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kuroki kemono ha okubyou usagi ni saiai wo kizamu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
月森あき先生の作品は初読みでした。ちるちるさんの情報欄の既刊本は2018年からになりますので比較的新しい作家さまだと思います。
他の作品は読んでおりませんので比べる事は出来ませんが、こちらの作品を読む限りはすっきりとした文章でキャラも魅力的でした。
サマミヤアカザ先生の描くジェラルドがミステリアスでアールが美しく可愛らしいです。
さてお話ですが国軍の司令官であるジェラルドが見に覚えの無い罪を来させられそうになったり、ジェラルドの言葉の端々から誰かが陰謀を画策している事が分かってきます。
そこがこのお話の最大の盛り上がりなのでネタバレ無しにしたいと思います。読んでると黒幕が誰かは想像通りだからです。
Sub専用寄宿舎ではDomに献身的に尽くす教育を受けて来たので、アールにどんなに言葉を尽くしても教えと違う事が入って行かないのが凄く焦ったいのです。
なのでジェラルドがパートナーで恋人同士であるアイザックとジゼルと会わせても、アールにはイマイチ響かないんですよ。ジゼルは寄宿舎時代から有名で希少種だから自分とは違うと思い込んでいるんです。
このアイザックが凄く陽気で面白い人なんですが、ジェラルドの幼馴染みでジェラルドにとってはとても大切な人物なんです。そしてそのパートナーであるジゼルもとても魅力的な人物でした。この2人がパートナーになった時の詳しいお話は、コミコミスタジオさんの小冊子で読めますので購入する際はコミコミさんをお勧めします。
アールの自信のなさとジェラルドがあまりに堅物過ぎて、これでもかとすれ違う様子が凄く焦ったくて萌えました。
たまに主人公たちが無事にくっ付くと、途中の事件やその結果を書いてくれない作家さまもいますが、ちゃんと国を揺るがす陰謀の結末と首謀者の末路が書いてあって読後感も良かったです。
ジェラルドがとても思い遣りのある人物なのでDom/Subユニバースが苦手な方とか、まだ読んだ事の無い方の入門編として最適な作品だと思います。
大いにすれ違うので2人が結ばれるシーンは最後に少しでした。
なんとなく買ったのですが、どうやらウサ耳シッポに弱いんだ…と今回気付きました。耳を持ってオロオロする等という記述に盛大に萌えたのです。攻め受けのキャラやお話が超良かったとかではないので萌にしました。本編250Pほど+あとがき。ウサちゃんや、慎重派攻めがお好きな方でしたら良いのかも。
数少ないSubのみが入れる学校に入り、Domのための教育を受け、いつかパートナーとして選んでもらえるのを待っていたアール。事情あって18歳になる直前まで選ばれなかったのですが、ある日学校を訪ねてきたジェラルドに選ばれて…と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
アイザック(ジェラルドの側近)、ジゼル(アイザックのパートナー)、悪党少々。ジゼルのキャラが無茶苦茶好き。このカプでスピンオフほしいんだけどなあ。てか、こっちがメインで良かったのでは?!と思うぐらい好き。ツンデレって売れないのかな?
++良かったところ
受けさんは健気っていうほど酷い目にはあっていないと思うのです。トラウマから臆病さんになっている可愛いうさちゃん♡という印象。Subの専用学校に入れられてDomに尽くさなきゃという思考回路の持ち主なので、ジェラルドに何かしないと!と一生懸命考えてますね。困った時?両耳を両手で各々持って・・という感じの記述があり、ああああ可愛い挿絵でみたいのになぜここ挿絵ないのと悶えました。あと、まん丸なしっぽなんですね、すっぽんぽんの小ぶりの桃尻に○っとくっついているしっぽ!!!!!!!!!!!ピンポイントですが超悶えました、あああああ可愛い、触りたい・・・変態ではないはずなんだけど、変態になりそう。
攻めさんはご自身がちょっとハンディキャップ持っている方。攻めにハンディありって設定を読んだのは久しぶりかも。それでも役目を果たすべくこれまで色々ご苦労されてこられたんだと思います。イケメンでこっちも頑張り屋さん系統なんでしょうね。Domですが、受けに対して強く出てこないです、様子見ながらそっと近付いて、というタイプに感じました。
Dom/Subそんなにたくさん読んでいないのですが、各種設定は王道じゃないかなと思います。受けがびくびくうさちゃんなので、プレイも可愛い方だと思います。
上にも書きましたが、アイザックとジゼルの関係の方が超好みっぽいのでスピンオフ熱望です。出版社様、先生、なにとぞなにとぞ。彼らがどういうプレイするのか気になってしょうがないー!