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kemono no tsumagoi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
初っ端から泣かされます!
私は大型犬を飼っていたので
特にキました(泣)
とにかく最初から最後まで切ないんです!
主人公の尚季くんの境遇がまず切ない!
そしてクロタ(初代も二代目も)との別れ……orz
飛月との出会い後も、
なかなか正体が伝わらずに切ない……
でもって、
正体が判明してからが、さらにもう‼︎
最後の最後にたどり着くまで、
この二人は本当に幸せになれるの⁉︎と、
はらはらしつつ、やっぱり切ない‼︎
その分ラストが染み渡ります……
途中で出てきた
月貴と睦月くんのスピンオフもあるので、
そちらも期待大!
らぶい飛月と尚季くんも
出てきてくれると嬉しいのですが!
評価は、私的には
ずっと切なすぎていちゃいちゃ不足で、
神寄りの「萌×2」で!
作家買いです。獣姦とはいえ、ただの獣ではなくて、なんだか複雑な設定を背負っているモフモフということで興味深々で手に取りました。
こっれは…複雑です。最後、ハピエンといえばハピエンなんですけど、
不安な先行きや物悲しさが残るんです。彼らの手に入れた幸せが”平穏な日常”というだけなのに、あまりにも儚いものなのではないかと思えてしまうからです。”猟獣”という存在そのものが悲劇なんですよね。なので、100%ハッピーとはいかないんです。
とはいえ、明日が今日と同じとは限らないし、この瞬間がいくら幸せでも未来永劫に続くことはないというのは、現代を生きる誰もがなんとなく知っていることなので、そういう本質的な部分のリアリティが重かったです。
受けが未成年だけどガンガンにモフモフとやってしまう、、というところは個人的にややハードルが高かったのですが、たぶんこれ、完全に大人だとここまで、純粋な気持ちで異形の存在(獣)を受け入れ愛するかというところがひっかかる気がするから、純粋無垢な精神性を表現しやすい少年という存在のほうがしっくりくるんだろうなぁと思いました。
BLってこの続きってどうなるのか気になる~というパターンが多いのですが、こちらの2人の10年先、20年先はあまり知りたくないような気がしました。
電子版は挿絵なし、サブCP月貴×睦月のSS「いつか来る約束の日」、メインカプの「水色影絵」「ダブルベッド」収録。
ストーリーは面白かったしキャラも嫌いではないのだけど、世界観がちょっと??な感じで、うまく入り込めなかった気がします。
「猟獣」という存在が不可思議で非現実的。攻めの正体も早い段階で察しがつくため、受けに冷たくあしらわれている前半部分はちょっと可哀想になってくる。
受けの立場からすると、攻めは怪しいとしか言い様がないため、一時はストーカー呼ばわりまでした男とホイホイ同居までするのも?だし、そこから一気にカラダを許しちゃうのもちょっとよくわからなかった。
完全に攻めが獣になった状態での濡れ場も1回あり。沙野先生は他のモフ作品でもそういうのはしっかりお書きになるので、覚悟はしていたし苦手ではないんだけど、気持ちいいのか?とちょっと冷静になってしまうんだよな…。せめて下半身は人間でもいい気がします…。
本編だけなら中立ですが、攻めの仕事仲間である月貴&睦月のコンビが気に入って、SSにも萌えたので萌え評価で。「ダブルベッド」では本編で存在感が全くなかった父と和解するので、それもよかったです。
緊縛物も凌辱物も複数でもわりとすんなり受け入れてしまう私でさえ、人外は大好物だけど、さすがに獣相手は無いわ〰と考えていましたが改めました(笑)
きっとこの話も他の人外ものにありがちな本当の姿は動物でも人間に変身して事に及ぶ話だろうと軽い気持ちで読み始めましたが、ガッツリ4本足、毛もふもふの狼(攻)でビックリ、うわっです。
獣姦物には抵抗を感じますが、この話は獣の姿の攻とのセックスに至るまでにお互いをかけがえのない無二の存在として大切に、これでもかっとばかりに愛情を注ぎあっているので、ハードルが下がったのだと思います。
ですがキスだけでなく、フェラやアナルまでしっかり描かれているので地雷の方は要注意です!
母親を早くに亡くし、ワーカーホリック気味の父親と二人暮らしの受・尚季は幼い頃飼い犬に孤独を癒されながら生きていましたが、一匹目は他者による暴行により死亡、さらには怪我をした仔犬を助け可愛がるも逃げられたことがトラウマとなり、失うことの怖さから人にも一線を画してしまいます。
一方、助けられた仔犬は実は移送途中に逃げ出した半人半獣の猟獣攻・飛月で尚季の元から連れ戻された後も尚季に会いたい一心で苛酷な世界を生き抜き無理に無理を重ねて、8年の歳月を経て再び尚季の元に現れます。
人間の感覚が欠落した飛月と人を一定以上近づけない尚季なので、最初のうちはかなりギクシャクしますが、尚季を暴漢より救ったことにより二人の仲は急激に接近し、自らの欠けたピースを補うようにお互いを無くてはならない愛情の対象としていきます。
しかし、蜜月は長く続かず無理を重ねてきた飛月に徐々に異変が起こり始めます。そんな獣じみ、堕ちていく恋人を救おうとする尚季の痛いまでの必死さはぐっときます。この延長線上で獣姦に至るので、それもアリかなっと納得してしまうのですが…リアルに思い描くとなかなかすごいですが…タブーな分、一層萌えてしまったのも確かです(笑) 獣特有の長く大きな舌で乳首を執拗に舐められたり、蕾にこじ入れられたり、鋭い牙で太腿を甘噛みする様はかなりエロティックでドキドキです(笑)
愛する人との世界がいつ終わるともわからない状況で不安に押し潰されるのではなく、今日一日を大切に生きている二人に心を洗われました。ご都合主義なところはちょっと目につきますが(笑)ファンタジーにはつきものということで…
大型犬欲しくなる一冊です(笑)
すごく評価の高い作品なので読みました。結構前なのでちょっと記憶が曖昧。。
組織のために使役する攻めの飛月。日本の法的機関が秘密裏に犯罪者を処刑するために開発された、人狼です。人でも狼でもなく、不安定なアイデンティティに悩みながら、運命から逃れられずにいるが、かけがえのない人、尚季に会い、その人と生きることを糧に仕事を続ける。
結ばれるには逃亡しかないかと思えたが、ハッピーエンドへ。
法治国家で、公的機関が暗殺というシステムが馴染めませんね。シリアスなストーリー重視の方にはすっきりしない部分も多いでしょう。しかし、そちらは焦点ではなく、宿命に苦しみながらも幸せを見つける飛月の物語として読めました。なかなか読み応えがありましたが、全体に重苦しいです。
最後と思って交わった森の中のクライマックスシーンは圧巻。そこにたどり着くためにあったような物語でした。また、そのシーンに登場した別カプのスピンオフが「獣の月隠り」。銀色狼がどのような活躍を見せてくれるのか?
期待です。
なぜか萌えず。なぜだ・・・
ほったらかしにしている受けさんの父親にムカ ってしたとかいう
すげー常識的なところにひっぱられたのかな。
舞台が日本だし、近未来だし
だからファンタジーといっても
そんなに世界観に引き込まれなかったのかも。
最後のところも、そんなん二人とも抹殺でしょ と思うわけ。
で都合よく助かったりしてしまって、うーん そこが致命的かも。
もうちょっと別の理由があったらまだもうちょっと評価できたかも
しんない。
日本舞台ファンタジーはだめだ と自分で気づいた一冊でした。
BL小説を乱読しているとたまに出会う獣姦モノです。結構がっつりヤッてるので地雷な方は要注意かと…。そういえばコミックでは獣姦モノってそんなに無い気がするなぁ。やはりビジュアル的にタブー感が強いからかしら。
舞台は、死刑制度が廃止された近未来の日本。政府が秘密裏に世に放った猟獣という存在――凶悪犯罪者を抹殺するために造られた生命体である飛月と、彼と出会い、これまで気づかなかった孤独を自覚して急激に飛月に惹かれていく尚季の物語です。
これまで読んだことのあるケモミミBLでは断トツに血生臭くて切ない展開の作品でした。どうしようもない種族の壁とそれにより生まれる二人の葛藤がちゃんと描かれていて、世界観に破綻がないのが良かったです。実相寺紫子さんのイラストも迫力があって素敵でした。
「ファンタジーである」という旨を頭に置いて読みました。
ファンタジーが苦手だからです。
…やっぱり読まなければ良かった。
個人的には、最後までまったく感情移入できませんでした。
まず2人の出逢い。
(人間としての出逢いなので正しくは再会でしょうか)。
これがもうダメでした。
唐突に現れた不審者になぜ心を許していくのか。
結果、どうして同居までするのか。
非常識が過ぎて、
受けが攻めに惹かれていく理由がまったくわかりません。
もうここで受けに白けてしまい、
そのままラストまで冷めた目で読んでしまいました。
「通り魔に刺された」というのに、病院へ行かない。
警察へも行かない。
その理由が緩くて理解できない。
必然も感じられない。
顔の血を拭くためにハンカチを唾液で濡らすとか、
いやいや、それ以前の問題です。
そのハンカチを舐める攻めにもドン引きでした。
トンデモ設定なのだ、これがファンタジーなのだ、と
自分に言い聞かせながら我慢して読んだけれど、
「死刑が廃止されたけれど犯罪者を秘密裡に葬るには」=「狼と人間のキメラを作ればいいじゃない」というアイディアがもう無理でした。
他にいくらでもあるだろう。どうしてそうなる。
なので、「猟獣」たちの寿命が短いという点や、
獣の姿のまま人間の形をとれなくなるという運命に、
何の共感も覚えませんでした。
むしろラストに向けてどんどん気持ちが冷めてしまい、
「組織」との対決は1周して笑えました。
ここまでご都合主義だと清々しいです。
獣姦シーンは初めてでしたが、
エロ自体は良かったです。
ただし、繰り返しですが、受けにも攻めにも感情移入できていないため
萌えはありませんでした。
ファンタジーがお好きな方には、
大いに楽しめる作品のようですので、
あくまでも自分に合わなかったという事だと思います。
私にピュアさが足りないのだろうか…
もふもふ系という部分に惹かれて読んでみました。(獣姦に、ではない)
軽い気持ちで読んだら、二人とも健気で切なくて、持っていかれました!
家族の縁が薄い尚季と、猟獣として道具のように利用される飛月。淋しい境遇の二人が必死に貫こうとする純愛が切なくて切なくて。
獣姦を書きたかった沙野さんが周到に用意したのがこの展開で、そっちにがっつり気持ちを持っていかれてしまい、獣姦?いいんじゃないの?二人が幸せになれれば!と、まんまと思惑に乗せられてしまいました。
ケモノっぽい飛月の行動もなかなかにおいしく、タオル咥えて…のシーンは絶品でございました。
テンポがよいので、二段組みのボリュームもむしろ満足。イラストも秀逸で、どこにも突っ込むところがないという秀作。
私は大満足でした。獣姦はどっちでもいいけど、それを成立させるためにこんな濃いお話を書いてくれるのなら、ウェルカムです!
沙野先生の本は初めてです。
前から気になっていた先生だったんですが、あまり手を出していませんでした。今回狼と妻というワードに惹かれ購入しました。
みなさんがレビューで書いてた通り、現代でファンタジーで獣姦ものでした。
愛のある作品なんでしょうが、普段甘ったるい作品ばかりを好んで読むので、少し暗い印象をうけました。
二人に立ちはだかる障害を乗り越えて行き、最後にはちゃんと救いがあり、読んだ後は暗くならずに済みましたが、攻めが身体に傷や怪我を負う描写が痛そうで、二人の愛に集中出来なかったので、また後でゆっくり読みたいです。
愛で障害を乗り越えていく素敵なお話でした。