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あらすじを見て、ありがちなストーリーと思って期待してなかったのですが、すごく萌えました!
攻めの慎二は、受けの響也に対して、冷酷で傲慢に振舞っているんですが、それは響也が兄である前社長の渋沢の愛人だと誤解してるからで、本当は響也にひと目ぼれで、ずっと好きだったんです。
響也を秘書にしたいと狙っていたら、その気持ちを兄に悟られて、横取りされてしまったので、今度は慎二が兄を社長の座から追い落として、響也を秘書兼愛人にしたのです。
響也は、敬愛する渋沢を社長に復帰させるために、慎二の秘書になって、身体をはって情報を得ようと頑張るのですが、慎二に対して嫌々というのが丸わかりな冷たい態度を崩しません。
響也が寝ぼけて微笑みかけてきたとき、慎二が「起きているときもそれだけ素直なら…」とつぶやくシーンで、切ない恋心にきゅんとしました。
私は攻めの片思いが大好物で、できれば受けには最後の最後までデレて欲しくないのですが、この作品だけは、慎二が健気すぎて、響也に、こんなに思ってくれてるんだから、早く好きになってあげて~と言いたくなりました。
響也の父親がリストラされたときも、慎二が再就職先を世話してくれたのですが、それを、渋沢のおかげと勘違いして、響也はますます渋沢に心酔しているのです。渋沢も、お礼を言われて否定しなかったというので、この人は紳士の仮面を被った腹黒なんだとわかりました。
結局、渋沢が響也を利用して慎二を陥れようとしたことが露見して、響也は渋沢に幻滅し、慎二を好きになっていたことにようやく気づくのですが、響也から告白された慎二は呆然!とっさにリアクションがとれず、せっかく告白してくれた響也に引かれてしまいました(笑)
もちろんその後は慎二も大慌てで引き留めて告白し、晴れてラブラブでしたよ!