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嫌がられても、イチャイチャしたい
akuyaku ouji ni tensei shita no de oshi wo shiawase ni shimasu
あらすじに「推しとのいちゃらぶ攻防戦、開幕!」とありますが、まさに「開幕」なんです。
他の方のレビューに書かれていますし、確認の為に読み終わってからアルファポリスを確認して来ました。
この巻ではやっとノクティスとジョシュアが両想いになったところで終了しています。
なので全てが回収されて終わってないのです。これは続編を出さなければ読者も作者さまも浮かばないと思います。せめて連続刊行とか帯にでも入れてくれれば安心出来たと思います。あとがきもありませんからね。
作品自体は軽妙なタッチで凄く面白いんです。秋吉しま先生の描く表紙のジョシュアも凄く綺麗で色っぽいし、ノクティスも男らしくて素敵です。イラストに惹かれて購入する方もいると思うんです。
身体が弱いけど悪役王子としての矜持を捨てずに、ノクティスの為に一途に頑張るジョシュアが凄く可愛くて魅力的なんです。ノクティスの雄っぱいに萌えてるジョシュアに何度もクスッとしました。ノクティスの心がヒロインに向いてると思ってても、彼を幸せにしたいと思ってるのがとてもいじらしくて好感がもてました。それに悪役王子だけど正義の味方なのが凄く格好良いのです。
そして悲しい過去を持ち冷徹で頑固だけれど、本当は心優しいノクティスが良い男なんです。ジョシュアを受け入れない理由に凄く泣けて来ました。
そして本編の中でジョシュアの胸にはある印があることが分かってて、それが何なのかはまだ明らかになっていません。また、魔力の巡りが悪くて身体があまり丈夫でないのでたまに寝込んでいます。そしてジョシュアの父王の意味ありげな言葉の意味も明かされていません。
更にジョシュアをパーティーで襲った、悪役の1人であるズロー侯爵の沙汰も分からないまま終わってます。
これでは評価をつけ難いと思うし、紙本しか知らない方は低評価を付けてしまうと思います。
これがアルファポリスさんの売り方かも知れませんが、作品と作者さまには罪は無いと思うので続きが出る事を期待して萌2評価とさせて頂きました。
今回は人間の国の大公と獣人国の第三王子のお話です。
悪役令息として転生した受様が
同じく悪役の攻様の大切な人となるまで。
受様は獣人国の第三王子です。
視線をさ迷った3才の時に前世を思い出しますが
20才で死んだこと以外は曖昧でした。
しかし成長過程でこの世界が
前世の小説世界である事に気づきます。
その小説はアニメ化までされた恋愛ファンタジー小説で
人間、獣人、龍人、妖精族が共存し
人間以外の種族は仲良く暮らす世界です。
残忍と噂の皇帝に嫁いた光魔法の使い手が
過去の柵や憎しみを乗り越えていく王道モノで
受様は皇帝に一目惚れする当て馬役でした。
しかしながら前世の受様が惹かれたのは
悪役ポジションである皇帝の双子の兄の大公で
彼こそが今回の攻様です♪
双子は不吉とされる帝国で
攻様は父皇帝により皇后付の侍女との庶子として扱われ
ヒロインの幼馴染として惹かれあう仲でしたが
陰謀に巻き込まれて命を落とします。
受様も小説と同じように好き勝手に生きていたら
破滅するポジションですが
推しの攻様の死を回避するために軌道修正し
帝国を苛む瘴気の原因解明の助人として
大公の婚約者として帝国に行く事を望むのです。
父王や兄妹は大反対をしますが
未来を知る受様は期限を切って帝国へ向います。
果たして受様の恋と望みは叶うのか!?
WEB小説サイト「アルファポリス」連載の
Web小説を改稿しての書籍化で
小説世界に転生した受様と受様の推しキャラである様の
異世界転生ファンタジーとなります♪
悪役転生モノももふもふも大好きだし
カバーイラストの2人が素敵だったのでGETしました。
悪役令息ってお邪魔虫なので
転生した気づいた受様って回避のために健気に頑張り
攻様をGETする展開なのがMYツボなのですが
受様も攻様も悪役っていうのはお初でした。
本作の攻様はヒーローとの対比として
薄幸な役ところを振られた悪役ポジションなので
受様が攻様推しなのは納得で
そんな受様が策略を巡らせて全く受様に関心のない攻様に
近づいていく展開はドキドキで面白かったです。
受様の前世と現世がリンクしていくような展開も
受視点であるが故に前世の受様の秘密が
巧妙に伏せられたままでお話が進んでいくのも
ワクワクを掻き立てられて良かったです。
ただ本作は受様が攻様と両想いとなるまで
だったのですよ ๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐
受様が定めた期限、受様に刻まれた印という伏線は
回収されていませんし、
何より2人が両想いになっただけという終着点は
まだ物語は"承"止まりということですよね!?
LOVE要素が低いので「萌」としましたが
今後の恋愛展開と王宮内政争がどう転がるのか
続きを待っています。
小説「希望のフィオレ」の世界に転生した主人公ジョシュアが、推しの大公ノクティスと幸せになろうと頑張る話です。
小説の強制力とかあるのかなと思ったのですが、それは余り感じませんでした。
健気なジョシュアも、キス未遂を腕立て伏せで誤魔化そうとするノクティスも面白かったです。
軽そうなジョシュアですが、実は余命が決まっているとか切ない裏事情が隠されています。その辺りで二面性があるというか。ジョシュア目線でストーリーが進むのですが、張り切る→落ち込む→元気出す、陽気→悲しむと感情の起伏が目まぐるしくて、1冊通してはちょっと読むのに疲れるかなぁという印象もあります。でも楽しかったです。
ネット掲載を読んでいた者からすると(現在は閉じられてますが)、続きが読めるのかとワクワク期待していたところ、ここまでなのかい!特典カートでなく、本書にも収録した後日談SSが欲しかったよ!という気持ちです。可愛らしいイラストがついたのは嬉しかったですけど。電子書籍には限定特典とかあるのかなぁ。
両思いになった、というところでおしまいで、まだあれこれ解決できてないと思うので、続きが出るなら読みたいでーす。