スパダリおっさん×家出青年、冒険ファンタジー! ふたりの壮大な旅のはじまり!

『精霊の花嫁』の兄は、騎士を諦めて悔いなく生きることにしました

seirei no hanayome no ani ha kishi o akiramete kuinaku ikiru kotoni shimashita

『精霊の花嫁』の兄は、騎士を諦めて悔いなく生きることにしました
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%
著者
池家乃あひる 

作家さんの新作発表
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イラスト
松本テマリ 
媒体
小説
出版社
レーベル
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784815621544

あらすじ

精霊王、オルフェンによって作られたこの世界では誰もが精霊の加護を授かり、その力で生活を豊かにしていた。
どんな者でも加護を授からない者はいないはずだった。……ただ、一人を除いては。
父は英雄と呼ばれるギルド長。妹は精霊に嫁ぐ名誉を賜った乙女。その息子であるディアンは、誰からも嗤われる落ちこぼれ。
騎士になるように言われ続け、努力し、それでも実力は伴わず。『精霊の花嫁』になるのだからと甘やかされる妹の態度に不安を募らせ、苦言すれば父に怒られる日々。
本当にこのままでいいのかと葛藤するディアンはある日、父によって自分の成績が改ざんされていた事を知ってしまう。
全てはディアンを騎士にするためだった、とは納得できず。反抗したディアンは家を出ることを決意する。
その晩、魔物に襲われた彼を助けたのは……不審点しかない男と一匹の狼だった。
これは、他者の欲望に振り回され続けていた青年と、彼と旅を続けることになったおっさんが結ばれるまでの物語である。

表題作『精霊の花嫁』の兄は、騎士を諦めて悔いなく生きることにしました

その他の収録作品

  • 書き下ろし外伝「魅入られたのは」

レビュー投稿数2

購入には覚悟が必要

作品は良いです。
文体に問題があるわけでなくファンタジーで、健気で真面目な受けにも、頼りがいがありそうな攻めも好感が持てます。

ただ、売り方が酷すぎ。

あらすじには「青年とおっさんが結ばれるまでの物語である」と書いてますが、この本では結ばれるどころか出会ったばかりです。辛うじて帯には「旅のはじまり」とありますが、はじまり過ぎる…。あとそういうの、あらすじにも入れて欲しいです。

延々と主人公の受けが酷い目に遭う場面が続き、287ページで終わりなのに、攻めと出会うのに220ページかかりました。ちなみに、その後、他作者の広告が13ページあります。多すぎる。

あとがきの最後にWEB連載版のQLコードがあるので続きを読んだのですが、この1冊目同様にカットすることなく収録した場合、一区切りつくまで5~6冊にはなりそうな長編でした。その後の続編もまだ連載中ですし。紙書籍でこの作品を読まれる方は、1冊目がほんのさわりに過ぎず、完結まで出版されたら5~6冊にはなると懐と心の覚悟が必要です。それと続編が紙書籍では読めないかもという覚悟も。出るんか?

最近は、漫画でも小説でも、明らかに続いているのに、「1巻」という表記をしない作品が多いです。「〇〇の章」とかあれば、続くんだろうなと予想を立てますが、WEB連載作品は特に多い印象です。

もう今は、本屋で手に取って表紙やあらすじで興味を持って購入する、という時代じゃないんだなと寂しくなりました。この1冊で完結なのか、続きがあるのか、作者や作品で検索して、感想レビューを調べて…をしないとおちおち買えないんだなと。

ここのレーベルはそういう販売をするんだなと覚えました。要注意です。

0

酷すぎる…

騙された感が凄く強いです。あらすじにあんなことを書くなら、続巻もまとめて販売するべきでした。
「これは、他者の欲望に振り回され続けていた青年と、彼と旅を続けることになったおっさんが結ばれるまでの物語である。」とありますが、おっさんことエルドとディアンが出会って聖国に出発したところで終わってました。LOVEとか始まってません。なんなら出会ったばかりです。

殆どがディアンの不遇のお話で鬱々とした内容で気分が滅入りました。
ただ「精霊の花嫁」の秘密は、こうだったら面白いしザマァ展開だと願っていた通りになりそうなので、腹が立つけれど続巻が出たら購入すると思います。www

それにしても司祭以外はディアンの周りは糞みたいな奴らばかりです。顔だけ王太子も高慢ちきな「精霊の花嫁」である妹も自分が無い司祭の息子も、諸悪の根源であるディアンの父親も、話が通じない王女も皆が気持ち悪いです。コイツら滅して欲しいと何度も思ってしまいました。

そしてエルドが登場してやっとまともな大人がと思ったところで、彼の秘密が少し分かるのですが、これも想像した通りになりそうです。

中立にしたのは話が面白くない訳ではなくて、どうしてここで終わるかなという不満からです。正直言ってディアンの扱いにはメンタルやられてしまい、やっと彼が幸せになれるかもと光明がさしたところで終わってるからです。

1

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