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gunjin α to jiai no kamiko
オメガバースなのでマストバイand⭐︎+1
伊勢原ささら先生の本はこの本で5冊目くらい。
一般的なオメガバースよりは不憫受けじゃないし、文章も読みやすく初心者さんでも楽しく読めると思います。
ただ、エチシーンが朝チュンに近かったのでマイナス1しました。
光の腐女子向け!
特にシルラが可愛かった。
神作品以外コメントしたくなかったんですが、
コーネリア王とサミュエル王のスピンオフ作品が読みたいので担当さんの目に留まるといいなぁと期待を込めて!!!
今回は国境警備軍の軍人とシルラの里の神子のお話です。
神獣シルラの神子の受様が攻様と新たな家族を得るまでの本編と
ゾルティア国王とシルヴェリア国王の続編短編を収録。
この世界には男女のほかに3つの性があります。
カリスマ性を持つアルファ、社会を作っていくベータ、
得意な能力と魅力的な容姿を持つオメガです。
受様は神獣のシルラとシルラの里を守る神子です。
シルラはシルヴェリア国建国より昔、人を癒し、
支え助けるため天から贈られたと言われるの神獣です。
神子は男女を問わず子を産めるオメガでして生を受け
運命のつがいであるアルファと結ばれて
血筋を絶やすことなくシルラを守ってきました。
北の大国ゾルティアと争いが激化した際、
当時の王がシルラを兵器として敵兵を退けると
当時の神子は生き残ったシルラと隠遁する道を選びます。
しかし10年前に里が野生のグルの襲われ
受様と12頭のシルラだけが残されると
受様は運命の人と巡り合えると信じて
笑顔で過ごしてきますが
ある日、
見張りを任せていたシルラが警戒する鳴き声を上げ
受様は国軍兵士の軍服を着た男が激怒したシルラと
対している場に遭遇することになります。
彼が今回の攻様です♪
攻様は凛々しく雄々しいものの冷たく容赦がない印象で
敵意に敵意で応戦するシルラによって傷を負い
シルラの毒に侵されて倒れてしまいます。
受様は攻様を放っておけず家に連れ帰ることになりますが
攻様はシルラの里を訪れようしていたようで!?
神獣を守る一族の最後の1人である受様と
神獣に対して強い反感をもつ攻様のオメガバースです♪
目覚めた攻様は国境警備軍の軍人と名乗ります。
守の筋ぺ蟹敵軍が秘かに侵入した形跡により
監視で回っていたと言います。
攻様はシルラの毒から回復すると
受様が止めるのを聞かずに動き回るようになり
里を襲ったグルをも倒してくれます。
それがきっかけで受様は里を襲った悲劇を攻様に伝え
攻様は復調しても里に留まり、
荒れ果てた里の整備に力を貸してくれます。
攻様が里に留まる事で
2人は少しづつ互いを知っていきますが
実は攻様は受様に己の身分を隠していた事が判明し
物語は一気に佳境へと向かい、ハラハラ&ドキドキMAX!!
シルヴェリアへの妄執を募らせるゾルティア老王
攻様がつがい候補だというシルヴェリア国王
シルラを武器として戦いに投入しようとする将軍
シルヴェリアに侵入したゾルディア王子
ゾルディア軍を退け、受様が攻様のつがいとなるまで
とても楽しく読ませて頂きました (^-^)v
人は真相よりも、信じたい事柄を真実としてしまいがちです。
シルラが対する人の鏡である設定には
いろいろと考えさせられました。
神獣と共にひっそりと暮らす神子が国の思惑に巻き込まれそうになりながらも戦争のない世のために尽力する話と運命のつがい。
アイ(受け)は天から遣わされた神獣シルラを統べる神子。
隠れ里でひっそり辺境の村々を癒してまわる毎日を送っていましたが、国境では隣国との戦争が今にも始まろうとしています。
そんな時、国境警備隊から軍人アーサー(攻め)がやってきます。
シルラは心の鏡。愛には愛を敵意には敵意を向ける為、シルラへ敵意を向けたアーサーは攻撃され怪我をしてしまいます。
アイはアーサーの手当てをし、シルラの本当の役割を訴え、数百年前のようにシルラが利用されないよう訴えるのです。
怪我が治るまでとアーサーと共に里で生活をしているうちに、オメガであるアイはアーサーが運命のつがいではないかと思うのですが‥
アイは10年前に両親や里の人たちとほとんどのシルラを山からやってきたシルラの天敵によって殺されてしまい、残った12頭のシルラとたった1人で里を守っています。
アイの里は、数百年前の戦争で利用されてしまったことを悲しんだ当時の神子が表舞台から去り住み着き始まった村で、国境の村々をシルラと共に癒してまわる役割を担っています。
神子は次代の神子を産み育てなければならないので必ずオメガで生まれてきて運命のつがいと共に生きるとされているので、アイは自分のつがいと早く出会いたいと孤独な日々を送っています。
そんな時に現れたのが、アーサーでした。
シルラは慈愛の獣であれど、ひとたび攻撃を受けると殺戮の猛獣になってしまいます。
アーサーは隣国に攻撃された村の生き残りで、軍人として隣国との戦争に勝ち平和な世を願って、隣国との戦争に有利になるようシルラを戦争に利用できないかという密命を帯びて里へとやってきます。
が、本来のシルラの役割を知り、考えを変えるのです。
オメガバースと思って読んでいましたが、はっきり言って添え物程度でした。
実際、オメガだとされたのは現国王とアイだけだし、アルファと明言されているのもアーサーと隣国王太子だけだし、発情期も必要だったかどうかわからないくらい薄い印象だし、神子は男女どちらもありうるから、次の神子を産むということのために付けられた設定のように感じ、オメガバを生かしきれてないと感じました。
そういう意味では少し残念に思いました。
ひっそりと人々を癒していたいアイ。
隣国からの脅威に強力な戦力としてシルラを使いたい軍。
シルラが怖いから早く叩き潰したい隣国の老王。
老王の妄執に惑わされる隣国王太子。
と色々な思惑が混じって話は進みますが、おおむね王道な展開であったと思います。
ただ両国が友好的になったのは良かったとは思いますが、最後の方でこちらの王と隣国の王太子(即位したので王)が、くっつくっぽくて、のちのち統一してしまうのそれはそれで豊かさの違いから新たな争いの種になるんじゃないかなと思うので、王同士が結婚する展開は賛同しかねるなーと思いました。
そもそもその展開、この話に必要かしらと思ってしまいました。
ともあれ、孤独なアイに伴侶ができてよかった。
伊勢原先生だったので購入。オメガバかな?と思いましたがそんなめちゃくちゃオメガバって感じがしなくて、白いモフモフ大型猫の方に意識がいっちゃいました。発情で苦しむとか、オメガが蔑まれているとかはないので、ちょっと変化球オメガバと思います。本編270Pほど+サブキャラの後日談6P+あとがき
シルヴェリア王国のシルラの里で、一人シルラ(白い大型猫)たちと共に暮らすアイ。母の血を受け継ぎ、銀色の髪に銀色の瞳、神子として不思議な力を持つシルラたちを統べています。ある日、シルラの里に国軍兵士の制服を着た一人の男がやってきて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
エド、ルゥはじめとするシルラたち(しゃべらない)、サミュエル(隣国の王子)、コーネリア(国王)ぐらいかな。サミュエルとコーネリアが可愛い。
++攻め受けについて
受けは健気さんなんだろうけど、後ろ向きというか悲惨さというかそういう印象は少なく、健康的な健気とでも言えばよいのか?シルラと一緒に清く正しく前に進んでいこう~(力はそんなに入ってない)というほわほわさんな印象です。長く一人ぼっちだったので、性的には未熟かな。
攻めは軍人さん、感情を表さないような訓練しているから、しっかり軍人さん。筋肉むっちり、そのあたりはタカツキ先生が美麗に描いてくださっています♡男前、正しいことを正しく実行!という感じでしょうか?あまり遊び心たっぷりというわけではないですし、言葉数は多からず少なからず?心が通ってからは受けのことを大事に愛してるって感じが伝わってきます♡
お話は捻りなくわかりやすいし、攻め受けのキャラははっきりしているし、読みやすいんだろうと思うのですが、捻りなしなキャラにはあまり萌えないので、今一つ盛りあがれなかった一冊でした。うーん。サミュエルは良かったんだけどなあ。