FBI連邦捜査官: The guard

FBI renpou sousakan

FBI連邦捜査官: The guard
  • 電子単行本
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%
著者
蒼月さわ 

作家さんの新作発表
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イラスト
長月京子 
媒体
小説
出版社
クロスフォリオ出版(旧ブリック出版)
レーベル
BLIC-Novels
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

脅迫状を受け取ったニューヨーク市長を護衛するため、
ロンドンへ向かったトラヴィス、ヒース、トーマスたち3人の捜査官たちの活躍を書いた
表題作「The guard」の他、本編FBI連邦捜査官シリーズに登場した人物たちの短いエピソード、
大学生からテロの情報提供を受けターゲットに接触するトラヴィスとミリアムのサイドストーリィ、
ジェレミーのハイスクール時代の短編などを収録。

表向きは犬猿の仲、けれど裏では極秘に付きあっている
クールで美形な金髪碧眼のエリート系×ジョーク好きな男前のセクシィ天然イタリア系の
二人を中心に織り成す、アメリカを舞台に事件を捜査する連邦捜査官たちの物語です。


※本作は蒼月さわの個人誌作品の電子書籍版となります。

表題作FBI連邦捜査官: The guard

FBI捜査官 
FBI捜査官 

レビュー投稿数1

番外編っぽい短編集。

別で出ている、file1 Liar/file2 real friendsに出て来たキャラたちの後日談と、ちょっと変わった事件がいくつか。トラヴィスとジェレミーのラブ度は比較的高めかな。

file1 Liarの事件の中心にいた三人の少年たちの後日談や、file2 real friendsでチラ見えしていたベンとレイモンドがパートナーだった過去のお話、ミリアムとシスコン弟ジェラードの日常など、気になっていたところがピンポイントで描かれていて嬉しい。

トラヴィスとジェレミーの始まりも知ることができたけど、そこはもっと詳しく!と思ってしまった。ジェレミーの懐柔力はすごそう。

事件は大きく分けて二件で、どちらもぶっ飛んだ個性を持つキャラが活躍する。が、最終的にはそのクレイジーさを尊重する形で終わったりするので、すっきり爽快とはいかない。

トラヴィスもストレスを抱えたままジェレミーのもとに帰り、八つ当たり三昧。そしてジェレミーがベッドの中でなだめるという。気分が晴れていくトラヴィスと同じように、読んでいるこちらもモヤモヤが消えていく感覚を味わえた。

FBI捜査官として波乱に満ちた日々ではあるけれど、ちゃんと心休まる時間があって、それを共有する相手が隣にいて、自分の居場所も持っている。そうして一日の終わりに幸せを実感するのかな、なんてしみじみ思った。

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