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くっくっく(>v<)ブーッ!笑い過ぎて腹痛いよー!
この小説の最初は、主人公の受け「京平」の辛い大学生活の説明から始まるので、ガチ兄弟から叔父甥のお涙もんかと思ってました。
兄が大好き過ぎて、結婚でできた義姉と甥を嫉妬や憎しみで見てしまうから、兄の元から離れる事を中学の時に決心するって相当な深みだろうと、何か覚悟してたんです。
この辺の話の多くがそういう感じだから。
いやいやいや!全く違いましたーっ!
「超ギャグ作品」だった(笑い死ぬー)!
兄夫婦の葬式から、悲しみまくる(兄にだけ)叔父をクールにたしなめる8才の「利騎」、もう出会いから大人子供の立場が逆転していたし。
ここまで大人で達観しちゃっている利騎は、どうなんだろう?と疑問を持ちつつ、目の前で自分の思いを衒いもなく見せるグデグデの京平の前では、冷静になるしかないよなーとも思いました。
成長した「利騎」はあくまでも冷静で家事もそつなくて京平のお守りに勤しみ(そしてあげ足を取る)、京平は、もう存在自体がギャグでした!
あらゆるエピソードの京平の言動は、大なり小なり、天然でおバカで純粋で、読み手をぜったい笑わせてくれます♪
恋愛部分も、無自覚や思い違いのすれ違いや、利騎の内心ハラハラのライバル出現とか、京平の虚弱+乗車パニックでの利騎の抱っこ多しとか、美味しいとこ満載でした!
脚本の仕事をされるというロミオさんの軽快なギャグのパレード、面白かったです!
お薦めします!試してみて下さい!
※ミスプリが多いのは残念でした
甥×叔父。そして養子と養父の関係です。
極度のブラコンの受・京平は、兄の結婚というショックをきっかけに実家を離れ大学生活を送っていました。ところが突然の交通事故で兄夫婦が他界。
残されたまだ8歳になる甥・利騎(攻)を引き取り、養子にして、二人きりで暮らしています。
受の京平は、もともとブラコンで甘ったれ体質ですが、32となった今でもそういう面は全く成長しておらず、なんとも頼りない、ヘタレで、天然気味。ぼんやりさんというか、子供のような32歳。
兄の事故をきっかけに車に乗れなくなってしまい、それでも乗っては失神している。ネクタイも上手く結べないし、パンにバターを塗ればバターケースの中をパンくずだらけにしてしまう。
とても庇護欲をそそるタイプなのですね。
それに対して攻の利騎は、両親を亡くした8歳のときから、子供らしくない非常にしっかりした子供。成長した今でもなんでもこなし、現在は身体もデカいし、態度もふてぶてしい。
京平の子供、という位置ではありますが、一緒に暮らして10年、利騎が京平の面倒を見て支えてきたというのが正しい二人の関係です。
ずっと自分が守っているつもりだった利騎に実は守られ依存してきた「父」の京平が、利騎の存在を子供としてではなく、“男”として、恋愛という意味での愛する対象として認識するまでが、面白おかしく書かれています。
花本さんは初めて読みましたが、この作品はユーモアのある文章で、面白かったです。
「ちゃかす」ような視点で書かれる京平自身や、京平と利騎の会話。ドタバタギャグではなく、クスッと笑いたくなるような軽妙な会話や文章が楽しかったですね。
要所にちりばめられた、そういうユーモアもですが、兄の親友・柏木が、媚薬を京平に盛ろうとして、自分が飲んでしまったのには噴出しそうになりました。媚薬を飲んで辛抱たまらなくなった攻の男は見たことないかもです。マヌケすぎる。
展開がちょっと無理やりなところも感じましたが、「しっかりものの養子×頼りない養父」はわりとツボに嵌まり、好きなお話でした。
あとがきの後にあるSSの最後締めの一文がおかしかった。
ただ、誤字脱字ミスが非常に多く残念。
ブラコン受に、その兄の息子攻という兄弟モノスキーにも近親モノスキーにも、そして育て成長ガタイ逆転スキーにも美味しい好きシチュ三つ巴。
京平〔受〕は極度のブラコンで兄大好きなんですが、兄は結婚して妻子持ち。
その兄夫婦が亡くなり、息子の利騎〔攻〕だけが残されます。
京平は利騎を引き取り育てるんですが、この利騎が子供の頃から凄くしっかりした子で兄が亡くなった時も茫然自失している京平よりしっかりしてる位にしっかりしてます。
この利騎が成長して、京平の背を追い越しちゃってそして京平を好きになる。
利騎が子供の頃からしっかりしているせいか、あまり下克上っていう感じはしないかな。
内容の割には比較的軽めの文章で書かれているのでサクサク読めます。
他の方も書いてますが誤字脱字が多いのには閉口しました、下手すると萎えちゃうんですよね……。
育て息子逆転攻シチュが好きな方なら楽しめると思います。