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kaisokuouji no ryoshuu
うっかり夢中で夜中読んでしまった。
久しぶりにシッカリしたファンタジーBL
蝶よ花よの王子だった受。
突然の侵略者。
抵抗するまでもない完全降伏。
血の色の瞳を持った攻との出会い~なお話。
カタカナの名前や地名、よくわからん設定を理解するのに少々時間がかかったものの、
読み終えてみればとても面白い。
美しい受を手中におさめた攻の
仕打ちはあまりにも、、なのですが
屈することなくキャン×キャン言ってる受が
やかましくて好き。
気を失ってる間に穴の具合調整するとか
想像するとちょっと面白い。
ハジメテの交合は痛々しいものの、
甘いエチシーンは存外萌え
両思いまではまだまだという感じ。
設定など少々解りにくい部分があることを加味しても楽しく読了
時代設定は「ナウシカ」で雰囲気は「天は紅い河のほとり」に
といった感じのファンタジーです。
元王子にありがちな高い矜持を海賊王子が
徹底的に辱め落とします。
反省を促すために水牢に落とされ、
数日間自分の嘔吐汚物にまみれ汚れますが、それでも屈しません。
が、水牢からでたあとの汚物で汚れた体を清められることなく
海賊王子の陵辱を受けます。
それまで決して折れることのなかった元王子が
痛みと羞恥と快楽の恐怖により泣きじゃくり、
大嫌いな海賊王子に縋りつく様はまさに絶品・・・。
媚薬により一時快楽に身をゆだね、
しばしアマアマな感じになりますが、
正気に戻るとやんちゃ猫に元通り。
海賊王子に惹かれ始めているという事実に
目をそむけているところで・・・続く!
世界観は中世のような、でも古代のような、ミックスされたファンタジー。
帝国という絶対的な力が世界を統一すべく、小国を次々と属国として征服し統治していく。
主人公ルビーローズ王子の国も帝国に制圧されます。
蝶よ花よ、で育った美しいルビーは、己の無力も知らずプライドだけで立ち向かおうとするも、帝国に雇われた傭兵の王子アリに無様に負けてしまう。
無血開城の降伏で、ルビーの国は戦火に会うことなく滅び、アリ王子の報奨金がわりにルビーはマリーナ王国(海賊王国)へと連れて行かれる。
マリーナへの岐路は船旅で、閉じ込められた船内で、ルビーはアリによって数々の恥辱を味わう事になります。
プライドの高いルビーは、決してアリに屈しない…という決意だけで生き延びているのですが、その意固地さがアリの加虐心を煽り、水牢に閉じ込めたり、付き人の目の前でレイプしたり、媚薬を使ってセックスしたり…。
まぁ、結局はセックスの快感には勝てない訳ですが、薬を使われているとは言えルビーはアリにメロメロに、アリもルビーにどっぷりで…、といった具合に甘々なHシーンが多いです。
お互いの逞しさと美しさに惚れあってる、て感じでしょうか…?
「いやいや」言っててセックスで淫らになるルビーと、攻めたてて甘い返事を求めるアリ。
見ようによっては「バカップル」なのかもしれない…、でも私は好きです♪