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乙女ゲームの悪役だったおれ、攻略対象たちに可愛がられてます。
isekai tensei shitara youshi ni dasareteita node suki ni ikitai to omoimasu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
アルファポリスで最後まで読んでいるので、余計にそう感じてしまいました。サイトと書籍の文章の違いは比べていませんが、印象としてはかなり読みやすくなっていると感じました。
こちらの巻では登場人物はまだまた子どもなので、お互いに淡い恋心を抱いているというフワッとした感じなんです。
登場人物は異世界転生したフィンと第二王子のヴィルヘルムや彼の双子の遊び相手のゴットフリートやラインハルトです。フィンの中身は大人なので記憶が蘇ってからは義両親の愛情を感じて彼等と良好な関係を構築したり、思慮深さでもって危機を乗り越えたりするシーンがとても面白いんです。
フィンの祖母が有名な魔法使いでその破天荒さでもってフィンが危機に陥ってしまうんです。その時に出会った魔獣のココが可愛くて、その後フィンの使い魔となって活躍してくれます。
個人的にお気に入りだったのはフィンの家庭教師のユーリでした。この人も後々とても活躍してくれるんです。
こちらの巻はフィンが隣国に留学する前までのお話になっています。フィンが義父に留学する条件に出されたのが婚約者候補を決める事でした。既に留学許可を隣国の学校から貰っているフィンは、幼馴染みで友人である双子に相談して婚約者候補になって貰うんです。
この辺りに凄く引っかかる方もいるかもしれません。かくいう私も第二王子贔屓だったので早まってしまったのではと思ってしまいました。
因みにこの世界では女性が少ないので同性婚や一婦多夫制が当たり前のようで、フィンは子を産める器官を持つ男性なので、心配した義父が婚約者候補を虫除けの為にと条件に出しています。
フィンの義両親が彼を心から愛している事、また祖母や祖父やフィンの2人の従者も彼を大事にしています。義両親から産まれた弟妹たちもフィンが大好きで取り合いをするほどでした。
こちらの本当の面白さは隣国に留学してからなんです。
なので上下巻同時発売にして欲しかったです。