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shiniseryokan ni yome ni koi
面白かったです。
言い回しに何度笑わされたことかw
特に龍之介さん(攻め父)とジューナの掛け合いは面白すぎて、攻めの存在を忘れかけてしまったぐらい←ぇ
そういうわけなのでラブ要素がちょっと…足りていないです(´・ω・`)
一応、柊一郎への愛があるからこそ厳しい修行にも耐えているわけなのですが…ラブ増量希望!
あと薄いといえば、柊一郎の母親が亡くなったというのも印象が薄かった。
板長さん、素敵でした゚+.(*ノェノ)゚+
後書きにもありましたが、確かに30代男性であそこまで京言葉を喋る人って珍しいですよね。
龍之介さんが当て字した「自由な」…ジューナの性格に本当あっていますwww
「恋」を期待して読むと、すかしっぺを食らった気分になると思います。
題材やらキャラクターやらは面白いから、「恋」に関する描写をもうちょっと増やしてくれたらよかったのになと。そしたら万人向けの楽しいラブコメディになったんじゃないかなと勿体無い気がしました。
青い目のアメリカ人な受けが若女将修行をするお話です。
日本のしきたりに苦戦しつつも、持ち前の明るさとガッツでいろんな苦難を乗り越えていく。
日本文化フェチな白人さんのステレオタイプを加工し更にデフォルメ化させたような受けで、そのトンチンカンな言動が読みどころになってます。
面白かったんだけど、なにか足りない感じもしました。どこか中途半端な印象があって。
あと、旅館の仕事がしんどいものっていう印象しか残らなかったのも残念だなと思いました。マホちゃんのエピソードだけじゃ、伝わらないなぁと。
とにかく、恋についても旅館の仕事についても受けの言動についても、「惜しい!もう一声」と言いたくなるお話。
総合的には面白かったです。
アメリカ人の受けと旅館の跡取り息子は恋人同士で
突然の事故で、旅館を継がなきゃいけなくなって
攻めに結婚して女将を娶ってほしくないから
アメリカ人の受けが女将修行をするっていう
どたばたコメディ。
しかし、母親が亡くなった後も
ちゃきちゃきと動き続けるドラマ。
アメリカ人受けだから、セリフもあけすけ。
そのあけすけで、ちょっとおかしい日本語が
笑いのツボなのかもしれないけど
全体的に、母親が亡くなったという印象が薄いよね。
別段、女将として攻めの力にならずとも
違った形でも一緒にいられるのではないかと・・・
思ったりもしました。
ホロりとする場面は、ほとんどなく
負けず嫌いの自由奔放なアメリカ人受けに
翻弄されっぱなしの話だったな。
恋愛のわびさびがないんだよね。
BLコメディ部門の神小林典雅(勝手に命名)のこの作品、面白い、確かに面白い。
しかし・・・他作品よりは少し~~~でもおまけで萌えです☆
こちらも、いつものBLに飽きた時のお口直しにどうぞ。
高校生の頃日本に傾倒し、日本留学を果たしたアメリカ人ジューナには老舗高級旅館の跡継ぎの柊一郎という旅行代理店に勤める恋人がいます。
しかし若女将を勤める母が事故で亡くなり、大女将の祖母が入院したことから家業を継がなくてはならなくなります。
柊一郎の後を追い旅館へ押しかけるジューナ。
二人の関係をバラしてしまった以上、若女将になってみせると意気込むジューナと彼らを認めない頑固おやじの柊一郎の父龍之介とのバトル(?)が始まります。
と、まあおおまかなあらすじはそんな流れなんですが。
ジューナが人を見れば仏像に例えるくせを持ち、日本文学や日本語の勉強をしているため、やけに語彙知識があるために変な表現を使うので、周りの人間がびっくりしたり、オロオロしたり。
何事にもストレートなアメリカ人と、感情を素直に出さない日本人とのギャップを楽しむ作りになっております。
ラブはどうなのよ?といわれれば、バトルがメインで薄くはなっておりますが、ちゃんと愛があるから厳しい修行も耐えられる。
厳しい修行を通してお互いの愛情を深めるという、筋は一応通っておりますのでご安心ください。
薄い本誌ですので、本当は描き下ろしでその後のジューナと柊一郎のお話など付いていればもっと満足できたのだとは思うので、そこは残念でした。
またジューナに変な知識を教え込む名前しか出てこないドイツ人のフランツが謎です。
それにしても、小林典雅さんは言葉のやりとりが本当い上手い作家さんだと感心させられます。
若旦那 柊一郎(27歳)×金髪のアメリカ人ジューナ(24歳)
金髪アメリカ人ジューナの若女将修行奮闘記です。
加えて、舅と嫁?の大バトルのラブコメというよりはホームコメディかな。
このジューナ君がトンチキでおかしなことを言って笑わせつつも、
愛する柊一郎のために、それはもう健気で必死でいじましいので
可愛くてしょうがなかったです。
受、攻両方に好感をもてるし、周りの人々も本当に嫌な人はいないので
読後感がいいです。
作者の目指す「笑えて心温まるラブコメで読んだ後に元気が出るようなもの」に
なってると思います。
ただ、難を言うならページ数が少ない。
この本薄っぺらくて、135ページしかないんです。
面白かったし笑えたけれど、二人の関係を反対する舅とジューナの
長セリフによる舌戦にページ数の大部分が使われてしまった印象。
そのせいか、攻 柊一郎はどうも影が薄くなってるし、
ラブ要素が足らなくて、どうもBLを読んだ気がしないのです。
テンポが良くて読みやすい。セリフ回しも面白いし、キャラもいいのですが、
もう一つ萌え要素が欲しいかも。
一冊目のシャレード文庫から出た「棒投げ橋で待ってて」は、庶民の暮らしを知らないお坊ちゃまがやらかす外れた言動が、小林さんの軽快でユーモラスな文章とともに大変面白くてお薦めですが、今回のお話も、老舗旅館で金髪碧眼の美青年が起こすズレた言動が笑える・・・と似た趣向でしたね。
語り口の面白さは健在です。
しかし正直に言いますと、面白さでは「棒投げ橋で待ってて」の方が上だったと思いましたですが…。
柊一郎とシューナは、初めから恋人同士として登場します。
旅行代理店で働く柊一郎が、ジューナの個人旅行を扱ったのが縁で、2人は恋人同士となりました。
しかし、ジューナが夏休みでアメリカに帰っている間に、柊一郎の母と祖母が交通事故に遭い、母は亡くなり祖母は大怪我をして、柊一郎は実家の老舗旅館に帰らなければならなくなってしまいます。
柊一郎からのメールで事態を知ったジューナも、柊一郎を慰めようとアメリカから戻り、旅館を訪ねてきますが、柊一郎の『友人』として滞在するはずが、予期せぬ『女将候補』、つまり親が勝手に決めた柊一郎の許婚の出現で、柊一郎の父や弟の前で「恋人宣言」。そして、若女将に「立候補」してしまいます。
その後は柊一郎の父・龍一郎(りゅういちろう)にイジメ(実際は違います)を受けながらも、老舗旅館の若女将修行に奮闘するジューナの“細腕繁盛記”となります。女将になったわけではないんですが。
厳しい龍一郎に時には涙を零しながらも、一生懸命仕事や習慣、もてなしや心を学ぼうとするジューナ。板長や、柊一郎の弟などもジューナを支えます。
龍一郎も、厳しい頑固親父ではありますが頭は固くても芯から冷淡なわけではなく、柊一郎の許婚・麻衣子(まいこ)もサバサバした気風のいいフェアな女性で、単に女将になりたいだけで柊一郎に恋してるわけではないので、悪役というわけではありません。
そこかしこに情や暖かさが漂ってました。
しかし、肝心な柊一郎は……。
ちょっと頼りなくない?(笑)
恋愛面でのあれこれはお話ではあんまり目立ってないように思います。全然ないわけではないですが、メインはやはりジューナの頑張り。
柊一郎はいいヤツですが、龍一郎との間に立って、もうちょっと代わりに言ってやってもいいような気がしましたが……。周りが強すぎるのか、庇う気はあっても最後までちゃんと言えないんですよね。歯がゆい…。
個性的な面々の中では、ちょっと弱気な男に見えてしまった。
夏休みが終わり、ジューナの修行が身を結ばないままにラストとなってしまったのもちょっと物足りなかったです。「嫁に来い!」ってんですから、嫁に行くまで読みたかったですね。