楽しみに、その他の日には似た人に抱かれることで寂しさを癒していました。
壁の薄い安アパートの侑の隣室に越してきた青年 瞭文。
父親が検事で、司法試験に落ちたとき出来損ないと見捨てられ中堅商社に就職した瞭文もなかなか複雑です。
壁の向こうの侑に恋人がいるとわかっても気になってしょうがない瞭文と侑の関係が焦れったかったです。
侑が両親の庇護をなくし優しくしてくれた養父に恋心を抱いたのは、寂しさからの甘えと親に求める愛を混同していたのはないでしょうか。
それでも、親戚から疎まれ行き場のない侑には大事な場所だったのだと思う。
元橋はずるい大人だといました。いろいろわかっていて突き放すでもなく受け入れるでもなく中途半端に大事にするなんて。
瞭文はいつか司法試験に合格し本橋の事務所に入ったりして…と妄想しました。