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sekai ga owarumade kimi to
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
長期入院中の母。
仕事と看病と育児に、ゆるやかに疲れていく父。
小児喘息持ちの無邪気な弟。
それを背負う中学生の有理。
そんな有理は、父親の友人高宮の家で
王子様のような容姿の怜人に出会うんですよ。
たくさんの不幸がつまってて
有理と怜人が抱えているものはすごく重いはずなのに
杉原さんの文体は、どこかやさしくて温かいので
ふわふわとした世界観の中にいる感覚がするお話です。
速水家と高宮家の父と息子は、非常に似ていて
同じような人に恋をしたけど
同じようでいて有理と怜人は、父達ではなく彼等の恋を突き通す。
悲しい思い出の中から模型の車という小さな幸せを胸に
車の仕事に就こうとする有理は、非常に前向きだなと思った。
破滅的な恋を選んだ父親たちと
守ろうという恋を選んだ息子世代。
守るといっても中学生や、大学生の彼等の力は弱くて
それでもがんばってるところが泣けた。
こんな綺麗な恋ができるっていいな。
じりじりと相手を思う熱っぽさは伝わるけど
結末が最後まで見えなくて、時々涙しながら読んだ。
大好きだ。
まあ、大学生が小学生を育てるとか・・・
小学生をひとり置いてお兄ちゃんが外泊してるとか・・・
いろいろ細かい部分でつっこみはあるけど。
なんか杉原さんの話って、どこかいい意味で浮世を忘れさせてくれる
ファンタジックな香りがして好きだ。
久しぶりに感動した商業BL小説でした。
電子書籍で冒頭を立ち読みし、杉原理生先生の繊細な文体、想像していた物語と異なり気になり購入。
杉原先生の本は初めて読んだのですが、丁寧な心情描写、ロマンチズムを感じる比喩、子供の親を見る視点などとても繊細な文章で進むごとに重くなる話をまた繊細な文体で書くと余計に重さが増すのも良かったです。
あらすじは上記にあるので割愛。構成は過去と現在の二部構成。
一章はBLでは珍しい主人公の回顧録のようなはじまり。途中で語り手である主人公の過去と現在が入り混じる繋ぎ方が素晴らしかったです。主人公二人の恋愛描写がとても丁寧に描かれていて、なぜお互いが惹かれあうのかということがストンと落ちてきますね。
そして二人の恋愛描写と同時進行の覆せない現実。物語の最初有理は夢のようだとしきりに言っていて最後夢から目覚めたように悲惨な結末を迎えましたが、夢の中なのは父親たちとってで子供たちにとっては夢のような現実だったんだと思いました。そして夢のような現実の過去から二章の現在につながると。二章ではもうひとつのカップリングともいえる父親たちの心理描写がはっきりと描かれてないからこそ二章の息子達の状況に父親達の疑似的心情を投影して読むこともでき面白かったです。
一つ不満を言うなら、一章が一年をゆっくりと丁寧に描いたのに対して二章は少し展開が早いと感じました。最後は怒涛の展開でしたが二章はもう少し全体を長くして読みたかったです。
登場人物はでいえば、重い過去を抱えながらも前に進もうと生きている登場人物たちには脱帽ですね。そんな風にはなかなか生きられない。
そんな魅力溢れる登場人物達ですが主人公二人は物語の中で人物がとても綺麗に完結しているので語ることなしですが、大人組三人は描かれていないからこその魅力がね!!
まず、怜人の叔父康広のキャラクターが絶妙な立ち位置で秀逸でした。
普通のBLだったら当て馬になったり、攻めの怒りを買いぶつけられるキャラクターですがそのようなこともなく本音が見えそうで見えない飄々とした引っ掻き回すけどキーパソン的人物。
怜人父も学生時代に好きな人の駆け落ちを見せられ、再会したら助言もらったけど金銭援助をした後出てかれかなり不憫に見えるけどあのお城の時間は蜜月の時だったのかどうなのか。速水一家に出てかれた後、妻を失った有理父と似て非なる状況に陥り鑑みるのでしょうか。最後に怜人父が怜人と前を向こうと決めて怜人に告げたのは本当に良かったです。
案外あれは親の都合で(実親同士ですが)盥回しにされ、家族を欲しがっていた怜人には一番の言葉だったかもしれないですね。
そして!王子と呼ばれる程の容姿を持ちながら嘘は上手く生きるのが下手な有理父が…。
プライドの高い彼が妻や子供、家族のために昔恋慕を寄せられていた男に金の工面に行き、上手な嘘は自分を一番苦しまているのに家族のためにつかなければならないけど覆らない現実に追い詰められていく彼を思うと…。
みんなが幸せだと思っていたお城で彼は一人で苦悩している様が話が進むとじりじりと読み手には伝わりいつ爆発するかと思ったけど爆発なんて優しいものじゃないのもまた辛い。
有理が母親の死期が近いときに“神経が研ぎ澄まされていったら、僕の神経はそのうちに確実に壊れてしまうに違いなかった”というのはまさしく有理父自身で。
怜人父を最後まで利用した酷い男ですが最後実家に帰り父息子3人で少しでも前に進もうとしてたと思いたい…。
そして彼はどこかで生きているのですかね。BL的には一度死んで怜人父と輪廻転生するのが一番幸せな気もします。(笑)が結局愛妻家の彼はもう一度妻に会いたいのかな。うーんこの二人への考察は萌えすぎて文章にまとまらない!
やっぱ有理父と怜人父が主役の小説が読みたいな~~~~~!妄想するよりやっぱり杉原先生の文体でないとキャラが浮かび上がらない!
学生編と同居生活編が読みたいです。バットエンドだけど…。どうにかならないですかね!杉原先生ルチル文庫さん!!
とりあえずこの気持ちははBLCDも発売しているのでCDを聞いてこの抑えたいと思います(笑)
私の拙い感想では全然素晴らしさが伝わらず歯痒い!何か面白いBLを探している方はぜひぜひぜひ読んでほしい小説です。
なんとなしに読んでみた小説でしたが久しぶりに追いかけたいと思った作家さんに出会えました。杉原理生先生の他の作品も読んでみたいと思います。
入院生活を続ける儚げで病弱な母親を思いながら、
父親と小さな弟と暮す有理。母親の不在を寂しく感じながらも、
華やかな父親と可愛い弟と過ごす楽しい毎日の描写が心温まります。
親子仲が良くて、貧しいながらも幸せなんですね。
そんな幸せ家族を見ていると、
こちらまでほこほこして癒されるのですが。
母親の病状悪化に伴い、家計が困窮。
切羽詰った父親が子供達を連れて身を寄せたのは、
大学時代の親友・高宮家でした。
友人宅へ身を寄せる苦渋の選択をした
父親の気持ちを思うと、少し泣けました。
高宮家には、有理と同い年の息子(怜人)がいました。
王子様と称される優しい怜人に、
初めは反感を持ちつつも次第に心を開いていく有理。
そして怜人が時折見せる寂しげな笑顔の意味や、
彼が語らない身の上が気になりだし、気がつくともう、
どうしようもなく怜人に惹かれている有理。そして怜人も……
少年同士がぎこちなく距離を詰めていく過程が初々しくてたまりません!
初めての同性への恋に戸惑いながらも、相手への熱情を止められず、
若さゆえに暴走してしまいそうだけど、しない。
二人の微妙なバランスにドキドキです。
そんな有理と怜人と平行して描かれる、二人の父親同士の葛藤と確執。
キラキラと真っ直ぐな恋を育てる少年達とは対照的に、
大人の世界は複雑で薄暗く描かれて行きます。
有理と怜人の恋の行方も気になり、好きなのですが。
私はどちらかというと、父親達の関係にとても心惹かれました。
自分に向けられる恋情を逆手にとって、利用する卑怯な男。
利用されているは百も承知、それでも手を差し伸べる男。
この二人の関係は作品中では事細かくは書かれていません。、
なので彼らのちょっとした会話や雰囲気、行間を読んで
色々と想像しなくてはいけませんが。
二人の過去から現在までの確執を妄想し、萌えが大爆発。
萌えに萌えてしまって、大変でした。
あの二人は過去に一度くらいは肌を重ねたような気がするし、
でもプラトニックだったと言われても納得で萌えます。
全体的にリリカルで、どこか浮世離れした御伽噺のような雰囲気ですが、
丁寧な心理描写が読み応えたっぷりの大満足。
とても好きな作品です
評価だけあげてレビューはしないでおこうかと思ったのですが、とても印象的な作品だったのでやっぱり語らせて下さい!
杉原さんの作品は確かに好き嫌いが分かれるとは感じます。
◯受の一人称、加えて乙女
◯攻が少女漫画の男の子並の王子設定
◯展開が間怠っこしい
◯ファンタジー
こういったのが苦手な方にはオススメできないかもしれません。
ベタといえばベタです。中学生の頃に出会って惹かれ合い、やがて家庭の事情で引き裂かれ、それでも忘れられず、数年後に再会。だけど片方は事故により記憶喪失。
怜人にしても、有理にしても結果的には大人に振り回された形にはなったけど、二人とも誰のことも恨まず、ただひたむきに生きようとするのですよ。十代のまだ経済力もない子が親の縁に恵まれず、精神的にも辛い思いをしながらもお互いを想う姿に心打たれました。
とくに怜人は、本当に有理を愛しているんだなぁ、と思いました。親の仇でもある有理を憎むことなく、かといって無理矢理抱く事もせず、夜中に来ても静かに受け入れ、突然泣きだす有理の涙を拭う怜人…男前過ぎる!
有理の父や康広の思惑は最後までよく分からなかったのは、残念かな。
私としてはスピンオフより続編を期待したいです。ふたりが一緒に暮らし始めた後のラブラブっぷりをみたい!
杉原先生の作品は初めて読みました。レビューが多かったせいか以前から興味はあったのですが、やっと読む事が出来ました。
感想として、綺麗な物語だと思いました。有理と怜人、初めてお互いが出逢い、運命のいたずらか別れがあり、そして偶然の再会。
どの場面も作者さんの表現や場面がとても良いんですよね。
お互いに幼い頃から家族環境による苦労や悲しみ。そしてそれをお互い決して口に出さず、自分の胸にしまい、そして苦しんで。
一度は怜人は記憶を失くしたまま有理と再会するのですが、やはり2人の絆は強かったようです。怜人は徐々に記憶を戻して行きます。それがまたロマンチックなんですよねー、萌えます。
最後はハピエンの様でしたが、有理パパはどうしたー!? 是非スピンオフを!
2007年の作品ということですが、ここ最近のBL小説に無い素晴らしい、杉原先生独特の世界観に浸れました。
母親をなくして、中学二年生の有理は父と弟の三人で暮らしていた。
やがて三人は父親の友人である高宮の家に身を寄せることになる。
高宮は彼らをあたたかく迎えてくれた。そして、そこには有理と同じ年の息子、怜人がいた。
無邪気に怜人に懐いた弟をよそに、彼に反感を感じずにいられない有理だったが……
心情で読ませてくれるよいBL。
一人称で昔を懐かしむように語られる物語は優しいです。
中学二年生からはじまって、二人が気持ちに気づく~別離までの一章と、5年後記憶喪失~再会の二章。
中盤~2人を邪魔する伯父さんの真意がイマイチわからなくて、なんかただの悪役で障害って扱いになってしまっているのがもったいないなーと思いました。
すごい綺麗なBLだった。
二人の一途さとか。
時間の流れの中で変わるもの、変わらないもの。
記憶喪失っていう使い古された展開も、この作品にこそふさわしい気がする。
最後はしっかりハッピーエンドです。
現実的かどうかは置いておいて、この世界観にひたるのも楽しみの一つかと。
なんかこういうお話を読むとBLも少女小説だよねということを思い出します。
イラストが高星さんっていうのも要因の一つかもしれません。
CD聴いたので、過去のブログをひっくり返したら出てきた感想を転載します。
2008-6月
夕べの睡眠不足の原因です。
大人の事情の荒海で翻弄される木の葉のような少年たちのお話。
それにしても、何度も逆境に立たされてもへこたれない、有理君に脱帽。
高星氏の絵に合うようなお話にしたとのことですが、もっと人間臭い人の絵のほうが合うんじゃないかと思いました。
こんなに妖精っぽい儚げな少年じゃないでしょ?
ファンタジーな感じなのは高宮邸のたたずまいくらいじゃない?
そういう意味では高宮パパが一番乙女でしたね。(ガタイは一番男っぽいようですが)
子供たちよ、これからは幸せになってね。
心に残ったシーンとかあるけど、書き抜く?長くなるけど書き抜く?
★怜人の叔父・康弘に言った有理のことば
「あなたは―ほんとに暗いとこに行ったことがないんでしょう。だからなんでも斜めに見たもののいいかたをする。白いものでも、ちょっとのケチをつけて、真っ白なんてありえない。黒いんだっていいたがる。だけど、ほんとに暗いところにいたら、黒いものなんて見えないんですよ。暗かったら、迷うことなく、わずかにでも光のある方向を選ぶ。いまいる場所より、暗いほうになんて行きたくないんですよ。あなたがいくら真っ黒い方向にばかり行きたいからって、その価値観で俺を測るのはやめてくれませんか」
★怜人のことば
「有理はいつも人のことばかりだ。父親のため、母親のため、弟のため・・・。父親のやったことを自分の罪のように背負って、俺が傷つくから、そばにいられない?じゃあ、きみはどうするんだ?学がいつも傷つかないように、幸せにいられるように夢みたいな話を作って聞かせてあげて・・・それで、きみの夢は?」
この二人の台詞で、このお話の重要な部分を知ることが出来ると思います。
頭の1/3くらいは、当直中にたんたんと読んだのですが、残りが大変!殆ど泣きっぱなし。
キリのいいところで寝ようと思ってたのに先が気になって、もうちょっともうちょっとで読み終えちゃいました。深夜アニメの録画予約のスイッチが入って切れてもまだ読んでいたという…睡眠時間としたら3時間ないんじゃないか?で、泣きながら読んでたので、今朝のオバサンの瞼は久しぶりに一重になっておりました。
だって。
二部作なんですが、前半部分がとくに好きでした。
14歳と14歳の、無力で寂しく、でも芯の強い少年ふたりが心を通わせてゆく様子は、胸が絞られるようでした。
二人の少年の父親同士の微妙な関係も良かったですねぇ。はっきりとは描写されないんですが、行間から伝わってくるんです。この父親二人の関係は最後までハッキリとは書かれていないんですが、どう想像しても、萌えるし、切ないです。肉体関係があっても萌えるし切ない、一度だけとかでも萌えるし切ない、なくても萌えるし切ない。
14歳同士とオヤジ同士、ショタ萌えもオヤジ好きもどんと来いですね。
うぉー、杉原理生さんうめー!と、目頭を熱くしながら読みました。
二部はそれから四年後。大学生になった二人は再会します。
この二部でちょっとだけテンション下がったかな。
面白かったんだけど、記憶喪失ネタだったからちょっとガックリしたというか。韓流ドラマのせいで記憶喪失ネタに食傷してる自分が恨めしい。
ただ、初エッチの場面は心撃ち抜かれました。ラブラブでエッチしたんじゃなく、別れを決意してのエッチです。思い出が欲しいだけのエッチ。萌えた。
結末はハッピーです。
いいお話でした。
こちらにも、寛容で深い愛の男が出てきますが。。そうはすんなりカップルにさせない杉原先生(T_T)ヒドイ
いとしさを追いかける風に、回想を交えながらストーリーは進行していきます。
怜人(れいと)を好きになって思いが通じ合った有理なのに、そこから急転直下です。
妻を亡くし自暴自棄になる父親につれられ怜人のもとを去ることになる有理。
ネタばれになりますので、言いませんがそれで終わりません。これでもか、これでもかとあなたは、六青さんか(笑)と言うぐらい、有理を襲う不幸の数々・・・
襲いくる不幸にたいしてどう主人公を対処させるかで、作家さんで違いますよね・・
必死で抵抗しないところが、杉原さんかな。
あきらめきれない熾火のような想いを抱えながら日常をひっそりと生きていきますね。無抵抗に流されてるといえばそうだけど、あきらめきれない想いを抱えて、我慢してるってなんだかいいじゃないですか。
何かを変えてやろうってアグレッシブな主人公も良いけど、普通の人は、悶々としながらやっぱりこう日常を淡々と生きていってるじゃないですか、そんなところが、妙に共感するかなあ。。
熾火のような恋は、燃え上がるときには燃え上がりますよ。。笑
そして、すべてを許し受け入れる怜人の優しさは、やっぱり杉原さんらしさですので、「いとしさを追いかける」の掛井先輩とかぶってもご愛敬・・f^^;)
萌萌萌。(MAX:萌萌萌:めちゃオススメ)
抒情的で優しい文体はどこか危ういものを孕みながら、静かなトーンで作品を紡ぎだしています。入り込むというより引き込まれるという感覚が近いかもしれません。
家庭の事情を抱える二人の少年の恋、14歳から19歳までの思春期を淡々と瑞々しく描いた物語です。
おとぎ話のような話をしようか――と、19歳の有理の回想で始まる第一部。
母に迫る死への不安に無理やりフタをするように、父と弟と夏休みのような日々を送っていた14歳の有理。
しかし、金策のためか父の友人高宮親子と暮らすことになり、これがその息子怜人と有理の出会いになります。そしていつの間にか惹かれ合う二人。
穏やかで優しい怜人、無邪気な弟や不思議な関係の父たちとの静かな日々は、しかし母の死によって残酷なまでに一瞬で崩壊していきます。
やがて有理の元に残ったのは喘息もちの弟ただ一人。
時は流れ、弟との二人暮しを送る19歳の有理の第二部に続いていきます。
作品自体はそれこそおとぎ話のような作り物めいた印象なのに、登場人物たちは奇妙なリアリティをもって迫ってくるというなんとも不思議な感覚に襲われました。
なぜだろうと考えたのですが、登場するエピソードが秀逸だからかも。
例えば父親の優しい嘘、弟との空想ごっこ、鏡に天井を写しての倒錯的な散歩、傷跡の見せっこ、背中合わせで夢中になる模型作りなどなど。
その一つ一つが思春期独特の感性ならではのものなのです。
『葉が落ちるのは見たくない。それが踏み潰されるのはもっと見たくない。』
これは有理の、母の死への怯えややりきれなさの比喩なのですが、こういう杉原さんの繊細なセンスとても素敵だなあと思います。
じっくり浸れました。
むつこさんが先におっしゃっているように2部での展開がええー?と、私も違和感があってちょっと残念。
でも、父親二人の関係にやばいくらいに萌えてしまいました。妄想が止まらない……
~独り言~
こんな瑞々しい素股シーン読んだの初めて。
ついでにコッチでも…
スイマセン、しつこくコメントしちゃって。
『13階のハーフボイルド』も好きだというのを聞いて、どんだけ嬉しかったかを書いておきたくてw
羊さんもともふみさんも、いつか『13階~』のレビューをしてくださいね~!
あのサドなラストを読み、続きを待ち焦がれる仲間を増やしたい、そんな私もサドですww
むつこさーんっ
数冊しかまだ読んでないんですが、私も「37℃」がぶっちぎりで1番好きです。で、次がこの本。一緒ですね♪
杉原さんオヤジ層苦手らしいんですが、むしろオヤジ本書いてほしいくらいです。
そういえば最近じわりじわりと「37℃」がランクインしてきてますねー!
ニコニコにやにや眺めてます。
そんな感じで「十三階のハーフボイルド」もみんな読めばいいのに!と思いながら、むつこさんと羊さんのコメント読んでました。笑
ここにも続きを待ち続けてる人間がいますからーっ
ユニットもいいけど個人で新刊をお願いしますーーーーーーーっ
あの状態で放置プレイなんてひちわさんSすぎる…
そういや私もスマタにドキドキしました…
杉本理生さんは、地の文が本当に美しい作家さんですよねぇ。ともふみさんがいままでレビューされてる杉本作品は、私の好きな杉原作品の、一番と二番です!(一番は『37゜C』)。
両方のお父さんを中心とした悲恋物語は、その子供の視点を通して、曇りガラスから覗き見るような曖昧さだから、逆に想像(妄想)が膨らんで萌えたのかなァとかも思いました。
まあ、ただオヤジが好きってだけかも知れませんがw